LifeShift2 人生100年時代の行動戦略
戦後すぐの頃、日本人の寿命がここまで延びるものとは想像できなかっただろう。
様々な制度もその頃の人生設計に基づいて作られているものも多いと思うし、まさに今が見直しの時期なのかもしれない。
さて、本書では新テクノロジー、AI、長寿化、コロナ、リモートワーク等の様々な新たな要素が出てくる中でいかに人生設計していくべきか、そして企業や政府はどうサポートすべきかが書かれる。
この本はすごく人気があるようだ。
それほど皆が将来に不安を持っているということの証左なのかもしれない。
我々に求められているものは、これだけ厳しい社会環境の中で、いかに家事のパフォーマンスも落とさずに、日々の学習と業務の成果のバランスを保つか。
これはとても難しい。
そして長老の話が出ているが、これからの「人生の先輩」としてはまさにこの能力で生き残っていくしかないと思うが、新陳代謝とのバランスも難しい。
長生きして悩めるというのもなんと恵まれた世代に生まれたものだと考えることにしよう。