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伊那谷日記➅今日はプラゴミの日、ゴミの山に考えさせられる

わたしの街ではプラスチックゴミの日が月2回ある。
以前住んでいた街では週に1回あったのだけど、こちらは人口が少ないせいなのかなと思う。
包装に使われるプラスチックのみの回収なのだが、月2回だからなのか集積所に集まるその量に圧倒される。60リットルほどのビニル袋が人の背丈よりもうず高く積まれるのである。毎回。

ゴミの山は全然かわいくないのだが、その隣でゴミ当番をしてくれている町会のおじ様たちは優しくてかわいい。
私がゴミ袋を提げて行くと、向こうから取りに来てくれて運んでくれるし、分別が分からない金属ゴミなども一緒に見てくれて分別してくれるのだ。
本当にありがたい。

包装プラスチックは汚れてるものは基本的に入っていないので、家で保管するにも匂いの心配はあまり無い。
ただ袋が大きいので台所に置いておくのは邪魔になる。
なので、ゴミ箱一杯になったら物置のプラスチックゴミ袋にまとめるという作業を週一回ほどしている。
2人暮らしの我が家では3〜4週間分でプラスチックゴミ袋に一杯となって集積所に持っていっている。
おそらく、以前住んでいた街では週1回の回収だったのでこのようなゴミの山を目にする機会がなかっただけで、私の生活から出るゴミの量に変化はない。
こんなにプラゴミについて考えたりし始めたのはゴミの量が目に見え始めたからだと思う。

私達の生活はものすごくゴミが出ているのだなと実感する。
毎日の買い物は食べて無くなるか、プラごみとして残るかだ。食べ物も買っているがゴミも買っているんだなとつくづく思う。
お肉や魚の発泡トレイはスーパーの店頭リサイクルに回しているがそれでもかなりの量はゴミとして捨てている。
先日は人参1本がビニール袋に入れられて販売されていた。
スーパー側の事情もあるとは思うが、個人的にはそこまでしなくても良いと思ってしまう。

コロナ禍は特に個包装の商品に助けられた。
また直売所などでもきれいな袋に入っている方が売上が良いとも聞く。
だからプラスチック包装が悪いこととも言えないのだが、あのゴミの山をみてしまうとどうしても考えさせられてしまう。

どうしたらいいのか、考える日々は続く。

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