【フォレスト出版チャンネル#258】あのヒット連発のブックデザイナーがVoicy初登場!
このnoteは2021年11月9日配信のVoicyの音源「フォレスト出版チャンネル|知恵の木を植えるラジオ」の内容をもとに作成したものです。
一般メディア初登場(?)の知る人ぞ知るデザイナー
渡部:フォレストチャンネル、パーソナリティの渡部洋平です。今日は編集部の寺崎さんとともにお伝えしたいと思うんですけれども、今日は収録の環境がちょっとだけいつも違うんですよね。
寺崎:そう。ちょっと時間が遅いんですよね。
渡部:ちょっと遅いですね。
寺崎:夜の11時。
渡部:23時です。
寺崎:夜の11時に収録するのは、はじめてかもしれないですね。
渡部:そうですね。リスナーの皆さんには正直関係ないと思うんですけど、僕としては今までで、一番遅い収録です。やや眠い状態かもしれませんが、寺崎さんも、もう酔っぱらっているかもしれませんが、今日は本当に素晴らしいゲストの方に来ていただいているので、早速スタートしてまいりたいと思います。では、寺崎さん、今日のゲストなんですけれども、どんな方なんでしょうか?
寺崎:今日のゲストは、ビジネス書の業界では、この名前を目にしたことがない編集者はほぼいないんじゃないかってぐらいの売れっ子ブックデザイナーの株式会社tobufune代表の小口翔平さんです。
渡部:はい。では、小口さん、今日はよろしくお願いします。
小口:よろしくお願いします。
渡部:今日は、異例の夜11時からの収録ということなんですけれども、ざっくばらんに楽しんでお話を伺いたいと思っております。
寺崎:なんでこの夜11時のスタートになったかって言うと、超多忙な方なので、ダメ元で小口さんに「Voicyにゲスト出演してもらえないか」とメールしたんですよ。きっと断られるだろうなと思いながら。実際、ノーギャラだし。そしたら、なんと「夜中の普段お酒を飲んでいる時間ならいいですよ」って返事が来たんですよ。
渡部:なるほど。
寺崎:実は編集部でも、「小口さんにVoicyに出てもらえないか」って、度々雑談で出ていて、「でも、忙しいだろうからな」なんて、諦めていたんです。で、ちょうど小口さんにメールする時に、僕もお酒を飲んでいて、気が大きくなっていたので、ダメ元で出演依頼をしたら、「夜中ならいい」っていうことになったんですよ。
渡部:では、貴重なお時間をいただいたので、早速、小口さんにお話を伺ってまいりたいと思います。飲みながらやるのはどうかということだったので、「収録後に飲みましょうか?」みたいな話もあったんですけど、ぶっちゃけもう寺崎さんは飲んでいますよね?
寺崎:いや、そんなに飲んでない。
渡部:そんな飲んでない(笑)。
小口:全然飲んでもらって大丈夫ですよ(笑)。
寺崎・渡部:(笑)。
小口:さすがに僕は話す間までは、我慢します(笑)。
寺崎:ありがとうございます。
渡部:ということで、今日も楽しんでお話していきたいなと思っております。本のデザイナーさんと言えば、先々月の9月9日と10日の放送で、OKIKATAの山之口正和にも来ていただいているんですよね。それ以来、2人目のゲストということになっています。
寺崎:そう。で、これまたあとで詳しく小口さんにお話を聞いてみたいんですけど、山之口さんは元々、小口さんのtobufuneで長く働いて独立された方なんですよ。
渡部:あ、そうなんですね。
寺崎:そう。で、tobufuneさんがすごいのは、代表の小口さんがすごいっていうだけじゃなくて、売れっ子デザイナーを数多く輩出しているってことも、これまたすごいんですよ。
小口:最近多いですよね。最近OBの本をよく見ます。
渡部:ご自身も本当にご活躍され、更には在籍していた方々まで、皆売れっ子デザイナーという、本当に今日はすごい方に来ていただいているんですけど、ちょっと簡単に僕からプロフィールをご紹介させていただいて、本題に入っていきたいと思います。株式会社tobufuneの代表の小口翔平さん、1981年、大阪生まれ。fukuda designを経て2011年にtobufuneを設立。ブックデザインを中心に、エディトリアル、映画の宣伝美術、展覧会広告、ロゴなど様々な分野で活躍していらっしゃいます。
デザイン事務所を立ち上げて10年を経て
寺崎:tobufune設立が2011年ということは、今年ちょうど10年経つんですよね?
小口:そうです。12月でちょうどです。
寺崎:おー!創業と同時に飛ぶ鳥を落とす勢いだったと思うんですけど。
小口:いえいえ(笑)。
寺崎:これまでの10年間やってこられて、いかがですか?
小口:ありがたいことに忙しくさせていただいたので、もうただただ感謝しかないですけどね。でも、次の10年は、もうちょっとゆっくりしたいですね(笑)。
寺崎:かなり駆け抜けてきた感じですか?
小口:それはちょっとありますね。でも、夢中でやっていたら10年経った感じがしますね。ちょうど僕はtobufune10年で、デザイナーになって20年なんですよ。それで、40になる年で、いい区切りなので、次の10年をどうしようかなと最近考えているぐらいです(笑)。まだ具体的にはどうするか決まってないですけど。
寺崎:なるほど。
意外な「社名の由来」とは?
渡部:本当にちょうどデザイナーデビュー20年、そして会社設立10年ということで、すごくターニングポイントになる1年ということなんですけれども、tobufuneっていう社名の由来っていうのはなんなんですか?
小口:社名は、嫌いにならない名前にしようっていうので、好きなもので付けようと思ったんですね。で、最初は「ビール」にしようと思ったんですね。
寺崎・渡部:(笑)。
渡部:お酒はビール派ですか?
小口:そうです。ビールしか飲まない。
渡部:僕もビール好きです。
小口:(笑)。そしたら、色んなところで反対されて(笑)。
寺崎・渡部:(笑)。
小口:他には乗り物の船が好きだったので、「船」か、「船デザイン」か、ピンと来なくて、で最終的に「翔平の“翔”が翔ぶ」なので、船に名前の翔ぶを付けたっていうだけです。で、偶然それで決めて検索したら、結構有名なイギリスの児童文学かな。それで『とぶ船』っていう本があって、本のデザインなので、そういう本があるのもいい縁かなと思って、名前をそれに決めました。
渡部:「ビール」っていうのも、見たかったですね。
小口:いやいや(笑)。結構皆に反対されました(笑)。
寺崎:いや。ビールにしなくて、よかったと思います。
小口・渡部:(笑)。
寺崎:小口さんの翔平っていう、お名前から来ていたんですね。
小口:そうですね。はい。
寺崎:僕はその絵本の方から来ているのかなと思っていたんですよ。
小口:逆なんです。絵本を知らなくて、付けたらあったって感じです。
寺崎:そうなんだ。ちなみに渡部さんは編集者じゃなくてデジタルメディア局の方なので、もしかしたら小口さんの存在を知らなかったかもしれないんだけど、リンクを貼っておきますけど、tobufuneさんのページを見ると、「これ書店で見た!これもあれもtobufuneさん!」みたいな状態になりますよ。
渡部:僕も見せていただいて、いや、本当にそうですよね。これ、本当に2021年でも、トップ10に入っている本ばっかりで、『FACTFULNESS(ファクトフルネス) 10の思い込みを乗り越え、データを基に世界を正しく見る習慣』、『「気がつきすぎて疲れる」が驚くほどなくなる 「繊細さん」の本』、『「育ちがいい人」だけが知っていること』『子育てベスト100──「最先端の新常識×子どもに一番大事なこと」が1冊で全部丸わかり』、『精神科医が教える ストレスフリー超大全 ―― 人生のあらゆる「悩み・不安・疲れ」をなくすためのリスト』、『人は話し方が9割』、これなんか今1番ですもんね。『語源図鑑シリーズ』、『1分で話せ 世界のトップが絶賛した大事なことだけシンプルに伝える技術』。
本当に売れている本ばっかりですよね。
寺崎:そう。で、『FACTFULNESS』は今年に入って100万部突破しましたよね?
小口:そうですね。
寺崎:おめでとうございます。
小口:『FACTFULNESS』は、すごかったですね。もう2年ぐらい経つのかな。
寺崎:渡部さん、先週のVoicyで、「2011年、上半期ベストセラーランキング」のフリートークがあったじゃないですか。そこにも、tobufuneさんの担当作がランキング上位に、いっぱい入っているんですよ。
渡部:本当にそうですよね。では、タイトルを寺崎さんから教えていただければ。
寺崎:すごいのはね、日販とトーハンの「書籍年間ベストセラーランキング」のビジネス書ジャンルで・・・、これは去年のビジネス書ランキングなんですけど、1位『FACTFULNESS』、2位『人は話し方が9割』、3位『「気がつきすぎて疲れる」が驚くほどなくなる 「繊細さん」の本』というかたちで、1~3位までtobufuneさんのデザインが独占したという。
小口:ラッキーでしたね。デザインだけで売れることはないので(笑)、いい本の依頼をいただいているなという感じですね。
デザインは書籍の売れ行きにどれほど影響するのか?
寺崎:デザインが売れ行きに影響するということは、小口さん自身はどのように考えていらっしゃいますか?
小口:なくはないんでしょうけど、あんまりそれを考えないようにしていると言うか。基本的には、他のところでも言ったことがあるんですけど、「売れたらいい本だった。売れなかったらデザインのせい」と思うようにはしています。
寺崎:なるほど。
小口:その方が、学びがある。
寺崎:じゃあ、「これが売れたのは、俺のデザインがよかったからだぜ」みたいには・・・。
小口:それはないです(笑)。そう思うデザイナーはあんまりいないと思います(笑)。
寺崎:そういうもんなんですね。
渡部:でも、すごいですよね。年間ベスト1~3位を独占しちゃうなんて、本当に「俺のデザインだからだろう」って思ってもおかしくないですけど、そういう感じじゃないんですね。
小口:それはないですね(笑)。デザインが違っても、その本たちはきっと売れたと思う。
渡部:(笑)。
小口:多少の最初の流れのきっかけぐらいにはなるかもしれないですけど、年間で何十万部とかいくようなやつは、もうデザインは離れていっていると思いますけどね。
寺崎:編集の世界では、一番最初に書店で並んだ時にまず手に取ってもらわないと話が始まらないので、タイトルとカバーの重要性ってめちゃくちゃよく言われていて、人によってもう「8割方決まる」とかって言う人もいるんですよね。だから、小口さんの立場上、それは言えないのかもしれないんだけど(笑)。
小口:(笑)。
寺崎:編集の世界では、カバーデザインは超大事ですよ。
小口:まあ、タイトルをどうやって読ませるかみたいなことは、すごく気をつけますけどね。(読者の方が)手に取るまでが仕事の大半なのかなとは思っていますね。
書籍デザインの仕事を始めたきっかけとは?
寺崎:そう。そのあたりのデザインの話も色々と聞いてみたいんですけど、そもそも、この書籍デザインの仕事を始めようと思ったのって、なんでなんですか?
小口:偶然ですね。書籍をやろうという感じではなく、大阪で2年ぐらいデザイン会社にいて、東京に出てくるタイミングで入った事務所が、師匠の本のデザイン事務所だったんですけど。
寺崎:あー!fukuda design?
小口:はい。だから、その時は書籍をやりたいとかではなくて、あんまりお金がないので、早く就職しなければみたいな感じでしたね(笑)。
寺崎:そうだったんですか。
小口:で、師匠のところも、そんなに書籍、書籍してなかったんですよね、当時は。入った頃は。
寺崎:そうなんですか。福田和雄さんが代表を務めるfukuda designですよね?
小口:そうです、そうです。今はもう師匠のところもほぼ書籍ですけど、入った当時は書籍と雑誌とCDか。それが、だいたい3割ずつぐらいの感じで。ただ、いる間にCDとか雑誌の仕事は減っていって、書籍が増えていって、僕がいる後半は、ほぼ書籍になっていったっていう感じなんですよね。だから、それで自然と僕も書籍の人みたいになったというか。だから、「ブックデザイナーになりたい」みたいな感じで、なったわけではないですね。
寺崎:そうなんですね。
小口:まあ、合っているとは思いますけど、あんまり飽きないので。普段は飽き性なんですけど(笑)、本のデザインはあまり飽きないです。
寺崎:本のデザインの場合、1冊1冊、終わったら次、終わったら次、じゃないですか。
小口:そうですね。一個ずつもちろん全部違うから。まあ、大きくは、同じことをやるんですけど。内容は1個づつ違うので、合ってはいますね。あと、少人数でできるのが、いいですよ。
寺崎:あー、なるほどね。
小口:広告とかで、大きいチームでやるよりは、編集者がいて、著者がいて、営業の方がいてみたいな、見える範囲でできるっていうのは、僕にとってはいいなというのはありますね。
編集者とデザイナーの偶然の出会い
寺崎:僕は前の出版社にいた時の一番最後につくった本を、福田和雄さんに依頼して。
小口:そうなんですね。
寺崎:で、代々木 八幡の事務所に打ち合わせに行った時に、すでに小口さんと、すれ違っているんですよ。
渡部:へー。
小口:それ、僕、全然覚えてないですね(笑)。
寺崎:あ、でも、小口さんと僕は会ってないんですよ、その時。後ろの方でキーボードをすっげえバチコン、バチコン、バチコンって打っている音がして。
小口:キーボードうるさいって、昔から言われるんですよ(笑)。
寺崎:その後、小口さんと最初に打ち合わせをした時にこの話をしたら、「あー、その時はDTPやっていて、イラついていたかもしれないですね」って(笑)。
小口:いやいや(笑)。
寺崎:それが僕の最初の出会いなんですよ。
小口:そうなんですね。前って、どこにいたんですか?
寺崎:前は、秀和システムっていう会社だったんですよ。
小口:はいはい。
寺崎:千田琢哉さんっていう著者の本で。
小口:はいはいはいはい。
寺崎:辞める時の最後だったんですけど。
小口:しかも、私が代々木八幡にいた時間はそんなに長くないので、偶然ですね。
寺崎:そうなんですね。
小口:fukuda designの最後の2年がそうだったんですけど。
寺崎:そっか。で、その後にもう一回、小口さんと出会うのが、一冊の本があって。僕は書店で気になるデザイナーさんとか、イラストレーターさんのクレジットを見ると、一応メモ帳にメモするんですよ。その時に、小口さんの名前をメモした本が、『すべての仕事は[逆]から考えるとうまくいく』っていう本なんですけど.
小口:はいはい。
寺崎:これが、あとあと考えてみると、tobufuneで独立したばっかりの小口さんの本なんですよね。
小口:そうですね。初期の仕事ですね。
寺崎:ロブ・ヴァン・ハーストレッチトと、マーティン・シープバウアーっていう著者の翻訳本なんですけど、これね、僕は結構衝撃を受けたんですよ、このデザイン。で、「この人、これから来そうだな」と思って、メモしたのを覚えています。
小口:嬉しいです、そうやって覚えてもらうのは。でも、その本をデザインしたのは、すごく覚えていて、今見ると普通に見えるんですけど、当時は尖っているデザインだった気がする・・・。
寺崎:尖ってましたね。
小口:(笑)。尖ろうとしているわけではないんですけど、文字を見せたいところだけ見せるみたいな。「ここだけ見せたらもうよくないか」みたいなのを、今でもよくやるんですけど、それをやり出した最初の時のやつで、多分王道の案とかも出していたと思うんですけど、その(尖った)案を通してもらったのが嬉しかったので、すごく覚えていますね。ソデとかも、表紙カバーと同じテンションで、文字をすごく大きくしたり、小さくしたりしてつくった記憶があります。
寺崎:白地に黒い文字って、本当に直球ですよね。
小口:そう。「“逆から”だけでもよくないか?」みたいなことを考えたんですよね。
寺崎:なるほど。これは結構売れた本だと思います、確か。
小口:そうなんですかね。ちょっとちゃんと覚えてないですけど(笑)。売れた、売れないはこちらはわからないことも多いので。
独立後の1冊のヒット作から売れっ子デザイナーへ
寺崎:なるほど。そっか。じゃあ、今日お聞きしたかったことがあって、「tobufuneを立ち上げて、独立された後の、一番最初のヒット作って何ですか?」って聞きたかったんですけど、わからないですかね?
小口:それは、わかります。タイトルが全部言えないんですけど・・・(笑)、「ここさめ」です。
寺崎:あー!あれですか!クロスメディアパブリッシングの!
小口:そうです。あれでしょうね。あれがはじめて10万か、15万部ぐらいいったんですけど、10万部とかにいったのが最初だったので。そのタイミングで10万まではいかなくても、3万とか5万とか、スマッシュヒットみたいなのも、うちのデザインで立て続けに出たんですよ。で、その3~4冊があって、そこから仕事が一気に増えたので、だからすごく覚えていますね。
寺崎:タイトルをちゃんと言うと、『特定の人としかうまく付き合えないのは、結局、あなたの心が冷めているからだ』という。
小口:そうです(笑)。
寺崎:これまで手掛けた本って、何冊かなんて、わからない感じですか?
小口:大体はわかりますよ。大体は。
寺崎:何冊くらいなんですか?
小口:多分、今年で4000は超えたかな。
寺崎:4000!
渡部:すごいな。
小口:4000ちょいぐらいじゃないですかね。ただシリーズとかも多いので、シリーズだけで50冊みたいなものもあるので、そういうのも入れてですけどね。
寺崎:そっか。4000回の挑戦があるわけだ。
小口:ちょっと多いですよね。ちょうど10周年なので、この間、なんとなく数えたんですよ。年間どれぐらいかは、なんとなく書いてあって、それをまとめていったんですよ。もちろん僕だけではやっていないので、スタッフもいっぱいいるので、あれなんですけど・・・。1日1冊を超えているのかと思って、ちょっと多いなと思いましたけどね(笑)。
渡部:すごい(笑)。
小口:多いと思いますね。
渡部:4000冊も携わっていらっしゃったっていうことなんですけど、フォレスト出版の本も結構デザインしていただいているみたいな話も聞いたんですけど。
寺崎:はい。たくさんありますよ。自分の担当書籍で言うと、10万部突破した水瀬ケンイチさんの『お金は寝かせて増やしなさい』とか、中尾隆一郎さんの、『最高の結果を出すKPIマネジメント』とか、梯谷幸司さんの『なぜかうまくいく人のすごい無意識』といったところなんですけど、あとは別の担当者の本ですけど、『自分を劇的に成長させる!PDCAノート』、『最短で目標を達成する!PDCAノート』『一番伝わる説明の順番』とか、このあたりが小口さんですね。かなりフォレスト出版の売上への貢献はデカいです。
渡部:デカいですよね。これ、本当にうちで売れている本ばっかりですもんね。
小口:ありがとうございます。
渡部:いやー、本当にデザインって重要っていうことなのかなと。小口さんご自身では、言いづらいんじゃないって、さっき寺崎さんが言っていましたけど。本当にうちはお世話になっている小口さんなんですけど、今までどんなお仕事をしてきたのか、みたいなところをお話しいただいたので、次回はさらにお話を聞いていきたいんですけれども、今日は小口さんがブックデザイナーとして歩まれて来た経緯、そして現在のご活躍ぶりについてお伺いしました。
そして、明日もゲストに来ていただけるんですけれども、明日は、売れっ子ブックデザイナーが考える売れるデザイン、また日々、どのようなインプットをデザインに落とし込んでいるのかなど、具体的なブックデザイナーとして小口さんが売れっ子たる所以をどんどん聞いていきたいと思います。なので、明日も是非よろしくお願いします。では、寺崎さん、終わらせてしまって、いいですか?
寺崎:大丈夫です。
小口:売れっ子と言われすぎて恥ずかしいですね(笑)。
渡部:ご自身では言いづらいと思うので、その3倍、僕と寺崎さんで言っていきたいと思います(笑)。では、明日の放送も是非楽しみにお待ちいただければと思います。今日は小口さん、どうもありがとうございました。
小口:ありがとうございました。
(書き起こし:フォレスト出版本部・冨田弘子)
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