新規就農の流れと方法論②「品目の深掘り⑵」
⑴からの続き
前回の記事はこちらから
https://note.mu/freshherb/n/nbccce4e30178
前回の記事、品目の深掘り⑴で10a当たりの収支が重要なことはお伝えしましたのでざっくりとしたイメージがついてきたのではないでしょうか。
わかりやすい例としてキャベツをだしてみましたが、同じような動きとなるブロッコリーやレタスなどを調べてみてもよいでしょう。
今回は、⑵品種の選定、について考えてみたいと思います。
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⑵品種の選定
味、形状や耐病性など品種を選ぶポイントはいくつかありますがこれらは販売先の好みや要望に合わせて決めていくことになりますので、ここでは作型に絞って見ていきます。
播種時期の基準は三つあり、気候により冷涼地・中間地・暖地にわかれます。
西日本の中間地を例に出してみます。
//参考
キャベツ
彩音
播種時期7/25〜7/31
定植時期8/20〜8/25
収穫時期11/20〜12/20
ここで重要なことは定植期間や収穫期間に人手に過不足がでないかどうかです。
仮に定植期間が8/20〜8/25の五日間であれば、その日数で植えられる一人当たり株数が決まってきます。
同じように収穫期間が11/20〜12/20の一ヶ月間であれば、その日数で収穫できる一人当たり収穫量が見えてきます。
また作業の平準化のため12/20以降に収穫ができ上手く作業がリレーできる品種やその他作物の選定も必要となります。
//参考
キャベツ
夢舞台
播種時期8/5〜8/10
定植時期8/30〜9/5
収穫時期12/25〜1/20
⑶に続く
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