干される芸能界

どうも、永遠の18番です。面白いエントリがあったのでご紹介。

芸能界はもう、のんの様なケースを出しちゃいけない。マネジメント社長が語った真意

のん(能年玲奈)ちゃんはNHK朝ドラ「あまちゃん」で有名になりましたね。事務所を離れ、「のん」と名義を変えてからはテレビで見る機会が無くなってしまいました。

事務所を離れてしまうと、業界から干されてしまうという業界の「いじめ」。辞め方が良くないとどうしても避けられないかなぁとも思います。辞めた経緯をあまり知りませんでしたが、ちょっとよろしくない辞め方の一例ですね(苦笑)

記事全文はリンクから読んでください。文中から気になった部分をピックアップして、大手と中小を比較したり業界の慣習を含めてコメントしていきます。


①圧力があるのか、忖度なのか、まったくわからないです。何もないと信じています。だけども、3年間1本も実現していない、というのは事実です。

のんちゃんをテレビで見る機会が無くなってしまったということですね。先述しましたが、辞め方が悪いとプレッシャーをかけにいかれちゃうかもしれませんね。「その子を出すんだったら、うちのタレントは出さないよ」的な。


②芸能界に変わってほしい。透明になってほしい。競争原理が働いてほしい。

どこまでの業界を芸能界というかわかりませんが、中小企業でももう少し参入できる部分が欲しい部分では同じですかね。学歴フィルターじゃないですけど、それに近しいものが働いていたりいなかったり...


③個人事務所「non」とスピーディ社が独占的にマネジメント契約を結ぶ、アメリカ型のエージェント方式をとっています。

タレントがマネージャーを雇うなど「タレント」が主語になる形が、今よりもスタンダードになっていくのではないかなと思います。エージェント契約もその一つで、弊社も少しずつ導入しています。うちで言うと、事務所が提案した仕事をやりつつ(やりたくなければやらなければいい)、個人でも自由に仕事を受注できるようなイメージです。

SNSの発展によって、事務所に所属しないフリーの形でも稼げるようになったんですよね。水着や露出に抵抗のない子は、コミケなどのイベントや撮影会で収益を作れるようになりました。事務所に所属するよりも稼ぐ子は稼ぎます。なので、少し事務所のパワーバランスが変わりました。

ただ、大きな仕事は信用もあるので、フリーではなかなか越えられない壁があるので今は難しいですが、いつかそこも解消していくのかもしれません。(※フリーは事務所に所属していない手前、責任を取る人がいないということで大きな案件は敬遠されがちという事情があります。)


④芸能事務所はよく「先行投資が…」って言います。僕もまったくないとは言いませんよ。(~中略~)仮に年間300万円としましょうか。だけど、CMが決まったら3千万円。CM1本でモトとれてません?

CMがそんな簡単に取れたら苦労しません(笑)これができないから、「先行投資が...」というボヤきが出るんです。中小事務所で何千万の広告が決まることはの夢物語です。


⑤スポーツ選手は自由に移籍できるじゃないですか。何で芸能人はダメなんですか?

これに関しては、賛成する部分もありつつ、反対する部分もあります。移籍や引き抜きが慣習化すると、容易に稼ぎ頭を引っこ抜かれて、事務所が潰れることになりかねません。

「移籍金ビジネス」を考えたことはあるんですよ。若手を育てて、大手に買い取ってもらう。移籍金と移籍後は売上の何パーセントを納めてもらうとか。スカウトマンやサッカーの稼ぎ方を参考にしてます。

ただ、これって自分でも稼げるはずだった大金を手放すリスクもあるので、手放すことに躊躇いを感じない人にはオススメです(笑)

また、移籍金で新たなタレントを獲得するのも手かもしれませんが、それ以上に事務所としては「有名なタレントがいる」という状況が大事なんです。吉本興業には明石家さんまやダウンタウンがいる。それに憧れて、若い子たちが入ってくるんです。なので、有名なタレントがいることで未来のスターが入ってくると踏まえると、ただのマネーゲームになりかねないのが最大の懸念ですね。

個人的には、事務所間のM&Aはアリだなとは思ってます。舞台が得意な事務所とSNSが得意な事務所を合併することで、お互い新たな展開ができるかもしれませんね。

とは言え、資本力がすべてになってしまうのも夢が無いですが(笑)


⑥エージェントにせよ、マネジメント会社にせよ、契約関係をハッキリさせる必要がある。

昨今話題の「契約書」問題ですね。タレントはある意味で「従業員」なのですが、マネージャーのような「社員」とは違う。ここに関しては、雇用者と被雇用者の意識次第になるとは思います。

個人的には、契約書にサインする・しないはどちらでもいいと思います。というのも、結んでもだいたい1年くらいで辞めるんですよね。給料を支払ってないとかではないですよ(笑)

自分の実力をもっと高い場所で戦えると勘違いして辞めていくんです。けど、そもそもそんな力なんて無いんですよ。だから、小さい事務所にいるわけで。結果、どこかへみんな消えていきました。

今いる場所で、自分のレベルを理解して、そこでできる最大限の努力をすれば場所なんて関係ないんですよ。売れる子はどんな場所にいても売れます。


⑦「元SMAPやのんをドラマに起用したらイノベーションだ」と考えてくれたら面白いですね。

これに関しては、AbemaTVに頑張って頂くのが一番かと。あとはYouTubeやAmazonPrimeとか今はいろいろあるので。テレビに執着することこそ古いのかもしれません。


以上です。他にも面白いエントリを見つけたので、またコメントしていきます。

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