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フリースクールと地域×教育をつなぐ

つながることの価値

「フリースクールの運営で最も大切にしていることは何ですか?」

この質問を最近本当によくされます。その回答はというと…

「つながり」

です。

「この地域に住んでいてよかった!という声」が地域の方々から届くようになることが目標の一つなんです。公教育制度の中だけではつながることが難しい/困難さがある学びも民間では可能になることがたくさんあります。一方で、公教育制度の中でしかできない学びや気づきがあることも認識しています…。どちらが「良い」「悪い」ではなく、公教育も民間も手を協働し合って地域の学びの場の創出をしていくことが重要になるのではないかと思っています。


地域が校庭に!!!

先日、フリースクールHIROの活動にご理解ご協力いただいている方との対話の中で言われた一言・・・「地域が校庭ですね!」・・・衝撃的でした。地域を子どもたちの校庭にしましょう!ということを地域の方々が言い始めているのです。素敵すぎるな・・・。と。

オープンしてから約2か月経過し、今まで出会うことのなかった方々と意見交換したり、協力し合う機会に恵まれたり…日々刺激的な日常を過ごすことが出来ています。

今は、「地域が校庭に!」を合言葉の一つとして、地域作りに励んでいます!

今までつながっていないピースとピースが、えっ!?どうやってそのピースがそこにはまるって思えたの?とか、そのピースにはこっちのピースの方がはまり具合がいいじゃん!とか…そんな意見交換をしながら、私にとっては、桶川市を中心とした地域の学びの仕組みのジグソーパズルを作っているようなイメージです。

私自身の専門は教育者でもない為、教育のプロではありません…。そこが弱点であるという認識はあります…。しかし、ソーシャルワーカーっていう職業で働いていた/働いているため、社会福祉学/ソーシャルワークのプロという認識で今日まで生きてきています。ソーシャルワークの大切な概念の一つに「創造性」という言葉があります。換言すると「なければつくる」です。自分というピースの形をアメーバみたいに変えたり、針で穴が開いてしまったら、接着剤のようなものになったり…様々です^^; こういった話をすると「何でも屋?」というようなイメージを持たれる方も少なくないのですが…ソーシャルワーカーが行う「創造性」の裏には社会福祉の価値に基づいた根拠と戦略があります!その社会福祉の価値に基づいた根拠と戦略があることが社会福祉専門職として大切なことなのです^^


まとめ

改めてになりますが、フリースクールHIROでは、様々な学びの創出はもちろんのこと、来室している生徒一人一人の学びの最大化、そして地域の中で学びの場がたくさんあることの創出に今後も取り組んでいきたいと思っています!

繰り返しになりますが… “地域が校庭” にしていきたいと思います! このフレーズが子どもたちから出てきたら素敵だな…なんて想像をしてしまっています…。

最後までお読みいただきありがとうございました!


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