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伊那谷日記⑧コイン精米機を使ったことはありますか?

以前はスーパーで精米されたお米を買っていたのだが、最近の我が家では玄米を購入している。
お米に強いこだわりがある訳では無いけど、たまたま玄米がお安く買えるつてがあったのが始まりで…
使ってみるとすごく便利だったのでそれが続いている。もう今年で3年目である。

玄米は一応そのまま炊飯器で炊いても食べられる。ちょっと香ばしい匂いがする。プチプチとした食感も加わる。
でも、やっぱり精米したお米は一段か二段上をいく。玄米何日か食べ続けたあとの白いご飯、止まりません。

なので玄米を精米するために、家の近くのどこにコイン精米機があるかはとっても重要。

田舎なので車で走ってれば見つかるかと思っていたが、意外に見つからず、結局スマホに頼ることに。近くにあるのに気が付かないものだ。
ちょっと横道に入ったところだったり、建物の陰で通りからは見えなかったり、コインランドリーの隣に併設されていたり(コイン繋がりか…!)。
スマホのおかげで、近くにいくつか発見することができた。

以前住んでいた街で良く行ったのは井関農機の精米機、家の近く何ヶ所かイセキが多かった。
今住んでる地域はヤンマーが多いようだ。
地域でシェアが異なっているのが面白い。

機械の特徴もそれぞれ違った。
イセキのは玄米から無洗米、上白、標準、八分つき、五分つき、三分づき、一分づき

ヤンマーのは玄米から無洗米、標準、7分づき、六分づき、五分つき、四分つき、三分づき、二分づき、一分づき

といった具合だ。農家さんも多いからか籾から精米できる機械も多い。
私の感覚だが、イセキの八分づきとヤンマーの七分づきは同じぐらいに感じる。また同じヤンマーでも機械によって少し差があるように思う。

最初の頃は八分づきと五分つきの米をブレンドして食べたりもしていたが、今年からはイセキの八分づき、またはヤンマーの七分づきで食べるところに落ち着いた。
胚芽の栄養もギリギリ取れて、白米らしい味を楽しめるのがここ。
六分づきになると玄米感が少し出てくる。

そんなことを試しながら、我が家の味を探し出すのも玄米から精米する楽しみの一つだ。

玄米は長期保管するのにも向いている。
我が家は1年以内に食べ切れる量以下しか購入しないので夏には食べ切ってしまうが、私の姉の家では10年近く置いてあった玄米も問題無く食べられたらしい。
いつでもお米が家にある安心感も頼もしい。

精米の手間が煩わしくなく、クローゼットに余裕のある方には是非玄米の購入を試してほしいと思う。

先日車で走っていると、クボタの精米機を発見した。今度は是非、クボタでも精米してみたいところだ。


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