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伊那谷日記④淡竹のアク抜き大失敗の巻

テレビのニュースで長野県内の淡竹(はちく)についてやっていた。
長野県にやってきて初めてその存在を知った淡竹。
細長く、赤褐色の皮を持ち、アクの少ないタケノコである。

アクが少ないって、それだけで価値があると思う。
普通のタケノコはアク抜きの為に調理時間が長いうえに、結果うまくできずえぐみが残ることが多い。

なので、早速近くの直売所へ行って入手してきた。細目4本で200円。この価格も淡竹の魅力だな。
切り口が新鮮そうだったので、ぬかを入れずに下茹でのみでいってみることに。
15分〜20分くらいで味見してみると、あら~おいしい!
ということで、下茹で終了とした。

でもこれが間違いだった。
味見した所は美味しかったのだが、根元の少し硬くて、緑がかった所はアクがあって食べた後にぐぇ〜ってきた。

何とか油を使った料理でごまかせないかと、ごま油でメンマ風にしてみたけど、やっぱりえぐい。
食べられるけどギリギリだ。

いくら直売所と言っても朝どれとは限らないのだろう。
いやいや、私の腕の問題か…
今後は糠か、せめてコメの研ぎ汁でしっかりアク抜きしてからにしようと思う。

今回はアクが一部残ってしまったが、淡竹は普通のタケノコと比べて下茹での時間も短いし、小ぶりなので調理もしやすいし。

何とも悔しいが、まだ淡竹のシーズンは残っている。リベンジを誓う。

しかし、ごま油メンマ風のえぐいやつ。
どうしたら良いものでしょう??

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