トーク番組がおもしろい。-笑いの力-

僕はテレビが好きだ。

ひとり暮らしをはじめた大学生時代からよく観るようになり、30年近くたった今も、息抜きの楽しみとなっている。

現在はハードディスクレコーダーを使って、数百の番組を録画保存している。「もう二度と観られない」と思うと、消去できないのだ。

今回は、僕の好きな「お笑い芸人」と、「お笑い芸人を交えたトーク番組」、「好きな理由」についてお伝えしたいと思う。

「笑い」は、人間の特権

僕は、お笑い芸人が好きだ。お笑い芸人はすごいなと思っている。「笑う」という人間特有の感情を生み出せる人たちだからだ。

動物は笑顔みたいに見えることはあっても、笑うことはない。

そもそも「笑い」は、なぜこみ上げてくるのか、説明できる人は少ないのではないのだろうか。

「笑い」については、「緊張と緩和」や「天丼(同じボケやギャグを、二度、三度と繰り返すこと)」などの、鉄則的な方法論はあるにはある。でも、それだけでは笑いになるとは限らない。

「人を笑わせるのが一番難しい」と言うように、「間(ま)」とか「その場の空気感」を瞬時に判断しないと、笑いは生まれない。

特に、「笑われる」のではなく、狙って「笑わせる」ことは難しい。多くの芸人さんは、下積みを重ね、すべり倒す経験を嫌というほどして、ようやく笑わせることができるようになる。一生かけても、そうなれない人もいるだろう。

だから、それを生み出せる芸人さんは天才だと感心する。

頭の回転が良くて、機転が利く人でないと、その場で笑いを生み出せる人にはなれない。そこに僕自身の憧れがあるのかもしれない。

人間にだけ与えられた「笑い」という特権。それを操れる人たちの繰り広げる会話は、本当に楽しい。

お笑い芸人を交えたトークが楽しい。

僕は、お笑い芸人が登場するトーク番組が好きだ。

最近では「アメトーーク!」や「ホンマでっか!?TV」、「ボクらの時代」がお気に入りだ。

ただ単に「笑える」のはでなく、楽しい気持ちになりながら、気づきや学びがあるトークが好きだ。

楽しみながら、参考になる考え方や知識が備わる。「ユーモアを利用すると学習効果が高まる」という学術研究もあるそうだ。

僕はそこまで計算はしていないけれど、「楽しい雰囲気が好き」で「人の笑顔を見ると元気になる」といった効果も感じている。

会社員時代、ストレスを抱えていたとき、ウォークマンに転送したお笑いトーク番組を通勤途中に聴いていた。

そうすると心が楽になって、「今日も頑張ろう」と思えた。元気をもらえた。それに救われたことが多々あったのだ。

印象に残ったトーク

僕がテレビの「お笑いトーク番組が好き」というのは、ある意味オタク的な要素もあると、人に言われて最近気づいた。

だから、それは僕の特徴として前向きに捉えて、今後は僕の知っている過去に印象的だったトークを紹介していこうと思う。

次回以降の記事で、少しずつお伝えしていこうと思う。

今後も読んでいただけると嬉しいです。

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