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アメリカ雇用統計(5月)で大爆死! 予想と実際の取引結果を公開

今回は6月4日に発表された、アメリカ雇用統計(5月)の取引結果と、チャートの動きに関しての簡単な解説となっています。

タイトルにも記載してありますが、大爆死です。まんまと逆行されてしまいました。

なぜ逆行されたのか、なぜ逆の予想をしたのか、実際どんなチャートの動きだったのか、注目していただけたらと思います。

遠藤 勇太qr1

雇用統計をがっつり外してしまってはいるのですが、バイナリーの無料レクチャーを行っています。上記LINEでレクチャーと配信をしているので、ご興味があれば連絡下さい。

それではアメリカ雇用統計(5月)の予想からご覧いただけたらと思います。


【アメリカ雇用統計(5月) 予想】

率直に、アメリカ雇用統計(5月)はチャートが上昇していくという予想を立てました。

・アメリカ雇用統計(5月)
過去発表:26.6万人(27.8万人)
市場予想:67.5万人
今回発表:-

なぜ、上昇予想になったのかというと、"前回発表が悪すぎたから"というのが大きいです。

・アメリカ雇用統計(4月)
過去発表:91.6万人(改定値:77.0万人 )
市場予想:100.0万人
今回発表:26.6万人

過去発表値(3月)が91.6万人に対して、市場予想が100万人。そして、今回発表(4月)が過去発表値も市場予想も大きく下回った26.6万人です。

アメリカ雇用統計の4月の結果は散々な内容でした。なので、雇用統計5月は4月の結果よりポジティブな内容になっているだろうという見込みのもと上昇予想となりました。
勿論、理由はそれだけではありません。

アメリカ雇用統計の先行発表と言われている経済指標の発表結果も悪くありませんでした。

・ADP雇用統計→〇
・ISM製造業雇用指数→×
・ISM非製造業雇用指数→×
・新規失業保険4週平均→〇

ISM製造業、ISM非製造業の雇用指数は悪かったものの、景気指数は悪くなく、景気指数がいいという事は雇用する余裕も増えるという形になるので、ISM製造業、ISM非製造業もそんなにネガティブな内容ではありません。
つまり、アメリカ雇用統計で雇用者数が増える判断材料が多かったという事です。

ただ、懸念材料として、"前回発表より数値がいいというのは織り込み済み"という事で、チャートの動きがネガティブ方向に強かった場合が挙げられます。
前回より数値がいいのは分かってるから、失業率や平均時給に注目が集まってしまいチャートの動きが雇用者数の増減で判断されないというケースです。

ただ、それでも大幅に雇用者数は増加していてチャートは上昇していくと見込みました。

次は実際の取引結果及び、チャートの動きをみていきましょう。



【アメリカ雇用統計(5月) 取引結果】

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アメリカ雇用統計(5月)は上昇予想だったのですが、結果は残念ながら下降でした。

・アメリカ雇用統計(5月)
過去発表:26.6万人(27.8万人)
市場予想:67.5万人
今回発表:55.9万人

今回発表結果は、私の予想通り前回発表を上回った数値になりましたが、市場予想には届かず、チャートは下降していきました。恐らく織り込み済みなのでネガティブな数値に敏感になってしまった可能性が高いです。



【アメリカ雇用統計(5月) 予想 取引結果 まとめ】

ここまでご覧頂きありがとうございました。今回は6月4日に発表されたアメリカ雇用統計の予想と取引結果という内容になっています。

アメリカ雇用統計の先行発表ではがっつり利益を出したのですが、本番の雇用統計(NFP)では負けてしまいました。4日の合計収支ではマイナス200万円以上の損失です。

かなり自信あっただけに、ショックのデカい発表結果となってしまったのですが、気を取り直して来週からもっと精度の高い予想配信を行っていきます。

今回は以上となります。
ありがとうございました。

試験的に有料運用するかも知れません。