#8 未来 x クラウドファンデイング②
これからのエンタメを少し考える
コロナ前とコロナ後で
どう変わるだろう?
例えば映像作品
ZOOMを活かしたものは必ずくる
一画面のみで成立する物語
先日Twitterでバズったショートムービー
まさに
今だからこその作品
面白い
これに触発されて
脚本家はいち早く
今頃筆をとっているんじゃないだろうか
でも注意しなきゃいけないのは
出来上がった頃にはもう
ZOOMにみんな飽きてるかもしれない
出すタイミングを間違えれば
反感を買う可能性もある
あと映像作品は
スマホサイズが主流になるはずだったのに
ここに来てまたTVサイズへ戻る可能性がある
どの業界も落ち込んでいる中で
アマゾンとNetflixは今日も元気だ
Youtubeも生配信ばかりで
結構飽きられてる
音楽はどうだ
心に寄り添う
より歌詞が重要になる
デジタルで隙間のない
とにかく詰め込んだ世界観から
言葉の持つ
想像させる力
より人間臭さを持ったミュージシャンが
きっと求められる
ただ商業的には致命的
ライブハウスはほど使えなくなる
唯一の収入源だったライブがやれない
これは舞台演劇にも言えるだろう
僕は以前
地元で出会った仲間と劇団を立ちあがた
とてもいい経験をした
役者みんなそれぞれ思いを持って熱い人間が多く
尊敬した
人前で自分じゃない誰かを演じる魅力…
一度でも経験した人は
その魅力に取り憑かれるようだ
それに比べると脚本家の数が少ない
なので情熱を消化できない役者たちの想いが
至る所に転がっている
実にもったいない
こっからが本題
最初に断っておこう
これは
もし自分がクラウドファンディングをするなら?
っていう個人的妄想話
僕自身クラウドファンデイングをやったことないし
説得力はありません
なのでつまらなかったらごめん
できるだけ面白く書きます
現実的じゃなきゃ笑ってください
戦略的商業的に
もし演劇の舞台公演を
今自分がプロデュースするなら
こうする
まず脚本は自分で用意します
僕は脚本家でも小説家でもありません
それでもここは核の部分なので
自分で何とかします
まずここで
素人作家がオリジナルの作品を作って
1つの舞台を成功させるまでのストーリー
ここまでのシナリオをちゃんと意識した上で
ここも商品としてお客さんに見てもらいます
基本的に舞台関係者の人たちは
完成品しかお客さんに見せたがりません
ですがそもそも
見にきてくださる方々のモチベーションって
そんなに高くなかったりします
こういう言い方すると怒られそうですが
基本は日頃の付き合いの積み重ねで
観にきてくれています
そこの温度差がものすごく
悲しいというか
切ないというか
役者もみんなどこかで気づいていて
割り切ってやっている
そんな風に見えました
なので基本情報全て
ネタバレした状態からスタートします
お客さんにはストーリーやキャラクターデザイン・音楽
情報を全て知らせて想像してもらいます
舞台本番は答え合わせをする場所になる
そうすれば自然と自分がイメージしていた
あのキャラクターはこうだった!
とか
ここはいいけど
ここイメージと違う
とか
見にきてくれたお客さん自信が
勝手に感想を言いたくなるような
舞台を作ることができます
そのときは少なからず
舞台への姿勢は前のめりなはずです
なのでクラウドファンディングを始める段階で
ストーリー
キャラクターデザイン
音楽
これは絶対に用意します
音楽は著作権フリーで
自分で作ります
キャラクターデザインは
依頼します
そしてそこで必ず商品化の話はしておきます
グッズ展開したいからです
このキャラクターデザインと音楽で
一体どうなものを作り上げるんだろう?
この部分
僕がクラウドファンディングで
お客さんに支援してもらいたいのは
クラウドファンディングが成功して
プロジェクトがスタートした瞬間から
舞台初日の幕が上がる前まで
ここに価値をつけて宣伝します
なので本番はおまけです
あとでYoutubeで無料開放します
大事なのはここじゃない
(もちろんショーとしては一番大事)
あともう1つ
講演終了後のアフターストーリーにも価値をつけます
必ず次回作のクラウドファンデイングを
この段階で宣伝します
なのでこの時点で次回講演ありきで勧めます
僕は演劇に関していえば素人なので
演劇ってこういうもだという型を知りません
だからこそ
自分が本当に見たい
そこで生まれた苦労や喜び
摩擦やハプニングそういうものまで
来てくれるお客さんに届けたいと思っています
何より自分が客ならそこがみたいからです
ちょっと余談
ゲネプロって知ってますか?
役者の皆様
馬鹿にしてんのかって言わないでね
結構知らないと思うよ
ゲネプロは初日前にやる最後の練習みたいなもの
本番さながらに行います
このゲネプロだってお客さんに見せます
もちろんマネタイズはします
それは特別だからです
この辺の話はあとで詳しく
少し話を戻します
物語とキャラクターって
その講演が終了するたびに終わりになっちゃうのは
実にもったいない
講演のたびに舞台や衣装を用意するのって大変だし
コストがかかる
そこで提案
自分がプロデュースする舞台では「型」を作って
それを使いまわします
(この辺のイメージはざっくりね)
(煮詰めてはいないので)
「型」の例
13人の主人公が住む
シルベニアファミリーのような
子供用おままごとセットの人形たち
これが初期設定
正義感のある若者(エスナ・ポーション)
人柄のいい青年(ケアル・エリクサー)
みんなに愛されている女の子(フレア・エーテル)
読書を愛する娘(ホーリー・ランス)
みんなををまとめあげるリーダー(スタン・ボウ)
楽天的な音楽家(ペイン・タロット)
気の強い美人先生(シエル・ミラージュ)
料理自慢のお母さん(ダガー・イレース)
職人気質のおやっさん(ナックル・ブランド)
物知り爺さん(カーズ・ライアット)
人のいいお婆ちゃん(ラミア・ルーン)
好奇心いっぱいの子供(アスピル・リアス)
嫌われ者の浮浪者(オーガ・トード)
急遽名前をつけました
適当です(とりあえず仮です)
これだけで30分もかかった
わかる人にはわかるでしょう
続けます
理想は13人くらいがいい
ただ実際にこれだけ集めるのは大変です
それでも理想として
13
深く意味はありませんが
逆にいろいろ想像できる数字だと思うので
ここは変更あり(こだわりなし)
世界観はあくまで
ある1つの町
世界があると認識している
自分たちは人間だと認識している
海は見たことないけど何かは認識している
ここまでが「型」の設定
こっから僕のプラスのアレンジ
13人にはそれぞれ背中にゼンマイがある
必ず一日一回誰かにゼンマイを巻いてもらう
皆自分の命を誰かに委ねている状態で暮らしている
ここから物語を始めます
描くのは
人間関係
正義と悪
愛と裏切り
です
物語のオチは
この物語自体が未来の玩具屋さんにある
子供向けのおままごとセットだった
最後に物語の世界を上から見ていたパパとママが
子供にはこの内容は早くない?
最近の子は進んでいるんだって
見たいなノリで終わります
…
クラウドファンデイングの話のはずが
かなり脱線してしまいました
あと少しでこのへんの話終わるので
もう少しだけ付き合って
戻ります
最初にあげたストーリーは
あくまで僕がイメージした物語
ここからが斬新
最初の「型」だけは一緒で
別のキャラクターを主人公に
また別の物語を作る
その脚本は僕じゃなくていい
別の誰かが描く
全く新しい
次はコメディーとか
ミュージカル風でもいい
いろんな形で1つの設定を活かす
そのメリット
①衣装舞台や舞台の経費削減
②役者たちのモチベーション
特に②が大きなメリットになる
1つの物語に対して
セリフ量や出番は違う
さらに仕事の都合で練習出れないとか
結構それが劇団が続かない
ネックになったりします
であれば何パターンか用意し
それに合わせて臨機応変に舞台ができる
緊急事態にも対応
何より最初の舞台では脇役でしかなかったキャラが
このストーリーでは主役
逆もまたしかり
そういう新しい形のエンタメです的なことを
プレゼンした上で
クラウドファンデイングを利用します
…
ここから続きは明日
3500字超えの大作だ
ごめん
クラウドファンデイング
ほぼ関係ない内容でした
でもこういう奴の方が書きやすいし
面白い
明日は具体的なリターンについて
お話しします
ではまた明日
今日は自分のために書いたよ
バイバイ
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