frederic_lucia

明日もきっといい日になる!The best in this kind are but …

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明日もきっといい日になる!The best in this kind are but shadows, and the worse are no worse if imagination amend them.

最近の記事

旅をする石(おまけ)

Dear my friends, おはようございます。朝ごはんにエッグベネディクトを食べてきたのですが、サクサクのパンと大量のチーズが卵によく合っていて最高でした。最後に飲んだオレンジジュースもフレッシュでみかんジュースに近く、食べすぎた胃をさっぱりさせてくれました。窓から見える噴水と通り過ぎていく青い旧式の路面電車を見ながら、いつもとは違う自分を楽しんでいます。 そういえば、私は今、クロアチアの首都であるザグレブに来ています。本当は晴れの日が多いらしいのですが、滞在した

    • 旅をする石⑤

      Dear my friends, 黒いネコはお腹が大きく、そろそろ赤ちゃんが産まれそうです。と言っても放し飼いなので、自分で場所を決めて出産し、ある時期が来るまでは人の前に子ネコを連れてきません。野生のキツネや雄ネコなどの天敵も多く、たくさん産まれても残るのは1-2匹だそうで、ジョヴァンニさんは半野生の状態をそのままにネコをかっています。人慣れしてない白とまだらのネコは、2匹とも黒ネコさんの娘です。 昨日は、ミナコさんおすすめのレストランに行きました。カステルデルモンデか

      • 旅をする石④ カステル・デル・モンテ

        Dear my friends, おはようございます。今日はとても良いお天気で、ここに来て初めて外に座ってのんびりしています。朝一で、念願だったサイクリングにもう一度行ってきました。今日はチステルニーノでの滞在が最終日なので、もしかしたらもう一度行くかもしれません。 昨日今日ととても天気がよく、気温も15度くらいまで上がってきたので、アーモンドの花がどんどん咲き始めました。オリーブの木々の間に植っているアーモンドは、遠目で見ると桜みたいですが、花びらが桜よりずっと大きく良

        • 旅をする石③ ラ・フィカ

          Dear my friends, こんばんは。今日は久しぶりの良いお天気だったので、もう一度サイクリングに行きました。 道沿いのトゥルッリは、昔のが崩れたまま放置されているものや、コンクリートで補修したもの、白い塗装が塗られたものなど、いろんな種類があります。これをあまりよくないという人もいるかもしれませんが、その自由な感じが私は好きです。石は、表面が時間の経過とともに黒っぽい色に変色していきます。新しくリノベーションするとまた白に近い色になり、新しい家は見た目の印象も若

        旅をする石(おまけ)

          旅をする石② チルテスニーノ

          Dear my friends, こんにちは。霧雨みたいな雨が降ったり止んだり照ったり雲ったりしています。私が予定していたサイクリングは道が滑ってしまうので、ウォークングに行くことにしました。雨が落ち着くまで、また筆を進めます。 ここから1番近い町の南イタリア・プーリア州にあるチルテスニーノは、白い街並みが印象的です。かつての町である旧市街は他の町と同様に城壁で囲われていて、車が入れない迷路のような小道の両側に3階建くらいの白い建物が続きます。昔は低層階しかなかったみたい

          旅をする石② チルテスニーノ

          旅をする石① 南イタリア

          Dear my friends, おはようございます。私は今、南イタリアのプーリア州にあるチルテスニーノという街から約4キロ離れた丘の上で過ごしています。トゥルッリという、とんがり屋根が印象的な昔ながらの石造りの家に泊まっていて、なだらかな丘に植っているオリーブやアーモンドの木々の向こうに、白い街並みが見えます。 冬の時期は比較的雨が多いと聞いてはいましたが、一週間前に到着してからは基本的に天気が悪く、晴れているのは今日を含めて2日間だけです。一年に一度くらい、とお世話に

          旅をする石① 南イタリア

          歯医者でのたたかい

          毎晩欠かさず歯磨きをしてきたのに、私は虫歯ができやすい体質だ。自分で分かっているなら毎年きちんと歯医者に通えば良いのだが、なかなか足が進まない。そして意を決して通院すると、いやはや、口内を一層するほどの虫歯工事が行われる。 今年もまた、歯医者の廊下のろのろ歩いてたどり着いたベッドに横になる。外に見える満開の桜を確認して元気をもらい、夜のライトアップに負けない人口光を浴びながら、私は覚悟を決めて口を開ける。それが、開始の合図となる。 そう、歯医者での治療は、常に医者との闘いだ

          歯医者でのたたかい

          まゆげとの対話

          はて、眉が整っている生活というのは少し奇妙なものである。顔の中の一つのパーツに過ぎないのに、その形がほんの数ミリ変わっただけで、なんとも落ち着かず自分の性格まで変わったような気分になる。 駅で道を聞かれれば、綺麗なお姉さんに見えたから声をかけたのかなと思ってみたり、すれ違う人と目が合えば、やっぱり浮いて見えるかなと、途端に心配になったりする。 今になって思うと少し不思議ではあるが、この間人生で初めて眉毛サロンなるものに行ってみた。久しぶりに会った友達が綺麗になっていて、そ

          まゆげとの対話

          ドイツ語の話 ~DuとSieとブーバー~

          ドイツ語には「You」を表す言葉が、「Du」と「Sie」の2つ存在する。 この違いは、関係性の近さを表しているもので、 自分「Ich」を中心に置いたとき、そこから距離が近い関係が「Du」、遠い関係が「Sie」になる。 日本語に訳すと「Du」が「君」、「Sie」が「あなた」となることが多い(学校ではよくこう習う)けれど、この2つの違いは、日本語でいう敬語を使う関係とは少し違う。 だから、日本語訳はドイツ語のニュアンスを、必ずしも正確に反映できている訳ではない。 たとえば、ド

          ドイツ語の話 ~DuとSieとブーバー~