駆け出しエンジニアが失敗しない企業選びのコツ。注目すべきは○○体制【IT業界に飛び込む前に知っておきたいアレコレ④】
”IT業界歴11年 元エンジニア・現 採用責任者”の飯田によるコラム「IT業界に飛び込む前に知っておきたいアレコレ」第4回
前回は会社選びの際に目先の条件だけでなく、「どんな経験が積めるのか」「どんなスキルを身につけられる可能性があるのか」をしっかり見極めることが大事!という話をしました。今回は具体的にどんなところに気を付ければいいのかというところをお伝えしていきます。
前回はこちら⇩
①から読む⇩
これを選ぶと後悔するかも…な特徴
未経験でIT業界に入る場合、最初の会社選びは重要です。こういうのを選ぶと後悔するかも…という例を挙げます。
①ITと全く関係のない仕事に就く可能性がある
さまざまな業種を扱っていて、「スキルが身につくまではITと全く関係のない仕事に従事する」というスタイルをとる会社もあります。
実際、「未経験可のITエンジニア募集枠から入社したのに、実際には違う業種の仕事にアサインされ、異動も出来ず…再び転職活動をしています」という方が弊社に応募してきてくれる中にも一定数います。
ITと関係のない仕事にアサインされると、エンジニアとしての経歴にカウントできないため、なりたいキャリアを叶えるには遠回りになるかもしれません。
なるべく早く一人前の技術者になりたいと考えているのであれば、そういう可能性のある会社は選択しないことをおすすめします。
②教育体制が整っていない
未経験からエンジニアをめざす場合、教育体制が整っている会社を選ぶことがその後のキャリアを築いていく上で大切なポイントです。
ITエンジニアとして仕事をする上で、扱う技術は簡単なものではありません。
そのため、駆け出しの時にきちんとサポートを受けられないと、挫折してしまう可能性が高くなります。
教育体制の有無は会社選びにおいて重視すべきポイントです。
エンジニア育成に力を入れている企業の見分け方
企業は今、どこも人手が欲しい状況で、良く見せるための努力をしています。求人広告で見える表面的な魅力だけでなく、本質を見極めることが大切です。
例えば、育成に力を入れているかどうかは以下のような体制があるかが参考になります。
・スクール事業を行っている
・専任の教育担当者や部署がある
・カリキュラムがある
・研修制度がある
これらに共通して言えるのは、教育に資金や労力、時間といった、リソースを割いているということです。
また、もう一つの視点として、こういった情報を求人記事以外でアピールポイントとして外に向けて発信しているかも参考になります。
自社社員の目が届くところにしっかり情報を出しているのであれば、実態が伴わないという可能性は低くなると考えられます。
まとめ
未経験でITエンジニアを目指す場合、必要な経験を積める環境を選ぶことが大切です。
教育体制がある会社というのは、社員を育てて会社をグロースさせていく方針があるとも言えます。
そういった方針の会社であれば、単なる労働力として使い捨てられることなく、夢の実現に近づくことができるでしょう。
最後までお読みいただきありがとうございました。
フリースタイルではそれぞれ自分に合ったキャリアを描けるよう、プログラミング教育をはじめ様々なサポートや制度があります。
カジュアル面談も行っています。質問や相談などお気軽にどうぞ。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?