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パトさんとすべての入管収容者を解放せよ!Free Pat and all migrant detainees in Japan!

English to follow.

トロント日本領事館前抗議行動 8月7日 16:00~Toronto Dominion Centreビル前 (77 King Street West)

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日本の出入国在留管理局に収容されているフィリピン出身のトランスジェンダーの女性パトさんと、コロナ大流行にもかかわわらず投獄されている500人以上の移住収容者の人々の解放を求める抗議行動をトロント日本領事館前で行います。

日本は今まで移住者やLGBTQの人々の人権を守れという国連や国際人権団体からの度重なる要求を無視してきました。日本政府に、「LGBTQと移住者の命は大切だ」と伝えましょう!そして、パトさんとすべての収容者の解放を求めましょう!

日本政府に正義を求めるにあたり、カナダにいる私たちは、カナダ政府が同じような移住者の人々を起訴も裁判もないまま無期限収容していることを忘れてはなりません。また、今移住者や難民の人々がアメリカ、カナダ、日本などの帝国主義諸国で経験していることは、第二次大戦中に北米でたくさんの日系人が経験した強制収容の経験に似ています。

また、フィリピンにおけるトランスジェンダーの人々に対する暴力や、暴君のようなドゥテルテ政権によるLGBTQ人権運動に対する抑圧により、パトさんのように多くの人が安全を求めて海外に移住することを余儀なくされていること、フィリピン国内における貧困と政府による「労働力輸出政策」によって海外に出稼ぎに出ている移住労働者の人々が、パトさんのように人権侵害を受けていることを忘れてはなりません。

つまり、LGBTQと移住者の人々の権利を勝ち取るには国際的な連帯が必要です!

プラカード、バナー、楽器などの「鳴り物」をお持ちください。

また、コロナ安全対策のため、ご参加の際は必ずマスクなどの防護用具の着用をお願いします。こちらでも予備のマスクを準備します。抗議行動中はソーシャルディスタンシングをお願いします。

支援団体一覧:
トロント日系青年会
社会正義のための日系カナダ人協会
トロント・フィリピン人権委員会
アナクバヤン・トロント支部
マクーライ・アティバパ
カナダ九条の会                                                                                             スーロングUBC                            中国系カナダ人評議会トロント支部                  トロント大学法学部国際人権学科                   ロウサン・コレクティブ(トロント/香港)              日系レジスターズ(サンフランシスコ/ベイエリア)         ノットアナザーブラックライフ

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パトさん弾圧と移住民長期収容問題の背景

パトさんのストーリー

パトさんは2015年1月に末期がんと闘病中の父親に会うために来日。父親は2017年に亡くなりました。その後パトさんの観光ビザは切れ、「不法滞在者」となってしまったものの、彼女は何年も通常に一般市民として生活し、地元の弁当屋でも働いていました。しかし、2019年1月に路上で警官に身分証明書の提示を求められ、ビザの期限が切れていることが発覚し、逮捕されました。それ以来パトさんは品川の入管収容所で収容され、フィリピンへの強制送還を阻止するため戦っています。

入管はパトさんの収容開始以来、彼女に対して様々な嫌がらせや人権侵害を行っています。パトさんは他の女性と同室に収容されることを求めましたが、入管はそれを拒否し、他の男性と共に収容されることも許しませんでした。その代わりに、入管はパトさんを普段は収容者を不作法などの理由で処罰するために使われる独房に監禁していいます。通常なら1日6時間程監房から外に出ることが許され、他の収容者との交流や運動をすることができるのも、パトさんは1日2時間しか出ることが許されず、それ以外の22時間は全て処罰房で過ごすことを強いられています。

さらに入管はパトさんが性転換に必要なホルモン治療を受けることを拒否しました。パトさんは収容前の6年間にわたり治療を続けていましたが、収容されてからは8か月間も治療を再開することが許されませんでした。彼女が治療を再開し、医者から手当を受けれるようになったのは今年の4月でした。しかし、治療が中断された8か月の間にパトさんの健康は心身共に急激に悪化してしまいました。

パトさんは入管によるトランスジェンダー差別に屈せず、強制送還を阻止し日本にとどまることを決意しています。

トランスフォビアと反移民レイシズムの交差点

パトさんのいる状況は日本の入管がトランスジェンダーの人々の命の大切さを完全に無視していること、そして日本社会全体においてLGBTQコミュニティーの基本的人権の保護が確立されていないことの表れです。

アムネスティー・インターナショナルにると、日本のLGBTQ の人々はいまだに家庭、職場、教育現場や医療のアクセスにおいて差別を受けています。個人としての性転換は法で認めらているもの、結婚することが許されず、不妊手術や性同一性治療に同意することが強制されています。同性愛者やトランスジェンダーの人々に対する差別的な発言をする政治家や政府高官も多くいます。

パトさんのいる状況は、多くの移住者や難民の人々の命を危機にさらす、日本政府の搾取的、排他的で懲罰的な移民政策の表れでもあります。

近年日本政府は「技能習得」の名を借りてフィリピン、ベトナム、インドネシアなどの発展途上国から安価な労働力を輸入するためにつくられた 「技能実習制度」を拡大しました。しかし、これらの移住労働者は平均の日本人の労働者よりも70%も安い低賃金で働かされ、不安全な労働環境を強いられたり、移民ステータスが不安定なため、仕事を失い強制送還されることを恐れる労働者を酷使したり暴力を振るう雇用者も多くいます。そして今、その労働者の多くがコロナ過の中で大量解雇され、政府から十分な支援が受けられない状況で暮らしています。また、日本政府はこれらの労働者達が家族と共に日本に移住することを許さず、日本に永住することも推奨していません。

この排外的な日本の移民政策は、1パーセント以下という極端に低い難民許可率に最も明らかに表れています。2018年度アメリカ政府は、トランプ政権による許可数制限にも関わらず、2万5000人の難民が受け入れましたが、日本政府は申請者1万人の内たった42人しか許可していません。

投獄される移住者たち

さらに日本政府は、すでに厳しい移民制度の隙間に落ちてしまっている、移住者や難民の人々を投獄することによって懲罰してます。カナダやアメリカでも行われているように、日本の入管は、移住者と難民を裁判や起訴無しで無期限に長期収容することが出来ます。難民許可を申請して結果を待っている人々も収容されています。強制送還を拒否する人々は何ヶ月、場合によっては何年も、終わりなき収容を強いられています。

収容者は「仮放免」の申請をすることができます。しかし、仮放免中は外に出られるものの、仕事につくことが許されず、収容者が登録している住所の都道府県から出ることも禁じられ、二か月に一回入管に仮放免の更新を申請しなければなりません。また、入管職員は申請を拒否し、その場で申請者を逮捕、再収容することができます。そして、2020年東京オリンピック・パラリンピックに向けた警備強化のためか、近年では仮放免の許可数は減少傾向にあります。

”死んでしまう!”: パトさんの経験は氷山の一角

新型コロナウイルスのパンデミックが始まってから、入管は全国のおよそ半数の収容者を仮放免としましたが、いまだに500人以上が収容され、大量感染の危機に瀕しています。まるで犯罪者のように取り扱われ、入管職員によって様々な人権侵害を受けています。

今年の5月25日に品川の東京入管に収容されているアフリカ人の女性は、全裸で懲罰房に放り込まれました。その現場を目撃した男性収容者によると、入管の男性職員は彼女が制圧されるのを見て笑っていたといいます。またその懲罰房は男性収容区にあるもので、女性も男性と同じ懲罰房に入れられます。彼女は糖尿病の治療に必要なインシュリンの注射を受けた後、全身が熱くなり、部屋で服を脱ぎました。しかし自身のコントロールができなくなり、頭を壁に打つなどの自傷行為を行った後、職員に男性収容区の懲罰房に連行されました。彼女の腕には傷がたくさんあったので、うつ伏せで後ろ手錠をかけられたようです。

茨城県の牛久にある東日本収容所では、ブラジル国籍のくすのきアンドレさんが、ストレスで食欲を失い、固形物を食べられないことを職員にハンガーストライキと決めつけれ、懲罰として独房に監禁されました。常勤医の指示によって、支援者からの差し入れであるスポーツドリンクなどを飲むことを禁じられ、シャワーを使うことも2週間以上禁じられました。

2017年には、トルコ出身のクルド人の難民申請者チョラク・メメットさんが仮放免の更新が説明もなく拒否された後、17か月間収容され、家族から引き離されるという事件が起きました。メメットさんは収容中に体調を崩しましたが、医者を見ることを拒否されました。彼の家族が必死で救急車を呼ぼうとしたのも二度拒否されました。

メメットさんは無事に生き残り、2019年の6月に釈放されましたが、彼のように幸運でない収容者もいます。2007年以来、15人の収容者が命を落としていることが報告されています。

長崎県にある大村入国管理センターでは2019年6月にハンスト中のナイジェリア人の男性が亡くなりました。

2014年には茨城県の牛木入国管理センターでカメルーン人の男性が亡くなりました。2017年に男性の遺族は日本政府と当時の入管局長に対して、一千万円の国賠訴訟を提訴しました。公聴会では、男性がベットから落ちて床を転げまわりながら「死んでしまう!死んでしまう!」叫んでいる映像が公開されました。後に、入管は男性の健康状態が悪化していることを知りながら、無視していたことが明らかになりました。また、入管職員は男性が死亡する3日前まで彼を休養室に移さなかったことや、彼が死亡した後まで医師からの診断を受けられなかったことが明らかになりました。

反撃する移住者と仲間たち

この日本政府による体制的暴力と組織的反移民レイシズムに抗して、日本の移住収容者の人々は生きるために戦い、活動家達は彼ら彼女らに連帯して様々な支援活動を行っています。収容者友人有志一同(SYI)は支援者を動員して電話、メールやファックスを通してくすのきアンドレさんの解放と常勤医師の解雇を要求しています。LGBTQや移民人権活動家からなるパトさん支援者達は、ソーシャルメディアを通してタガログ語、英語と日本語で手紙を書くなどの、全国、全世界規模の連帯を呼びかけています。また、Smash Nyukanという団体は品川入管の外での抗議行動を月二回行っています。

マイグレーションと反LGBTQ暴力の根源にある帝国主義

私達は日本にいる移住者と難民の権利を擁護することは必要不可欠だと考えています。しかしそれと同様に、日本に来る移住者と難民の人々の多くはアフリカ、中東、東南アジアなどの帝国主義に被害を受けている地域から来ているということを忘れてはなりません。例えば日本で働く移住労働者の多くはフィリピン、ベトナム、インドネシアやネパールなどの貧しいアジアの国々から来ています。またその国のいくつかは第二次大戦後までは日本の植民地や占領下にあった国々です。日本の企業は今でもこれらの国々の安い資源や労働力を搾取していることに、マイグレーション、帝国主義、世界規模の経済的不平等の深い関係が示されいます。

特に日本の自民党安倍政権は、フィリピンのロドリゴ・ドゥテルテ政権を支持し、フィリピンで起きているトランスジェンダーの人々に対する暴力や、6月に起きた「プライド20」と呼ばれる20人のLGBTQ活動家への抑圧にも口を閉ざしています。

また、日本の外交政策は難民許可の選別にも影響しています。日本政府は少数のシリア難民を受け入れことはあっても、日本に住むトルコ出身のクルド人の難民は一人も受け入れません。日本にはチョラク・メメットさんのように日本に何年、何十年も住み、場合によっては日本で生まれ育ったクルド人の難民の多くが、 「不法滞在者」 として日々入管によって収容され、自分が生まれ育った故郷である日本から強制送還ことにおびえながら生活しています。これは日本政府とトルコ政府が友好的な関係を維持してきたことと深く関わっています。安倍政権は、トルコ内のLGBTQの人々に対する暴力を許しているレジェップ・タイイップ・エルドアン大統領を支持しています。また、トルコ政府による拡張主義、植民地主義的なトルコ南部、シリア南部とイラク北部に住むクルド人、ヤズィーディー教徒、アッシリア人、アラブ人の人々に対する侵略行為も黙認しています。これらの行為は中東情勢の不安定化を加速させ、日本への移住を余儀なくされる難民を多く作り出すことになるでしょう。

日本とカナダ、そして世界中の抑圧された人々の権利を勝ち取るために、我々はカナダ全土の自由を愛する人々に、そして日本で活動する仲間たちに、反移民レイシズムとLGBTQコミュニティーに対する体制的暴力の根源である、帝国主義、新植民地主義、ファシズムに対する行動を呼びかけます。

パトさんとすべての入管収容者を解放せよ!

トランスフォビアと反移民レイシズムに対して団結せよ!

帝国主義、ファシズム、新植民地主義を打倒せよ!

国際連帯万歳!

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RALLY OUTSIDE JAPANESE CONSULATE
NEAR KING & YORK (77 KING ST)
August 7, 2020 • 4pm

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Come out to show solidarity with Pat, a trans woman from the Philippines detained and abused by the Immigration Services Agency of Japan (commonly referred to as Nyukan), and over 500 migrants still detained across Japan in spite of the worsening COVID-19 pandemic.

Japan has ignored numerous requests by the United Nations and international human rights organizations to take migrant and LGBTQ rights seriously. Let's come together to let the Japanese government know that Trans and Migrants Lives Matter, and demand freedom for Pat and all migrant detainees!

By demanding justice from the Japanese government, we cannot forget that Canada also has regressive and punitive immigration policies whereby migrants are detained indefinitely without charges. In fact, the experience of migrants and refugees in imperialist countries like the U.S., Canada, and Japan today are not dissimilar from what many members of Nikkei communities experienced during WWII.

We also recognize that anti-trans violence in the Philippines (exacerbated by the repression of LGBTQ activists by the tyrannical Duterte regime) is a contributing factor to mass migration of Filipinos abroad, as well as its Labour Export Policy that leads Filipino/a/x migrant workers to end up in a similar situation to Pat's in the countries of their destination.

We recognize that to fight for LGBTQ and migrant rights, we need international solidarity!

Bring signs, banners, and noisemakers! Please wear masks and other protective gear as necessary. We will be handing out masks as well for those who need them and practicing social distancing.

This event is endorsed by:
Young Japanese Canadians of Toronto
Japanese Canadians for Social Justice
Toronto Committee for Human Rights in the Philippines
Anakbayan Toronto
Makulay atbp                                                                                               Article 9 Canada                                                                                          Sulong UBC                                                                                              Chinese Canadian National Council Toronto Chapter
International Human Rights Program, University of Toronto Faculty of Law
Lausan Collective (Toronto/Hong Kong)
Nikkei Resisters (San Francisco Bay Area)                                                        Not Another Black Life

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BACKGROUND

Pat's Story

Pat went to Japan in January 2015 to spend time with her father who was diagnosed with terminal cancer; he passed away in 2017. Although her visa expired and she became undocumented, Pat continued to live in Japan for a number of years, working at a bento shop. In July 2019, she was stopped by a police officer who asked her identification, and was arrested when the officer found out she was undocumented. She has been detained by Nyukan ever since, and is battling efforts to deport her back to the Philippines.

Since her incarceration started, Pat has faced various human rights abuses by Nyukan. They have rejected Pat's request to be treated as any other female - or even male - detainee. Instead she was put in solitary confinement, which is normally reserved as a punishment for misbehaviour. While ordinary detainees are given six or more hours daily outside of their cells to mingle with the general population, engage in physical exercise, etc., Pat is given only two hours on her own outside the cell, and then 22 hours a day in isolation.

Further, Pat has been denied access to hormone therapy necessary for her transition process. She was going through this process for six years prior to her detention, but was unable to continue in the eight months since she was detained. It was only this April that she was allowed to resume her hormone therapy and receive medical care. However, this interruption has led to deterioration of her physical and mental health. Pat is also facing constant verbal abuse from officers in the facility, being addressed in derogatory terms for trans people.

In spite of the transphobic oppression inflicted on her by Nyukan, Pat is determined to continue her struggle against deportation and stay in Japan with her family.

The Intersection of Transphobia and Anti-Migrant Racism

Pat's situation is a product of the Japanese immigration authorities' utter disregard for trans lives and the lack of basic human rights for LGBTQ communities in Japan as a whole.

According to Amnesty International, LGBTQ people in Japan still face discrimination at home with their families, at work, in education, and in access to health services. Although individuals can officially change their sex in Japan, they are then not permitted to get married, and must agree to undergo sterilization, as well as gender confirmation surgery. Some politicians and government officials even make explicitly homophobic statements in public.

Pat’s situation is also a product of exploitative, exclusionary, and punitive immigration policies of the Japanese government that put the lives of many migrants and refugees at risk.

In recent years, the Japanese government has expanded programs like the Foreign Technical Trainee Program to import workers primarily from developing countries such as the Philippines, Vietnam, and Indonesia under the rubric of “skill acquisition.” Yet these workers are often underpaid (70% less than the average Japanese worker), forced to endure unsafe working conditions, and are vulnerable to abuse by their employers due to their precarious immigration status. Now, with the onset of the COVID-19, many migrant workers in Japan have been laid off and unable to receive adequate support from the government. Moreover, they are barred from bringing their families with them and are discouraged from settling in Japan permanently.

The exclusionary nature of Japanese immigration policies is most clearly reflected in its dismally low rate of refugee acceptance at less than 1%. In 2018, around 10,000 people applied for asylum. Japan only accepted 42, while the U.S. accepted 25,000 despite the lower quotas imposed by the Trump administration.

Incarcerating Migrants

The Japanese government further punishes the migrants and refugees who fall through the cracks of the already restrictive system by putting them in jail.
In Japan, like their counterparts in Canada and the U.S., immigration authorities are empowered to detain migrants indefinitely with no set time limit and without any criminal charges against them. Asylum seekers who are applying for refugee status are also detained while their applications are processed. Those who refuse deportation can be detained for months and even years with no prospect for their release.

The detainees can apply for “provisional release” which allows them to leave detention, but prohibits them from working and leaving the prefecture of their residence, and requires them to apply for its renewal every two months. The officers can deny the renewal request and re-arrest the detainees at their discretion. The rate of acceptance for provisional release applications has also declined in recent years, likely due to increased security measures for the (now postponed) 2020 Tokyo Olympics.

“I’m Dying!”: Pat's Case is Only a Tip of the Iceberg

Since the COVID-19 pandemic started, Nyukan has released nearly half of its detainees, but over 500 detainees are still behind bars and are at risk of mass infections, while being treated as criminals and experiencing human rights violations by immigration officers.

On May 25th, an African woman detained at the Shinagawa detention centre was thrown into solitary confinement naked while male officers looked on and laughed, according to another detainee. The cell is located in the section of the detention centre used for male detainees. After she was administered insulin for her diabetes, her body overheated so she stripped her clothing off. She then tried to harm herself by hitting her head on the wall and was taken to the cell. There were many marks on her arm as it appears they were bound behind her back.

At the Higashi-Nihon Detention Center in Ushiku, Ibaraki Prefecture, Brazilian national Andre Kusunoki has been denied shower access for more than two weeks, as he was wrongfully accused of going on a hunger strike when he was losing appetite due to stress. Even as he has fallen ill and become unable to consume solid food, the onsite doctor has refused to provide him food substitutes.

In 2017, Kurdish asylum seeker Mehmet Colak was detained and separated from his family for 17 months after his application for renewing his provisional release was denied with no explanation. While in detention, he fell ill and was denied access to a doctor. The officers also refused two attempts by his family to call an ambulance in desperation.

Mehmet survived and was released in June 2019, but others were not so lucky. At least 15 deaths of detainees have been reported since 2007.

At the Omura Immigration Center in Nagasaki Prefecture, southwest Japan, a Nigerian detainee died in June 2019 while on a hunger strike.

Another detainee from Cameroon died in the Ushiku detention centre in 2014. In 2017, the deceased man's family launched a lawsuit seeking compensation of 10 million yen for losses against the national government and the head of the centre at the time of his death. The hearing exposed video footage of the man lying on the floor, twisting in pain while screaming “I’m dying! I’m dying!” It was later revealed that authorities knew of the man’s condition, but chose to ignore it. He was only moved to a specialized room three days prior to his death and received medical attention after he was already dead.

Migrants and Allies Fight Back

In the face of this structural violence and organized anti-migrant racism, migrant detainees in Japan are fighting for their lives and their supporters are mobilizing in solidarity. In May 2019, around 30 people at the Ushiku detention centre went on a hunger strike that lasted until the end of June. One of the participants said that the hunger strike is their only resistance, the last resort for their pleas to be heard, as many have already died from illness or suicide.

The Friends of Immigration Detainees have rallied supporters to call, mail, and fax their demands that Andre Kusunoki be freed and the doctor be fired immediately. A coalition of LGBTQ and migrant rights activists have been mobilizing to support Pat and calling for Japan-wide and international solidarity, asking her supporters to write her letters in Tagalog, English, and Japanese. Another migrant justice group called Smash Nyukan has been rallying supporters to protest outside of the Shinagawa detention centre (where Pat is detained) twice a month.

Imperialism as the Root Cause of Mass Migration and Anti-LGBTQ Violence

While it is necessary to campaign for the rights of migrants and refugees in Japan, it is equally necessary to recognize that many migrants and refugees in Japan come from colonized countries in regions ravaged by imperialism such as Africa, the Middle East, and Southeast Asia. In fact, many of the foreign workers in Japan come from poorer Asian countries, some of which are former Japanese colonies, such as the Philippines, Vietnam, Indonesia, and Nepal. Japanese corporations continue to invest in these countries and take advantage of their cheap raw materials and labour force, indicating a deep interrelation between labour migration, imperialism, and global inequality.

In particular, the Japanese government led by Prime Minister Shinzo Abe's Liberal Democratic Party continues to support the Philippine government led by President Rodorigo Duterte, which remains silent on the violence trans communities in the Philippines face and has recently sanctioned the state repression against Pride activists also known as Pride 20.

Japan's foreign policies are also having an impact on its selection of refugees. While Japan has accepted a small number of refugees from Syria, it has yet to accept any Kurdish refugees from Turkey. There are many Kurdish refugees like Mehmet Colak who came to Japan fleeing prosecution by the Turkish state and are struggling to stay in Japan after they lived in the country for years, decades, or some cases for their entire lives, because of Japan's close diplomatic ties with Turkey currently led by Recep Tayyip Erdoğan who has also sanctioned violence against LGBTQ communities in Turkey. Japan’s tacit support for Turkey’s expansionism and colonial aggression against the Kurdish, Yazidi, Assyrian, and Arab peoples in southern Turkey, Northern Syria and Northern Iraq would further destabilize the region and create more refugees arriving at its shore.

To advance the struggle for the rights of oppressed peoples in Japan, Canada, and beyond, the Justice for Pat Coalition calls on the freedom-loving people of Canada, and our allies in Japan, to oppose imperialism, neo-colonialism, and fascism as the root causes of anti-migrant racism and systemic violence against LGBTQ communities.

Free Pat and all migrant detainees in Japan!

Unite against transphobia and anti-migrant racism!

Down with imperialism, fascism, and neo-colonialism!

Long live international solidarity!

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