私の90smusic#28
#271 Dancing in the Moonlight by Toploader
イギリスのバンドのデビュー作Onka's Big Mokaから、King Hervestという70年代のフランス系アメリカンロックバンドの曲のカバー。デビュー当時はメジャーと6作の契約を結ぶほどの持ち上がりようで、直後3xプラチナムの結果も残したので、相当だったとは思いますが、2作目でメディア叩きにもあって、一気に失速して、グループは解散の流れになってしまったよう。このカバー曲は確かに盛り上がったし、一発屋感は否めませんが、大好きな曲。いかにも当時の英国らしいバンドサウンド、伝統を踏襲したソウル系のロックバンドで、確かにメインストリームの雰囲気はありました。
#272 Move over by Mover
ブルートーンズが作ったレーベルからデビューしたものの、あんまり売れなかったみたいで、解散の憂き目に。これをどこで知ったのか、いつアルバムを手に入れたか、全然覚えてないんだけど、中古盤屋さんで買ったのだけは覚えてるなあ。
※Spotifyには載っていないので、プレイリストにはありません。
#273 So We Go by The Hang Ups
ミネアポリスのギターポップ/フォークロックバンドのセカンドアルバムのタイトル曲。これは知ってたわけではなくて、たまたま中古屋の表にあるクリアランスのカゴに入ってたのを見つけて、ジャケットが良かったので買ったっていう。
※Spotifyには載っていないので、プレイリストにはありません。
#274 One Day at a Time by Symposium
全員10代というバンドで、NMEやメロディメイカーに後押しされるほど、メディア受けが良かったものの、ミニアルバムとフルアルバム1枚ずつのリリースで、セールスも振るわず、短命に終わる。この若さと勢いは同世代だった自分も感化されて、結構気に入っていたけど、今振り替えると、この年齢だから成立していたヴァイブだったのかなあとも思う。
#275 Ignoramus by Baby Chaos
グラスゴーのロックバンドのセカンドLove Yourself Abuse。当時彼らはイーストウェストと契約していて、レーベルメイトのワイルドハーツやテラーヴィジョンとツアーを廻っていた関係から知ったのかな。パンキッシュなギターロック趣味には忘れがたいアルバムの1枚で、まあ良い時代でしたね。
#276 Shoulder to the Wheel by Save the Day
ニュージャージーのバンドの2作目Through Being Cool。エネルギッシュに、勢いのある様がそのまま作品に乗り移っているような作風で、バンドのキャリアの中でも人気のある作品。曲のわかりやすさも良さになっている。
#277 The Fighter by Attack
ドイツ人ミュージシャンのリッキー・ヴァン・ヘルデンなる人物によるバンドの4作目Seven Years in the Past。今となっては、わからないで音楽を選んで聴くことはあまりないけど、最初の頃は、ほぼほぼわからないので、選ぶのも博打である。何でこんなの買ったのかと思うほど、その経験も今は良い思い出。よくわからず選んでいても、謎のまま聴けば聴くほど、その作品への愛おしさは増していく。知名度はともかく、自分の中では名曲。
※Spotifyには載っていないので、プレイリストにはありません。
#278 Two Hearts Together by Takara
ロスのハードロックバンドのデビュー作Eternal Faith。インギーのライジングフォースでもボーカルを取っていたジェフ・スコット・ソート先生がプロデュースとメインボーカルをやっている。これもよくわからないで買ってるやつで、もうタカラとエターナルフェイスっていう名前のインパクトだけで面白かったんでしょうね笑。でも、これは良かったですよ。わかりやすいアメリカンハードロックですから。みんなこのサビをすぐ覚えるし、CMソングになってておかしくないし、オリコンシングルランキングに入ってないとおかしい。
#279 Sister of Pain by Vince Neil
モトリー・クルーを脱退したヴィンス・ニールが、ギタリストにスティーブ・スティーブンスを招聘して、ソロアルバムExposedを制作。それが80年代モトリー、カムバックみたいな作品で、ファンは90年代になっても、やっぱコレコレ!みたいな空気になったものの、翌年出た本家のセルフタイトルが、それに対する、時代に醒めたような回答で面白かった。
#280 You Keep on Moving by Glen Hughes
第3期4期ディープパープル、パット・スロール、トニー・アイオミ、ジョン・ノーラムなどといった名のあるギタリストたちと共作を作ってきたボーカリスト、グレン・ヒューズ。ドラッグに悩まされたこともあるも、ハードロッキンなThe Dead Daisiesで、今だ現役で衰え知らずのボーカルを見せている。70歳ですよ。信じられないですね。その30年前の作品ですから、さらに伸びのある艶のある声で、魅力的に聴かせてくれます。