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夏の陽気のユリノキ並木

    • 伊那谷日記⑤歩いていても誰ともすれ違いません

      伊那谷に来て早3ヶ月。 伊那谷に越してくる前に住んでいた街には、生活に必要な店がほとんど歩いていける距離にあった。 食品スーパー、ホームセンター、TSUTAYA、イオンモール、市役所、図書館… それが今は、歩いて行けるのはスーパーとドラッグストアーだけになってしまった。 ホームセンターが近くに無いのはけっこう痛い。引越直後はなおのことだった。 親戚や友人達への転居をお知らせする手紙にも、「車が無いとどこにも行けません」と書いていた。 伊那谷は南アルプスと中央アルプスに挟

      • 伊那谷日記④淡竹のアク抜き大失敗の巻

        テレビのニュースで長野県内の淡竹(はちく)についてやっていた。 長野県にやってきて初めてその存在を知った淡竹。 細長く、赤褐色の皮を持ち、アクの少ないタケノコである。 アクが少ないって、それだけで価値があると思う。 普通のタケノコはアク抜きの為に調理時間が長いうえに、結果うまくできずえぐみが残ることが多い。 なので、早速近くの直売所へ行って入手してきた。細目4本で200円。この価格も淡竹の魅力だな。 切り口が新鮮そうだったので、ぬかを入れずに下茹でのみでいってみることに。

        • 伊那谷日記➂〜今日も熊鈴は谷に響くよ

          リーンリーンと鈴の音を響かせながら子ども達が登校していく。 ここは信州伊那谷。山も川も近くて、私たちその山や川のそばで生活している。 子ども達がランドセルに付けている鈴は熊除けの鈴で、つけ始めたのはいつ頃からなのだろう? 20年前はなかったと思う。10年前も聞いてないような? 記憶でははっきりしないが、ここ最近のクマの目撃数を考えれば当然の方策と言えるし、鈴にどれだけ効果があるのか分からないけど、できる事がそれ以外ないと言うのが本当のところかもしれない。 私達は登山に行く

        夏の陽気のユリノキ並木

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          宮田高原レンゲツツジまつり

          宮田高原レンゲツツジまつり

          初夏の桜の並木道

          初夏の桜の並木道

          伊那谷日記②〜オオキンケイギクと試行錯誤

          オオキンケイギクが河原にいっぱい咲いている。 黄色い花びらは初夏の日差しを浴びて輝きをまし、川筋を流れる風に揺れ動いている。 黄色い絨毯のようにと言うのはこういうことかと納得する。 私は素直に美しいと思う。 オオキンケイギクは外来植物だと言う。繁殖力旺盛で、日本固有の植物を圧迫しているのだと。 もともとこの繁殖力の強さを見込まれて、工事の後の緑化植物として導入されたらしいが、近年この強すぎる繁殖力により特定外来生物に指定されたらしい。 この美しくも強い花は、特に人が手入れ

          伊那谷日記②〜オオキンケイギクと試行錯誤

          木道〜初夏の入笠山

          木道〜初夏の入笠山

          伊那谷日記①〜始まりは雨の日に

          雨の朝。 アルプスは南も中央も雲をまとっているが、ところどころ頂が見えている。 伊那谷に越してきて2ヶ月、雨の静けさもまた好きである。 静けさと言っても音が無いわけではない。しとしと雨が降っていても、明け方にはカッコウが鳴いているし、屋根の上のスズメ達は今日も元気だ。 濡れたアスファルトを走る車の音はいつもより響いているし、家の中の電化製品もいつもより大きな音に感じる。 今はまだ外で仕事をしていないので、自由に使える時間がたくさんあるのに、うまく使えず、ずっと時間の無駄遣

          伊那谷日記①〜始まりは雨の日に