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【フォレスト出版チャンネル #67】ゲスト|Voicyトップパーソナリティ、人気の秘密を徹底解剖!

このnoteは2021年2月16日配信のVoicyの音源「フォレスト出版チャンネル|知恵の木を植えるラジオ」の内容をもとに作成したものです。

Voicy人気パーソナリティ「ワーママはる」さんがゲスト!

渡部:フォレスト出版チャンネルパーソナリティの渡部洋平です。本日も編集部の森上さんとともにお届けしていきたいと思います。森上さん、よろしく願いします。

森上:よろしくお願いします。

渡部:今日は、森上さんの夢が叶う日だと聞いています。

森上:そうなんですよ(笑)。今日は私が元々Voicyをこの会社で始める前からヘビーリスナーで、Voicyをうちが始めるにあたっても、いろいろご相談させていただいた、今こうやってフォレスト出版チャンネルができているのもこの方のおかげと言っても過言ではないぐらい、すごく大事なすばらしいゲストです。イチファンとしても、フォレストの一員としても、1つの夢が叶ったなと思っています。

渡部:はい。なので、今日は森上さんに紹介してもらいたいなと思うんですけど。

森上:あ、そうですね。わかりました。今日のゲストはVoicy超人気チャンネル「ワーママはるラジオ」のパーソナリティ、ワーママはるさんです。はるさん、どうぞよろしく願いします。

▲Voicy「ワーママはるラジオ」(現・「はるラジオ」)

はる:よろしくお願いいたします。過分なご紹介いただいております(笑)。ありがとうございます。

森上:いえいえ。本当にありがとうございます。光栄です。

はる:いえいえ。皆さん、こんにちは。ワーママはると申します。Voicyで1年8カ月ぐらいパーソナリティをしております。毎日更新しておりまして、ランキングの中でちょっと見たことあるなというピンクのアイコンで発信をしています。2020年4月まで現役ワーキングマザーをしていたんですが、今ちょっと使途用途を決めない休暇というのを取りながら、いろんなことにチャレンジしているという内容を発信しています。2人の子持ちのワーキングマザーとしてVoicyでチャンネルを持っています。どうもお世話になります。よろしくお願いします。

渡部:今日はよろしくお願いします。

はる:よろしくお願いします。

渡部:今、自己紹介していただいたんですけど、Voicyをお聞きの皆さんは、ご存じの方もすごく多いんじゃないかと思います。そんな、はるさんに今日は「人気パーソナリティの人気の秘密を徹底解剖」というテーマでいろいろお聞きしてしまおうかと思っております。まず、はるさんは1年8カ月もVoicyを続けられているということなんですけども、最初はどんなきっかけでスタートされたんでしょうか?

はる:元々は私、音声入力でブログを書いていまして、元々の発信媒体はブログとちょっとツイッターを始めたぐらいのレベルでした。そのときにワーキングマザーで時間がないので、「音声入力で書いた記事をブログの体裁に整えて出す時間がない」という話を友人にしていたら、「Voicyっていう音声メディア、音声ブログがあるから、そこでやればいいんじゃない?」っていうことを提案いただいて、応募してやらせていただくことになって始まったっていうのがきっかけになります。

渡部:そうなんですね。お仕事しながら子育てもされて、その中で時間を短縮するっていうところから始まったんですね?

はる:そうですね。ブログ書きたいとかこういうことを発信したいと思ってらっしゃる方、共働き家庭の発信者の方とか結構いると思うんですけども、文字にテキストにして、それを外に出そうと思うと結構時間かかるんですけど、音声だとすぐ出せるので、私に合っている媒体かもと思って、そこから始まっていますね。

森上:音声入力で発信するというと、作家の志茂田景樹さん。あの方は昔から音声で入力されて、それを原稿に起こしてということをやられているという話を聞いたことがあります。

はる:そうなんですね!

森上:その話を聞いて今、志茂田景樹さんを思い出しました。

はる:勝間和代さんとかも音声入力で確か原稿とか書かれているってうかがったことがあるので。音声で何かを発信している方は、それを書き起こしたりとか、体裁を整える時間がないっていう方は結構いるんだろうなと思います。

渡部:今年とかは、特に「音声メディアの時代」みたいな流れもありますけれども、最初からそういう活動をされていた方っていうのはいらっしゃるんですね。毎回はるさんのお話を聞いていて、落ち着いたトーンでお話されていて、語り口も非常にロジカルで。それでリスナーさんがすごく魅了されているんだと思いますけれども、元々、話し方の練習だとか、ラジオのパーソナリティをやっていたとか、そういうご経験はないんですか?

はる:そういうのはないです(笑)。普通に会社員を16年間勤めていて、ただ会社の中で100名ぐらいの前で喋ったりとか、200人弱ぐらいの前でプレゼンをしたりとか、そういう機会があったので、割と多くの人に落ち着いてゆっくり喋ることに対しては抵抗がないというか。できる要素を会社員時代に培っていたんだなって、Voicyを始めて思いました。

渡部:なるほど。ブログの原稿を準備されているときからとか、その前の会社時代とか、いろいろそういうのが……。ごめんなさい。森上さん、ちょっと僕、今頭があまり回ってないです。

森上:大丈夫(笑)! 大丈夫(笑)!

はる:積み重なってそうなりました(笑)。

渡部:積み重なってそうなったんですね。

はる:そうなんですよ。だから、人生に無駄はないなと思いました。

ワーママはる流「話し方」のコツ

森上:なるほどねぇー。以前、話し方で気を付けられていることがあると、ツイッターでお話されていたって。渡部くん、はるさんのツイートで拝見したんだよね?

渡部:そうですね。はるさんのツイッターを見ていて、「Voicy、音声メディアとかって倍速で聞く方も多いので、テンポが一定であるほうが聞きやすい」といったことを書かれていたんですよね。遅いところは遅い、早いところは早いってなると、倍速にしちゃうと、ちょうどいいところはちょうどいいけれど、聞き取れないところは聞き取れないみたいになってしまう。そんなリスナーのことまで考えて話されているんだなって、すごく感動したのを覚えています。

はる:はい。そうですね。Voicyさんって、仕様的に1倍速、1.2倍速、1.5倍速、2倍速って(再生速度を)分けることができるので、会社の通勤時間に聞いている方とかは、「20分だけ時間あるな」、2本番組聞きたいなと思ったら、「うん。これだと1.5倍で聞こうかな」とか。たぶん皆さんペースを決められていらっしゃると思うんですよね。なので、喋り方がすごく抑揚があったり、テンポがコロコロ変わってしまうようなしゃべり方をしていると、1.2倍で聞いている方も2倍で聞いている方も、なんとなくズレを感じていくので、その辺はちょっと気をつけるようにしています。

森上:いやー、勉強になりますね。まあ、それを聞いても、すぐできるかできないかは、また別問題なんですけど……。

渡部:森上さんと僕は、「あー」とか「あのー」とか「えー」とかばっかり言っていますからね。

はる:(笑)。

森上:もう、しょっちゅうですよ! 渡部くんはまだいいけど、僕なんて、「あー」とか「えー」のほうが多いんじゃないかと思いますよ、自分の放送聞いていて。

はる:それもまた人間味があっていいって言われるリスナーさんも結構いらっしゃるので。

森上:(笑)! フォローしていただき、ありがとうございます(笑)。

はる:いえいえ(笑)。

放送内容の「ネタ出し」のコツ

渡部:まあ、そんなふうに、はるさんの番組はすばらしいと、森上さんも再三言っていたんですけれども、台本とかって用意されているんですか?

はる:これはよく聞かれるんですが、台本は実は用意してないんですよね。

森上:えー!

はる:はい。ただ、今日このテーマについて話そうということを決めて、オチというか、最終的にこういうことが言いたいんだということだけ、メモとか言葉だけ書いたりとか。あと、頭の中にその言葉だけを杭のように打って話を始めています。

森上:我々はもう台本無いとダメですもんね。

渡部:そうですよね。

はる:今日拝見したら、ものすごいちゃんと台本作られていて、すごい(笑)。お時間がすごくかかっているなと思いました(笑)。ありがとうございます。

森上:いや、これね。逆に無駄なことやっているのかなと思うんですけど、忘れちゃうんですよね。お聞きしたいこととか、自分が話したいことも忘れちゃうっていう。そういう健忘症の気があるので(笑)。渡部くん、どうですか? 台本なしでもいける?

渡部:まあ、あったほうがよさそうな気がしますね。

森上:そうだよね。なんか取りこぼしちゃう可能性がありそうだもんね。

渡部:そうですね。

森上:はるさん、やっぱりさすがだよ。

はる:いや! でも、ゲストへの配慮がすごいなと思って。ありがとうございます。

渡部:これ(台本)、ゲストへの配慮じゃなくて、自分たちへの配慮するだったりするんですよ(笑)。

森上:そうそうそうそう(笑)

はる:でも、そうやって視聴者さんに届けたいって想いがあるからつくられていると思いますので、その辺は、フォレスト出版チャンネル聞かれている方はわかっていると思います。私も聞いていて、「あ、こういう風につながるんだ!」ってよくわかりますからね。

渡部:ありがとうございます。

森上:そう言っていただけると救われますね。

渡部:自信をもっていきましょう。

森上:自信もっていきましょうか(笑)。今お話されていたVoicyのネタって、いつ頃決めるんですか? 直前に決めるんですか?

はる:そうですね。直前に決めます。直前に決めますが、元々のベースとして私は、iPhoneにデフォルトで入っているメモ帳アプリに、本を読んだりとか、日々生活の中で経験して「あ! これおもしろいな」とか、「これ、着想的に過去の経験で私とつながるな」みたいなものを全部アウトプットしてメモを残しているんですね。そのメモをザッと見ながら、「今日はこの話しよー」みたいな感じで話しているので、まったく新規でその場で思いついているというよりも、過去から蓄積しているものの中から選んでいるっていう感じですね。

森上:いやー、勉強になりますね。渡部さんどうですか?

渡部:そうですね。今って毎日更新されてるんですもんね?

はる:はい。

渡部:そんなにしっかり準備もされて……。僕らはいろいろな人と協力して、月曜日から金曜日まで一生懸命更新していて、結構大変だなと思っているんで。時間の使い方もたぶん興味を持たれているリスナーさんもいると思うので、また、明日のテーマでお話しいただければと思っているんですけども。

はる:ありがとうございます。

フォロワー数と再生回数が伸びている理由、リスナー属性の秘密

渡部:そんなことで毎日更新されて、すでに1年8カ月以上やられていて、ものすごいフォロワーの方もいらっしゃいますよね。これはやっぱり最初から爆発的に増えていったんですか?

はる:いえ。そういうわけでもなくて、実は私ってそんなにフォロワーさんは多いほうではないと思っていまして。上位ランキングを見ていただくと、皆さん4万とか5万とか。私、今2万5000人ぐらいのフォロワーの方についていただいていますが、これはここ半年ぐらいで急に伸びたんですね。たぶんVoicyさん自体が伸びているんだと思うのですが。でも、フォロワーさんの数っていうよりも、むしろ毎日欠かさず聞いてくれている人が確実にフォロワーになっているなという印象があって。ただフォローしているんじゃなくて、絶対聞くアクティブユーザーが私のフォロワーさんは多いなあという印象があります。

渡部:それは、すばらしいことですよね。本当に聞いてくださる方が大勢いるっていうのは。

はる:そうですね。なので、フォロワー数的にはたぶんランキングのレールでいくと、そんなに上位にいかないんですけども、毎日聞いてくださったり、過去放送も何度も聞いている方がいらっしゃるから、私の放送は結構ランキングの中でもフォロワー数の割には上にいるというか。 上にいかせてもらっているんだろうなと解釈しています。

森上:本当にヘビーリスナーですね、はるラジオの。その1人が私ですけど。

はる:いえいえ(笑)。

渡部: 一番いいですよね、時代的にも。とにかくマスに発信するっていうよりは、本当にその情報を欲しい人たちがしっかり聞いてくれるっていうほうが、時代的にも求められているなって気がします。

森上:おっしゃるとおりですよね。

はる:ワーママはるラジオですか? そういう、すごく狭いところをいっていますよね、私(笑)。

渡部:そうですよね。そういう意味だと森上さん、ワーパパなんですよね?

森上:そうです。ワーパパです。でも、男性リスナーも結構いらっしゃるって、チラッとはるさんにお聞きしたことがあるんですが、実際男女比はどうなんですか?

はる:実は、男性が半分ぐらいいらっしゃいます。

森上:わー! すごい! まだお聞きになられたことのない男性リスナーさんがいらっしゃったら、ぜひはるさんのラジオを。男性が聞いていても、すごく勉強になることが多いので。

はる:意外と男性が多いなと、私も思いました。ワ―パパさんが多いんですかね?

森上:そうかも、そうかも。

渡部:やっぱり時間術だとか、仕事術みたいなところで、ものすごくタメになるので、そういう観点で聞かれている方が多いのかなっていう気がしました。

森上:あと、僕個人的には女性の目線から、つまりママの目線から男性に対するコミュニケーションの取り方とか、そういうことを逆の立場からお聞きできる機会って、実はありそうでないじゃない? 例えば自分のパートナーとの悩みとか。

はる:そうですね。意外とリアルの世界では、「この人、どう思っているんだろう?」とか聞けなかったりするので、その辺は「こういうことを考えているんだな」ってことを代弁者的に聞いているという方もいらっしゃいますね。

森上:そう! まさに、私はそれが特におもしろいなと思っています。

はる:ありがとうございます。

渡部:そうですね。今、これを聞いてくださっていて、はるさんの番組は聞いたことがない男性の皆さんは、ぜひこの後聞いてください。

森上:ぜひぜひ聞いてみてください。URL貼っておくので、ぜひ聞いてみてください。

▲Voicy「ワーママはるラジオ」(現・「はるラジオ」)

はる:ありがとうございます(笑)。

【発売前重版!】はるさんの新刊『やめる時間術』(実業之日本社)

渡部:はい。ここまでの話は、Voicyや音声メディアについて、かなり企業秘密レベルの話もしていただいたんですけれども。ここからですね。はるさんは、実は最近出版されたということで、そちらの話もしていただきたいと思っています。2020年1月18日、実業之日本社さんから『やめる時間術 24時間を自由に使えないすべての人へ』を刊行されて、売れ行きもかなり好調ということですよね。

森上:うちも他社さんの本の売れ行きをPOSデータとか見れるんですけど、かなり売れ行きも好調のようで、本当すばらしいですよね。さすが、はるさんって感じなんですけど。

はる:ありがとうございます。私、担当編集さんからそんなに売れているっていう印象を受けていないので……(笑)。

森上:えー! 本当ですか!?

渡部:余計なこと言っちゃったかもしれないです、森上さん。

森上:そんなことない! そんなことない! amazonのランキング見てもらえばすぐわかると思います。

はる:そうなんです。ありがたいことに発売前に結構予約をいただいたので、初版の予定部数よりは多めに刷っていただけることになって。

森上:ああ、そうですか! それって発売前重版ってやつですね、いわゆる業界で言う。

はる:私が全然ルールがわかっていなかったので。「ありがとうございます」ということで、「頑張って売らなきゃな」と思って今、いろいろと読書会したりとかしながらイベントをしております。

渡部:森上さん、著者の方にあんまり安心しすぎないようにそんなに「売れているよ」って言わないみたいなこともあるんですか?

森上:それね、たまにやるときあります、著者さんに対して。それも、どっちもどっちですかね。相手のタイプによりますけど、「売れてるぞ」っていうことをあえてお伝えしたほうが相手がよりやる気を出すと言うか、売る気になる著者さんとか結構やっていらっしゃるじゃないですか。タイプによって使い分けていますね。

渡部:なるほど(笑)。

はる:そうなんですね。私は書店さんには今回コロナの関係でおうかがいできなかったので、40店舗近くにお手紙書いたりとか、POPもワーキングマザーの仲間たちが手伝ってくれて書いてもらったりとか。あと、図書館にリクエストを出してくださる方も結構いて、ワーキングマザーの仲間がですね。

森上:すごい! そういったこともデータに反映されているんだろうな。いや、すばらしいですね。

はる:なので、書くよりも届けるっていうのが結構大事だなと思っていますので、届ける努力を今ものすごく考えながらやっています。

森上:実業之日本社さん、うれしいだろうな。

はる:いろいろイベントやったりして、今度インスタも、私、あまり得意じゃなかったんですが、このためにフォロワーさんをずっとコツコツ3~4カ月前から増やして頑張っています。

森上:わー! すごーい! すばらしいですね。今回の書籍テーマが「時間術」ということで、お話をいろいろお聞きしたいんですけれども、時間が迫ってきていますよね?

渡部:そうですね。実は明日も出ていただけるということなので。

森上:ありがとうございます。

渡部:また、こちらの書籍(『やめる時間術』)について詳しくお話しいただきたいと思います。改めて思うんですけれども、ワ―ママとして忙しく、毎日時間が足りない中、Voicyも毎日配信されてネタを考えて、インプットする時間が必要かと思いますが、そんな時間をどうやって生み出しているのか、明日はそんな時間の生み出し方について書かれている、はるさんの新刊『やめる時間術――24時間を自由に使えないすべての人へ』を基にしてお話しいただきたいと思います。はるさん、森上さん、本日はありがとうございました。

はる・森上:ありがとうございました。

(書き起こし:フォレスト出版本部・冨田弘子)



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