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【フォレスト出版チャンネル#135】モデルが激白|食べても太らない人は、何が違うのか?

このnoteは2021年5月21日配信のVoicyの音源「フォレスト出版チャンネル|知恵の木を植えるラジオ」の内容をもとに作成したものです。

モデル・仁香さんの激太り13キロオーバーの過去。原因は体質じゃない!?

今井:フォレスト出版チャンネルのパーソナリティを務める今井佐和です。本日は「モデルが独白!食べても太らない人は、何が違うのか?」というテーマで、編集部の森上さんとお送りしていきます。森上さん、どうぞよろしくお願いします。
 
森上:よろしくお願いします。
 
今井:出だしからめちゃくちゃ気になるタイトルなんですけども、世の中には食べたら食べた分だけ太っちゃう、食べたら食べている以上に太っちゃう、食べているのに全然太らないと、いろいろな人がいて、私は食べたら食べた分だけ太っちゃうタイプなんですけど(笑)。もう本当に「なんで食べても太らない人がいるの!?」って思ってます。
 
森上:そうですよね。僕の姿を知っている人は「なんでこのテーマでお前が話しているんだ!」って言われるくらい僕も太っている人間なので、何も説得力がないんですけど(笑)。今回の「モデルが独白!」っていうのは、仁香さんという方がいらっしゃいまして、僕と同世代の方で女性誌「Can Cam」の専属モデルだった方ですね。この方が「食べても太らない人は、何が違うのか」っていうことについて語ってくれたのが『この習慣で美人になれる』という本で、その編集担当をさせていただいたので、僕が出ているだけです(笑)。

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今井:でも、モデルさんが言っていると「モデルさんって細くてきれいな体質なんでしょ」みたいに思っちゃうんですけど……。
 
森上:そうですよね。「体質でしょ!」みたいなね。でも、仁香さんは18歳で「Can Cam」の専属モデルになって人気になってご活躍されていたんですけど、モデルを始めて9年くらい経って27歳くらいのときにボディラインに異変が起こってきちゃって、ベスト体重よりも7キロもオーバーしちゃったんですって。
 
今井:7キロも。
 
森上:そう。僕にしたら7キロなんてたいしたことないんですけど、モデルさんにしたらね。
 
今井:そうなんですか(笑)。
 
森上:そう(笑)。彼女にとっては激太りなわけですよ。
 
今井:普通の人でも7キロは結構!
 
森上:多いですよね!
 
今井:人生が変わるレベルの激増ぶりですよね。
 
森上:そうですよね。仁香さんも7キロオーバーしちゃって、モデルとしては致命傷なんで、マネージャーさんでしょうかね、まわりや雑誌側からも「早く痩せたほうがいい」と言われて、ダイエットを開始したんですって。ただ、少し痩せてもリバウンドを繰り返しちゃって、結局13キロオーバーになっちゃったんですね。
 
今井:7キロからさらに増えてしまった!?
 
森上:そうなんです。それでこの本の中にも、ちらっと書いてあるんですけど、彼女は1回モデルを辞めているんですよ。それで、充電期間があるんですよね。そのときに彼女はいろいろな知恵をもらって復活するんですよね。今はママモデルとして『Story』とか雑誌でもご活躍されていますけど。では、その充電期間に何があったのか、今回はそれについてお話ししていきたいと思います。

脳科学者・澤口俊之さんからの指摘「食欲のスイッチ」

今井:はい。ということで、ターニングポイントになった充電期間ですが、仁香さんにどんなことがあったんですか?
 
森上:そうですね。仁香さん、今はしっかり3食食べてスタイルをキープされているのですが、当時は3食を抜いているくらいだったんですけど。
 
今井:絶食ですね。
 
森上:そう。でも、太っちゃった。で、そのときに1人の脳科学者との出会いがあったらしいんですよ。
 
今井:脳科学者との出会い!?
 
森上:そう。それが「ホンマでっか!?TV」とかでご覧になった方もいらっしゃると思うんですけど、澤口俊之さんっていう方がいらっしゃるじゃないですか。
 
今井:はい。眼鏡をかけたユニークな方ですね。
 
森上:そうです。あの方が科学的な裏付けをしてくださったらしいんですよ。何かって言うと、「食べない我慢というのは、脳が満たされていないんだよ」ってアドバイスをもらったらしいんですよ。実際、我慢していると食べたくなるというのは、脳としては自然な反応らしいんですよね。食べたいのを我慢しているとか、痩せなきゃいけないと思っている状態で、脳が満たされずにいるとストレスを感じちゃう。それがストレスホルモンと言われるコルチゾールと言う物質。聞いたことあります?
 
今井:あります。
 
森上:その物質が分泌されちゃうんですって。
 
今井:我慢をしていると、コルチゾールが!
 
森上:そう。コルチゾールを抑えるために幸せホルモンが必要になってくるんですけど、それがセロトニンとかドーパミンなんですよね。食べることで幸せホルモンを出すじゃないですか。脳は「食べなさい」という指令を出すわけですよね。それで、いっぱい食べて一時的に幸せを感じる。しかし、すぐに食べ過ぎたことが新たなストレスになっちゃう。
 
今井:あー! こんなに食べちゃったー! ってやつですね。
 
森上:まさにそれです。だから、負のスパイラルですよね。
 
今井:悲しい!!

負のスパイラルから抜け出す、2つの方法

森上:そう。だから、逆にストレスを感じさせないようにすればいいってことなんですよね。どうやって負のスパイラルから抜け出せばいいのかっていうのが次のお話かな。
 
今井:はい。まずは、コルチゾールではなく、幸せホルモンを出すのが大事だというお話があったんですけども、具体的にどんなふうにしていけばいいのでしょうか?
 
森上:そうですね。仁香さんは澤口先生からいろいろとお話を聞いて、この本の中にも書かれているのですが、2つの方法を提示しています。1つは「幸せを感じる」。2つ目は「脳を安心させてあげる」。これは具体的にどういうことかと言うと、「幸せを感じる」というのはやっぱり恋愛がいいらしいんですよね。
 
今井:なるほど。恋をするときれいになるとか言いますもんね!
 
森上:そうなんですよ! あれって、幸せホルモンがバンバカバンバカ出るんですよね。
 
今井:確かにすごく好きな人がいるときは、もうお腹いっぱいみたいな気持ちになってました!
 
森上:なってました? 今じゃないってことは、今は恋をしていないのかな(笑)?
 
今井:好きな人が大事なのかー!
 
森上:そうなんですよ。胸がいっぱいでお腹いっぱいになっちゃう。あれって幸せを感じているから、実際に幸せホルモンがバンバカバンバカ出ている感じ。
 
今井:恋愛以外には何かおすすめの方法はないんですか?
 
森上:あと、何かに夢中になっているというのも結構大事らしいです。
 
今井:確かに、何かに夢中になっていると、ご飯食べるのを忘れちゃっています。
 
森上:そうそうそう! だから、なんでもいいんですよね。ゲームでもなんでもいいんですよ。
 
今井:ゲーム、漫画のときは、気づいたら夜みたいなことも多々あります。いいのか、悪いのかですけど(笑)。
 
森上:充分! それでも本当に充分! それがいいらしいです。だから、脳の幸せホルモンを出してあげるっていうのが大事なんですよね。
 
今井:そして、2つ目「脳を安心させてあげる」ということなんですけど、これは具体的にどうすればいいのでしょうか?
 
森上:これはたぶん意識の問題だと思うんですけど、例えば、チョコレートが目の前にあったときに、「食べてもいいんだよ。こんなに食べてもいいんだよ。」って脳に教えてあげることが大事らしいんですよ。
 
今井:確かにダメって言われると、我慢しなきゃってなるけど、いいんだよって言われるとその我慢みたいなものはなくなるかもです。
 
森上:そう。まさにそのとおりで、結局「食べてもいい。太らないから」ってなると、食への執着っていうのが逆になくなってくる。
 
今井:ダメって言われると、やりたくなっちゃうみたいなのってありますよね。
 
森上:そうそうそう! それそれそれ! まさにそのとおりで、だから口に出してあげてもいいかもしれないですよね。アファメーション的な感じで。
 
今井:「食べてもいいんだよ」みたいな。「食べなくてもいいんだよ」みたいな。
 
森上:そう(笑)。そこを声に出してちょっと言ってあげるだけでも。そうすると、ストレスから解放されるので、それによってコルチゾールがまず出ない。それがめちゃくちゃ大事なところ。
 
今井:そうですよね。コルチゾールが出ることによって幸せホルモンがほしくなって、「食」の信号がスイッチオンになって、偽の食欲みたいなものに惑わされなくなりますよね、我慢をしないことで。
 
森上:よくまとめていただいて、まさにその通りなんですよね。あと、視覚からの誘導も効果があるんですって。例えば、りんご1個、お豆腐半丁だけみたいな視覚的に寂しい食事だと。
 
今井:ひもじい感じが……。
 
森上:そうなんですよ。そうすると、脳が安心しないらしいんですよ、逆に。
 
今井:じゃあ、ちょっと盛ってあるふうに盛り付けるとかですか?
 
森上:例えば、彩の多いサラダとか、少量ずつのおかずをいくつも盛り付けたプレートとか。小皿で細かくバーッと置いてあるような。でも、総量はそんなに多くないみたいな。目からの情報って大事らしいんですよ。目だけでお腹いっぱいみたいなことあるじゃないですか?
 
今井:あります、あります。
 
森上:そう。あれってめちゃくちゃ大事らしいんですよね。だから、小皿をウァーっと載せてあげて、いっぱい盛り付けてあげたりすると、目でお腹いっぱいになってあまり食欲は。
 
今井:確かに! 一人でご飯食べるとたくさん食べちゃうんですけど、パーティーとかでビュッフェがドーンみたいな感じだと意外と食べれなかったり。いろいろなものがあって満足みたいなことありますよね。
 
森上:ありますよね。なんでも選べるとか、その辺りの選択肢も多いとまたいいのかも。
 
今井:むしろ食べなきゃいけないっていうので、これ以上食べれないよ、みたいな感じになりますね、そういうときは。
 
森上:ありますよね。そういう意味では太る脳になっちゃっているのをどう切り替えていくかみたいな感じ。あとは脳が必要とする栄養がちゃんと取れるように炭水化物とかタンパク質、脂質、野菜類を適度な量をバランスよく食べればOKだよって言ってくれているので。だから、やっぱりコルチゾールですよ、すべては。あれをどれだけ出さないか、それにかかっている。だから、別に体質ではないってことです。
 
今井:
なるほど。すごく我慢しなくてもいいってことですもんね!
 
森上:そういうことです。視覚をうまく使ってあげるということですよね。
 
今井:いやー。さっそく、今日の晩御飯からやってみようと思います。
 
森上:やってみてください(笑)。
 
今井:はい!私たちがダイエットしたいと思うとカロリー神話みたいなものがあって、食べるのを我慢しようとかしてきましたが、実は我慢というのが脳内のコルチゾールを分泌させて太る脳をつくっているという悲しい負のスパイラルに陥っていたということで、すごく衝撃でした。
 
森上:そうですよね。脳がここまで私たちの体に影響を及ぼすというね。そこがびっくりですよね。
 
今井:逆に言うと厳しいことをしなくても脳とさえうまく付き合っていけば我慢せずに痩せていけるっていう希望の光をここに見いだした気がします!
 
森上:そうですね(笑)。やるかやらないかは本人次第ということで、僕も少しでも頑張ろうと思います。
 
今井:はい(笑)。

モデルがやっている「美人体質」を最大限に引き出す習慣術

森上:『この習慣で美人になれる』という仁香さんの本で、今回は「食べる」ことについてお話したんですけど、それ以外にも「立つ」とか「座る」とか「歩く」とか「呼吸」とか、もっと抽象度の高い「考え方」ですね。
 
今井:マインドの部分まで。
 
森上:そうです、そうです。それについて毎日やっていることの意識をちょっと変えるだけで、自分の中に眠っている「美人体質」と言うか、内面からの体質改善と言うか、そういったものについて最大限に引き出す方法を解説している書籍になっていますので、リンクを貼っておくので、興味がある方は見ていただければうれしいなと思います。
 
今井:はい。ただ元から痩せているきれいな人が書いたんじゃなくて、13キロもオーバーしてから、いろいろとやってたどり着いた方法ということで、これはもう読むしかないですね。
 
森上:そうですよね。その苦労をしなくて済むわけですからね。そこは本当にお得だと思います。
 
今井:はい。『この習慣で美人になれる』(仁香・著)、ぜひお手に取ってみてください。

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(書き起こし:フォレスト出版本部・冨田弘子)



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