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映画「007 ロシアより愛をこめて」

最初「ロシア寄り合いを込めて」って変換されちゃた。寄り合いっていいな。まだギリギリ死語になってない感じ?

007第2作。ショーン・コネリーがジェリー藤尾っぽい。体毛もゴージャス。前作「ドクター・ノオ」よりもさらに牧歌的。牧歌的という言葉の使い方あってるかな。

細かなパーツをたくさん揃えてつなぎ合わせて1本の映画にした感じ。登場人物がどんな奴で何しに出てきてんのかよくわかんないまま過ぎていく。第1作のヒットを見込んでなくて急いで作ったのかなとか思っちゃう。東映の「仁義なき戦い」シリーズみたいに。

タイトルが「ソビエト」じゃないのは政治的配慮なのかな。公開当時は冷戦真っ只中だもんね。そう考えるとずいぶん大胆な映画とも言える。ボンドガールが西側(女性)のことを気にかけたりして、今ならなんてことないシーンだけど、状況によっては国際紛争に発展することだってあるんじゃないかな。

いかにも子どもが喜びそうなガチャガチャした映画にも思えるし、子どもにはちょっと早いんじゃないのっていうシーンも多いし、一体どの層にヒットしたんだろうかと興味深い。やっぱオジサンかな。

次は名作の名高い「ゴールドフィンガー」。いろいろ楽しみ。



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