ことれびあ

もう戻らない思い出を、とりとめもなく記して。

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もう戻らない思い出を、とりとめもなく記して。

最近の記事

ポートレートのポートフォリオ

 初めまして、ことれびあと申します。鉄道と花、風景、時おりポートレートやスナップを撮っています。  鉄道を撮る時、ただ列車を撮るだけでなく、その場所が分かるような風景を入れることで情感が出るように、ポートレートやスナップにも風景を入れて旅をしているような一枚を撮りたいと思いながらファインダーと向き合っていますが、なかなか上手くは行きません。  初心者ですがご参考にしていただければ 幸いです。 追記  その後、撮らせていただいた方を追加しています。(2024.7.27) 猪

    • 通勤読書を再開してみた。

       札幌に緊急事態宣言が出てから、時差出勤を始めた。普段から混んだ地下鉄が苦手だったので、早めに乗っていたが、それよりも30分程早くした。5月は空いていた何時も乗る地下鉄も通勤の混雑を避けているのか、最近は座るのに苦労する日もあり、時差出勤をする会社が増えていると感じる。  折角座れるので、老眼になって避けていた通勤読書を再開した。しばらく振りなので、始めましたかもしれない。昔から読書が好きで、本屋さんで過ごす時間は好きだった。今でも本屋さんで過ごす時間が好きな時間だ。20代

      • 記憶

         いつの間にかイカスニモカを無くしてた。函館の思い出をひとつひとつ忘れて行くように、私も、この街の人の記憶から消えてゆくのでしょう。  これからも友人でありたいと思った人、それは私が思っているだけだった。もう、連絡をとることもないのかな。  「もし、向こうが連絡をとりたいのなら、探してでも連絡するよ」久しぶりに会った友の言葉が身に沁みる。

        • ぶれずに撮り続ける

           ご無沙汰しています。と言っても、見ている人も僅かですが。  この4月に函館から札幌に引っ越した。函館では「旅するように」暮らした2年間だった。転勤で引っ越すのはこれで最後かと思うと、慌ただしい片付けも切なく感じながら、残した仕事も気にかかりつつも追われるように引っ越してきた。  札幌に来て、がっくりと落ち込むこともあった。自分の対応も良かったのか。これからも心の片隅で引き摺って、思い出してはもやもやしながら生きていくと思う。  とは言いながら、友との再会や、古い友から心の

        ポートレートのポートフォリオ

          幼馴染からのメール

           年賀状のやりとりも多かった頃からは3分の1くらいになった。引っ越しの多い身ととしては、唯一の近況を知る機会だが、仕事関係を中心に段々少なくなってゆくのは時代だし、仕方ないと思う。  昨年、長い付き合いの友達から、年賀状じまいしたとメールが届いた。負けず嫌いで勉強もでき、バスケットでも活躍した幼馴染の女子からだった。彼女とは高校からは別々だったが、他の友達と一緒にスキーに行ったり、夜中に電話が来て何かと思えば、彼氏との結婚をためらっている話を聞かされたり、その彼氏との結婚式

          幼馴染からのメール

          大晦日の思い出

           思っていたことも出来ず、行きたいと思っていたところも行けず、気が付くと季節が過ぎ去って行った2020年も今日で終わり。大晦日になると思い出すこと。  サッポロの西に住んでいたもう40年以上前のこと。当時、スーパーは琴似にヨーカドーとダイエーがあったが、住んでいる町には小さなスーパーと廉売の市場しかなかった。小さな廉売にも大晦日は多くの客が訪れ賑わう。そんな年の瀬が当たり前の時代。  家族で廉売に行き、あれこれと買物をして、魚屋に行った時。マグロや白身を買って刺身にしよう

          大晦日の思い出

          クミちゃんとブレーブス②

           ビールでも飲むか、と冷蔵庫からクミちゃんの父さんが持ってきたのは、キリンラガーだった。父はサッポロ以外のビールを飲んだ姿を見たことがなく、近所の廉売の酒屋でも殆どサッポロビールしか見たことがないので、初めて見る光景だった。  ものめずらしそうに見ていたのが分かったのか、「ちょっとだけ飲んでみるか?」と言われ、ビールコップに半分ほど、黄金色の液体を注いでくれた。初めて飲むキリンビール。味の違いなんて知る由もなく、苦い味だった。「そのうち、ビールの旨さがわかるよ」笑顔でそんな

          クミちゃんとブレーブス②

          クミちゃんとブレーブス①

           休日の昼下がり、本屋さんで一冊の本を見つけた。「阪急ブレーブス 誇り高き勇者の魂」  手に取ると、1970年代の阪急全盛期、西本監督から上田監督に至る時代を当時の選手のインタビューや対談を軸に構成されていた。  読んでいるうちに40年以上前の出来事が思い出され、気がつくとレジに向かっていた。  1977年、小学5年の時、住んでいたサッポロの西の町に大阪からクミちゃんが転校生でやって来た。  クミちゃんはスレンダーで、メガネをかけ、優等生だったが、気さくで明るく、関西弁を駆

          クミちゃんとブレーブス①

          はじまめして

           ことれびあです。  アカウントの名前の由来なんで、他人からすればどうでもいい話ですが、  一応、フチ子の こ  汽車好きなので とれ  ビール好きで  びあ  まぁ、どうでもいい話です。  多分、どうでもいいヒトリゴトですが、  よろしくお願いします。

          はじまめして