見出し画像

未来のワークスタイル 農業編!②-⑥

ワークライフバランス
最近よく聞く言葉かと思います!
コロナウイルスがもたらした影響により、
この言葉がより一層認識されているかなと
感じてます。
ワークライフバランスを考えることは非常に
大切なことだと思うのと同時に、
それよりも前に、
何の為に生きているのかを考えることの方が
何よりも大切かなと思う今日この頃。

「食べ物って何?」シリーズ、今回の記事で一旦、
区切りを迎えます!
最後は私の想いをふんだんに込めた記事を書く予定ですので
お楽しみに!
それでは区切りを迎えるラストの記事をどうぞー!!

画像1

▪️農家の平均年齢と実情

皆さん、突然ですが、クイズです!!!

第1問目!!!

2019年、農業の仕事をしてくださっている
方々の平均年齢は一体何歳くらいでしょうか??

下の4つの選択肢から選んでみてください!!

正解発表の前に必ず
当てずっぽうでも良いので、
真剣に選んでみてください!

当たったら直感的に世の中を
感じ取れている方かもしれません!

① 44.5歳

② 57.3歳

③ 66.9歳

④ 75.1歳


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・ーーー・・・・・ーーー ・・・・
     3        3
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・ ・
・・・・・・・・・&・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


それでは正解発表です!!!!

正解は・・・・・・

③ 66.9歳でしたーーー!!!!!

(農林水産省のデータから引用、
農業就業人口と基幹的農業従事者を足して平均を出してます。)


この事実を知って皆さんはどう思いましたか?

ここにも高齢化社会が来てるんだ。」

「還暦超えても働いている人が平均以上とかやばいな。」

「若者農業やったらいいのに。」

「これ、日本終わりじゃん、、、」

「おじいちゃん、おばちゃん、すごいな、感謝でしかない。」

いろんな思いがあると思います。

私はこの事実を知った時、とても驚きました。
高齢化社会といっても
ここまでとは思っていなかったのです。

画像2

日本の平均年齢が48.4歳
(国際統計データより引用)

その平均年齢よりも20年近く
年月を重ねた方達の多くが現役で自然と向き合っている。

本当に凄い状況だと感じました。

そして、今回は連続で行きますよーーーー ーー!!!

第2問目!!!


農業の仕事をされている方は
現在どれくらいいるでしょうか???

(2019年のデータ参照)

① 603万人

② 297万人

③ 212万人

④ 168万人

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・ーーー・・・・・ーーー ・・・・
     8        8
・・・・———・・・・・——-・・・・
・ ・
・・・・・・・・・%・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


今回もちゃんと選んで頂き、ありがとうございます!!

正解は、、、、、、

④ 168万人でしたーーー !!!

驚きの連続ですね、平均年齢だけでも、
既にお腹いっぱいの状況を更に攻めてきましたね、、、

そうなんです、こんなにも少なくなっているのです。

え?どれくらい少ないのかがあまりイメージ湧かないって?

わかりました、いいでしょう、
わかりやすく例を出しましょう!!!

ざっくり日本人の人口を1億2600万とします。
その総人口に対して、168万人で割ると、、、
75人中1人の方が農業の仕事をやっていることになります。

(農業の手伝いを行えない年齢の人口も入れておりますので、
実際はもっと割合は高くなるとは思います。)

極端な例ですが、
小学校のクラスを例にしてみましょう!
1クラス38人として、
2クラス分の人数は計76人ですね!

給食で使用される食べ物の全ての量、76人分を、
1人の人が生産をして賄っている状況ということです!

画像3

あくまでも例なので、
実際の現場がそうなっているというわけでは無いのですが、
そのくらい農業の仕事をされている人達が
減っているという現状が見えてくると思います!

この2つの事実、
皆さんにはどんなインパクトを与えてくれましたか?

私が生まれた今の時代は、
先代の多くの生命体のお陰で、
基本的には好きな時に好きなものを
食べることが出来ています。

その環境が当たり前では無いことを
表面的には知っているけども、
経験としては味わったことがありません。

経験として体験していないと、
5年、10年、20年、30年後の環境が
いまいち想像もしにくく、
興味も持ちにくいと感じました。

画像4

比較的、物が豊かな環境で育っていると、
今の環境より悪くなっていく可能性の想像を、
身近な現実として想像することが非常に難しいなーと。

まずは、2つの事実を知ることによって、
可能性を情報として知り、興味を持ち、
私の場合はその興味が次への一歩として、
農業の仕事を体験することでした。

その体験をしたことによって、
より具体的な想像を
することが出来るようになっていきました。

私はこれから生きていく上で、
食べる喜びを、食べる体験を
ずっと味わって生きていきたいし、
未来の人たちにも残して生きたい。

その想いを実現し続けていくためには
「どうして生きたいのか」を考える必要があると、
そして、考えるためにはまず、
知らなければならないこと。

知って、思考して、
行動し続ける必要があると感じました!

皆さんはどんな世界を生きていきたいですか?

画像5


っと話が終わりそうな流れになっちゃいましたが、
まだ終わりではございません!笑

少し、ネガティヴに感じてしまう
事実が続いてしまいましたが、
実はポジティブに感じれる事実もあるのです!

それは49歳以下の方で
農業の仕事をされている新規の方が徐々にですが、
増加傾向ではあるのです!

2014年から2017年までは
毎年2万人以上の方が新規で
農業の仕事に携わっているのです!

(増加傾向であることが大事です!)

そして、農地法改正により、
以前よりは農業業界への参入障壁が低くなったこともあり、
企業の農業参入が増加傾向にあります!

法人形態になることで収益率を上げることや、
ライフバランスを整えていくこともできるので、
農業の新しい形が色々と増えていく気がしています!

いずれは農作業とデスクワークなど、
並行または融合して行っていく新しい働きかたや
企業の仕組みが増えていったらなーと、
これからの農業業界、食への想いを考えると、
増えていくことがとても必要だと、
個人的には思っております!

皆さんはこれから「食べ物」とどう向き合って生きますか?


6月26日、花が散った後に
実ができてきました!
これが大きくなっていくんですね!
花が咲いて実がなる、当然ですが、
とても貴重に感じた瞬間でした!

IMG_3763_加工


知るって楽しい、この感覚をより多くの人に広めていきたいと思っています! 自分達の世界を作っていくにはより多くの人の力が必要だと感じています! 私の想いや魂に価値を感じて頂けましたら、それに見合うサポートを頂けたら大変嬉しいです! いつもありがとうございます!