「人生はどこからでも軌道修正できる」 2022年『フリーランス版人生ビンゴ』をつくろう!
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「人生はどこからでも軌道修正できる」 2022年『フリーランス版人生ビンゴ』をつくろう!

フリパラ(フリーランス協会公式note)

あけましておめでとうございます!新しい1年が始まりました。フリーランスの方もそうでない方も、「今年こそは実現しよう!」と心に決めていることがあるのではないでしょうか。

この記事では、博報堂コピーライターから、30歳で夢だった漫画家デビューを実現した『うえはらけいた』さんのお話をご紹介。後半では、うえはらさんが提案する「人生ビンゴ」で、2022年にあなたが実現したいことをリストアップする方法を伝授します!

うえはらけいたさん

うえはら・けいた
1988年、東京都生まれ。コピーライターとして勤務していた株式会社博報堂を2015年に退職。翌年に多摩美術大学グラフィックデザイン学科に編入し、以降マンガを描き始める。しばらく広告会社でデザイナーをしながら活動していたが、2020年4月にマンガ家として独立。現在はSNS、WEBメディアを中心にマンガ作品を発表。2021年7月に「コロナが明けたらしたいこと(アスコム)」を刊行。
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病弱だった幼少期、家の中で長い時間を共にした「CM」と「漫画」

30歳にして夢を実現したうえはらさん。ですが、そこまでの道のりは決して真っ直ぐではなかったそうです。

「漫画家を意識したのは小学校の頃ですね。思い返せば小さい頃から体が弱く、学校を休んで寝ている時間が長くて。そんな中で、最も長く触れていたのが、ブラックジャックや名探偵コナンなどの漫画でした。『僕もいつか作る側になれたらいいな』と思いながら、結局大人になるまで、漫画家になるための努力はしていませんでしたね。」

その言葉を裏付けるかのように大学時代は絵ではなく音楽を専攻、学園祭の実行委員を務めた経験がきっかけで、企画をカタチにする楽しさに目覚めたうえはらさん。卒業後は美大に進むことも検討しましたが、絵に直接携わらなくても、企画やCM制作、グラフィックといった「創る」ことはできると考えて就職活動を進め、広告代理店である博報堂に入社。コピーライターとして社会人生活をスタートしました。

「これも一種の原体験だと思うのですが、家で過ごす時間が長かったので、漫画はもちろんテレビCMを見ている時間も長かったんですよね。だからCMが大好きな子どもになり、それがきっかけで広告制作に関わる仕事に就いたんじゃないかな」(うえはらさん)

コピーライターとして、忙しくも充実した日々を過ごしていた26歳の時、うえはらさんの中で、「やっぱり美大に通って漫画家になるための勉強がしたい」という気持ちが再燃してきました。

「30歳を超えてからの再就職はハードルがひとつ上がるのではないかと考え、『今決めなければ一生やらないかもしれない』と自分の背中を自分で叩いての退職でした」(うえはらさん)

30歳、子どもの頃からの夢を叶え「漫画家」として独立

多摩美術大学に編入し、グラフィックデザインを学んだうえはらさん。卒業後は広告会社でデザイナーとして勤務しながら、隙間時間で漫画制作を行っていましたが、思い描いていたほど漫画に時間を費やせないでいました。

漫画を描きたくて仕事を辞めたはずなのに、副業である仕事の方が忙しくなっていることに気付きました。いずれは独立するという思いがあったので、これを機に独立することにしました。もちろん、漫画家としてフリーランスになるにあたり、仕事の受注方法や収入面など様々な不安がありました。
グラフィックデザイナーの場合、企業から依頼を受けて制作に移るのが一般的ですが、漫画家はまず、作品をつくって発表しなくては何も始まりません。直近での収入減や、人に会う時間が大幅に減ってしまうという点なども覚悟はしていました」(うえはらさん)

32歳、「コロナが明けたらしたいこと」で書籍デビュー

そして、独立してから1年が経った2021年4月、noteとTwitterで連載していた「コロナ収束したら付き合うふたり」が、『コロナが明けたらしたいこと』として書籍化することに。読めば誰もがコロナの収束を待ち遠しく思えるものをという思いを込め、幼なじみ2人の10000日を綴った物語で、第12回コミチ漫画大賞を受賞、初の単行本化を実現しました。うえはらさんは「漫画家になる」という夢を、30歳にして見事叶えたのでした

『コロナが明けたらしたいこと』

迷えるフリーランス必見!夢を叶える「人生ビンゴ」

30歳にして夢を実現したうえはらさんは、「夢」や「実現したいこと」に関するエッセイも執筆しており、noteで公開しています。その中の1つが今回ご紹介する「人生ビンゴ」。25のやりたいことをビンゴ形式で実現していこうという、ユニークな提案です。

「つくり方は簡単で、新年に実現したいことややりたいことを25個書き出します。まず、生きていれば達成できるような最もハードルの低いことから、その気になれば土日で出来るようなこと、努力すれば達成できること、自分の力だけではどうしようもない、願掛け的なこと…達成難易度はバラけさせるのがポイントです。実現できるか微妙なものばかりにすると、ビンゴのマスが埋まらなくなっちゃうので」(うえはらさん)

人生ビンゴを作成すると、すぐ叶えられるライトなものから、難易度が高いけれど実現したい目標まで、実現のステップが俯瞰で見えるようになります。また、「自分のありたい姿、実現したい目標を言葉にして可視化することで、自分一人だと難しいことも実現しやすくなるんです」とうえはらさん。

「広告代理店時代の先輩が、ある日突然『家具をつくってお店で売りたい』と言い出したんです。とても忙しい方でしたので、冗談だと思っていたのですが、1年後にその人がつくった家具がイタリアの家具見本市のようなところで賞を獲っていて、あの話は本気だったのかと驚きました。その方はデザイナーではなかったので、デザイナーの友人とコンビと組み、見事に叶えたんですよね。
その先輩に限らず、やりたいことを口に出して、本当に実現してしまうという人が僕の周りには多くて。『夢は口に出した方が良い』とはよく聞きますが、僕もきちんと言語化して、それを人目にさらして認識してもらうことを大切にしています。やりたいことが見つからないという方でも、身近にある小さな目標をたくさん見つけていくうちに、最後の大目標に出会えるんじゃないかなと思います」(うえはらさん)

漫画家という夢を叶えたうえはらさんですが、まだまだやりたいことは尽きないそう。

「これから書こうと思っているのは、会社員を主人公としたストーリーです。漫画家として活躍されている方たちは、みなさん大抵若いうちにデビューされていて、漫画家としての経験を積み重ねられています。僕の場合は、会社員から漫画家になったという経緯があり、実はそれが漫画業界の中では独自の経験として『強み』になるということに気付きました。
人生はどこからでも軌道修正できます。僕は今、この言葉を証明している途中です」(うえはらさん)

▼そんなうえはらさんの2022年版「人生ビンゴ」がこちら!

早速、2022年のあなたの「人生ビンゴ」を作ってみましょう。
なかなか25個は思いつかないという方に、フリーランスが使えるテンプレをご紹介します。

✓新規の仕事を受注する
✓去年よりも収入を上げる
✓毎月本を〇冊読む
✓〇〇さんに会う
✓賞にエントリーする
✓〇〇をはじめる(習い事、趣味など、新しい学びの場を設ける)
✓行ったことのない新しい場所に旅行に行く
✓ブログを書く
✓新しいSNSを使ってみる
✓名刺を新しくする
✓気になる企業に営業してみる
✓続けられる運動を探す
✓ワーケーションをしてみる
✓〇〇を買う

1つでも多くの抱負を実現するためにやることが目的なので、実現不可能になったものは、どんどん途中で書き変えてしまってもOK。

作成して終わり、なのではなく、しっかりと印刷してデスク周りなど常に目に付く場所に貼っておくことで、新しい仕事を受ける際や方向性に迷った際にも、自分の目指したい目標や路線からずれていないか確認できる指標にもなります。

ビンゴの結果は1年後。2022年、新しいスタートを切る方、昨年から引き続き積み重ねていく方、自分の引き出しを増やしたい方は、ぜひ一度今年実現したいことを言語化して、目に付く場所に飾り、ビンゴをはじめてみましょう!

うえはらさんに、2022版「人生ビンゴ」テンプレートをいただきました!
ダウンロードして、使ってみてください

ライター:山本エミ
県庁臨時職員、秘書専門サイト運営・推進、役員アシスタントなどを経て、
住宅系情報雑誌の編集を経験後、2017年長野県に移住。
現在はフリーランスとして、住宅・移住・マーケティング関連のライティングを行っている。
HP:ちこり舎


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