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【フランス生活】フランスで歯科治療 2

とうとうやられました。

前歯の上ぱっくり切られて
中から根っこの先端切って取り出して
また縫われるという大工事(大げさ笑)

前回のフランスで歯科治療1から早いもので3ヶ月。
やっと治療が始まりました。

フランスで歯科治療1はこちら。


7月に異変に気がついて近所のcentre dentaireに行った時は1ヶ月の日本への一時帰国の直前だったこともあって、治療はなくその期間に思いっきり腫れたりした時用の抗生物質を処方してもらって、あとはちょっと複雑な治療になるからと別の歯医者さん(正確にはendodontisteというらしい)を紹介してもらって戻ってきたらすぐに診てもらえるように予約をしただけでした。

9月になって予約した歯医者さんに行って、レントゲン撮ったり診察したりでこういう治療になりますみたいな説明を受けて、これだけの金額が1本の歯の治療にかかりますよ〜と書かれた見積書をもらいました。

まぁびっくりですよ。

1200€!!!震

日本フランス間往復できる!!

ちょっと一旦タイムということで、加入しているミュチュエルに見積書を提出してどのくらい保険で賄えるか確認します。

ここでもまぁびっくりですよ。

全額自己負担!!涙

どうやらdentisteの治療はカバーされるけどendodontisteの治療はされないみたいでした。

いやいやいや、ぎりぎりでいつも生きてる学生の身分のわたしに1200€なんて払えない。。清水の舞台から1回飛び降りたくらいじゃ足りないよ!っていうくらい負担が大きすぎる。


しかしここで救世主が現れるのです。

同居しているフランス人マダムに相談すると、どうやら娘さんの旦那さんがパリ郊外で歯医者さんをしてらっしゃるとな。

ちょっとその見積り見せてごらんなさい。
これが普通の金額なのか確認してもらいましょ。と。

あぁ。マダム。
すでに神様に見える。

結局、歯医者さんであるマダムの義理息子さんいわく、これはなんかの詐欺かな?と。うちなら3分の1かかるかも分からないし、返金もされるばすとのこと。

マダムも歯科治療はこの義理息子さんに任せているし、外科的な治療もできる歯医者さんなので、お世話になることに大決定しました。

お金の心配がなくなって良かったほんとに。。

そしてついに昨日10月30日に行ってきました。
マダムの運転で片道約40分。
ありがとう、マダム♡

道中あまりにもわたしが緊張しているもんだから、初診だから大した事しないよ大丈夫大丈夫って慰めてくれたマダム。

数時間後疲れ果てた姿のわたしをみて、ちょっと面白かったのか笑ってたマダム。

笑ってくれてありがとうマダム。
おい!笑い事じゃねぇ!って思ったけど笑ってくれて和んだよ。

歯医者さんでは冒頭に書いた治療をされました。
上の前歯、だいぶ前にだめになってしまってすでに神経はないのです。しかし根管治療がよくなかったらしく膿が溜まるのが何回か繰り返していて、再治療を日本で数回やっていました。最後にやったのは渡仏する割と直前で、これでまた再発したら今度は歯茎切って中から根っこのはじっこを〜と説明されました。

そいつがどうやらもうかなりやばいところまで来てしまったらしく、今回の治療に至ったわけです。

だからね、やられることはすでに理解していたので、今何してる?フランス語じゃあ理解できないよ〜!みたいな状況ではなかったのは大きな安心ポイントでした。

どういう状況かよく分かっていないのに治療されることほど怖いものはありませんからね。

突発的に歯のトラブルに見舞われてしまった場合は歯科治療に必要な単語を少しでも頭に入れて行くといいですね。

わたしは麻酔されなかったらむり!と思って麻酔anesthésieという単語を真っ先に調べました。笑

怖がりすぎてるわたしに何回も声かけてくれて、今こういう事してるよとか教えてくれて、処方された薬もこれはこうで、こいつは朝がよくてと優しく教えてくれて、この先生で良かったなと思います。

今回の治療、払ったのは270€とお薬代26€でした。
この270€からちょっとでもミュチュエルから返金があることを切に願うばかりです。

まだもう1本治療しないといけない歯があるので次の予約は1ヶ月後。


抜歯してももう一回くらい生え変わる機能が備わってたらいいのにな〜。

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