夜空にちょこんと点を打つ
noteを投稿しよう!
最近、目下の目標に掲げていることだ。
noteを始めた当初は『役に立つ記事を投稿しよう』と思っていた。
ところが『役に立つ記事』を投稿するためには、そこそこの心構えとリサーチが必要で、月に1,2回しか投稿が出来ない。
…私には無理だ!
次に、感じたことや考えたことを投稿してみた。
いわゆる、エッセイと言えばいいだろうか。
これなら、週に2〜3回は投稿できる。
ところが、これまた肩に力が入って仕方がない。
なんだろうか。
私のクセなんだろうか。
どうしても「良いストーリー」とか「オチ」とか「まとまり」みたいなものを気にしてしまって、どうにもこうにも堅苦しい気がする。
ラーメンよりそばが食べたい気分なのに、カレー専門店に来てしまったような…何かが違う!
何が違うって?
わかんない、わかんない。
さっぱりわかんない。
いや、カレーが食べたい人が足を運ぶなら、良いんだよカレー専門店で。
でも、私が作りたいものはきっと毎日食べても飽きのこない、何かなんだ。
たまに足を運びたいカレー専門店ではないはずなんだ!(カレー専門店さん、ごめんなさい)
もともと、決まったテキストをかちかち打つのが性分には合っているのだろう。
でも、もっと…なんていうか、エアリーな存在になりたい。
スーツじゃないんだ、Gパンなんだ。
図書館ではなくて、家の本棚のマンガ本なんだ。
ホテルのレストランバイキングじゃなくて、駅前のファミレスなんだ!
わかるかな。
なんだろう。
なんか、迷走している。
もともと、頭が固いんだろうね。
そんなとき、noteの編集部ピックアップ記事で「noteは自由なんだ」という趣旨の投稿を発見した。
誰もが投稿していいし、叫びたいことを叫んでいい。
日記にもなるし、意見にもなるし、掲示板にもなる。
自由なんだ。
そう、自由なんだと。
自由って難しいけど、自由なんだと。
それを見て、私はいかに肩に力が入っていたかなんとなく自覚した。
ガチガチに構成を詰めようとしていたものを、リセットした。
私のnoteは、私の気の向くままに投稿してもいいんじゃないか。
あまりにも雑多ならマガジンにまとめていけばいいし、でも、わざわざあらかじめ用意した型にはめ込まなくてもいいんじゃないか。
そう思ったのだ。
そうだ。
noteの投稿は街頭演説ではない。
私は、名前も知らない街の片隅でマイクを握って、講釈を述べようとしているのではない。
もっと自由なんだ。
例えて言うなら、夜空にちいさく点を打つような。
無数に瞬く星に紛れて、小さく白い点をつけたとしても、きっと誰も気づかない。
でも、私にはわかる。
それでいいのかもしれない。
そこにあることで、私は満足できる。
誰も気づかないかもしれないし、誰かが気づいて指差すかもしれない。
天体望遠鏡で覗いて、びっくりするかもしれない。
「新星発見!」と、ニュースや紙面を賑わすかもしれない。
そうなればそうなったで、面白いだけのことで。
夜空にちょこんと点を打つ。
そういうことにしよう。
そう思ったという、ただそれだけの話。
だから、どうかお気になさらず。
これは、私の独り言。
ただの小さな点だから。
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