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大丈夫な日に仕事を休んでもいい

今日、会社を休んだ。
熱が出たわけでも、用事があったわけでもなく、突発的に休むことにした。

もともと、調子の悪い週ではあった。自分の体調や気分はムラっけがあって、それが生理周期とぴったり重なることを自覚している。

だから今週は無理をしないのが吉だと、そこまではわかっていた。
わかってはいたのだけど、昨晩うっかり悲しかった出来事を思い出して、手がつけられないほど悲しい気持ちでいっぱいになってしまった。

定期的に思い出しては悲しくなるので、珍しくはない。ただ昨日は、悲しさが深く、長かった。
好きだった人、それもぞっこんだった人に振られた女の子といい勝負ができるくらいには泣いた。いや、競わなくてもいいのだけど、例えとして。

そんなわけでメンタル大暴落の夜だった。
そんな日でもちゃんと寝れるのだけど、自分の土台はぼろぼろ。明日は休もうとうっすら決めて眠りについた。

翌朝、悲しい気持ちはそれなりにおさまった。目元がどんよりとしているけど、普通の顔をして会社に行って、ぼちぼちと働けるくらいには大丈夫だった。

今日どうする?

ふとんの中で一瞬考えて、やっぱり休むことにした。
今日は大丈夫でも、多分週末までもたない。だったら今日は休んで、復活して働こう。

1週間のスパンで考えれば、今日無理をしてぼちぼち働いても、1日休んで残りの日でしっかり働いても変わらない気がした。これは自分の中でも納得できる考え方だった。

朝一番、上司に休みの連絡をして、そのまま眠った。気がついたら11時まで寝ていた。


自分のことながら、ちゃんと休むことを選べてえらいなと思う。
どちらかといえば、こんな日は気合いでなんとか乗りきろうとするタイプだった。ペースを落として、でも走り続けるみたいな。
それが今日は歩くことすらやめて、完全に休むことを選んだ。

休んでみて思うのは、必要な休みだなってこと。
起き出してからは家事をひと通り終わらせて、近場でランチに行った。

まるで普通の休日。

会社に行っていてもなんとか動けたとは思う。
でも今の自分には休みが必要で、必要な休みを選べてよかったと思う。
(もちろんその働き方ができる環境にも感謝している)

大丈夫なときに、休んでもいい。なんなら休んだほうがいいこともある。
どんどん自分にやさしくなろうと思います。

・ ・ ・

📖思い出した言葉

「いや、まじめというのはね、悪くないけれど、少なくとも自然じゃない」

砥上裕將「線は、僕を描く」
水墨画の巨匠、湖山先生が青山君に力を抜きなさいと伝えるシーンより



たいしたものはお返しできませんが、全力でお礼します!! 読んでくださり、ありがとうございます!