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【保存版】原稿整理やゲラの赤字入れにハマるおすすめミュージック

フォレスト出版編集部の寺崎です。

お盆・夏休みも終わり、そろそろ〈残暑〉の季節と思いきや、普通にクソ暑いデイズですが、熱中症に注意しましょう。

そんななか、エアコン設定24℃、風量最大でキンキンに冷やした自宅リモートの書斎で連日、来月新刊『ビジネスライブ配信のはじめ方』(赤城良典・著)の原稿整理やゲラ(テキストを流し込んでレイアウトしたもの)の編集・校正・赤字入れをひたすらガリガリやってます。

奥さんは会社へ出勤、娘は児童クラブ(学童)ということで、独り音楽をガンガン流しながらやっています。

シーンと無音であるより、なぜか集中できるからです。

ただ、日本語の歌詞が入っていたりすると、ついつい耳に入ってくる言葉の意味を認識してしまうので、集中を削ぎます。

仕事中に流す音楽の条件は・・・

①日本語の歌詞ではないこと
②「意味」を追ってしまう要素がないこと
③ストレスを生む要素がないこと

①については前述ですが、②は「英語」などの外国語でもありがちなことだったりします。言葉のパワーをとにかくなくす。③はその日のコンディションによって異なります。その日ごと、心地よく感じる音を選ぶという感じです。

というわけで、「仕事中におすすめしたい音楽」を今日はテーマにお届けします。

自然の中に没入してしまう感覚を味わうピアノの音

まずはこのアーティスト。

高木正勝さん。

NHK連続テレビ小説『おかえりモネ』のドラマ音楽、映画『おおかみこどもの雨と雪』『バケモノの子』の音楽やCM音楽を多く手掛けるピアノ奏者・作曲家の高木正勝さん。

最近は兵庫県の山奥に暮らし、自然の風の音や虫や鳥の鳴き声を取り入れた「マージナリア」という作品群をリリースしていますが、これが「仕事中のBGM」として心地よすぎて、最近ヘビーローテーション状態です。

ブンブン唸るベース音が集中力を爆上げする

マインドを外向きに解放してしまい、下半身が郷ひろみ状態を誘発するダンスミュージックは仕事中は厳禁なのですが、ひとりだけ例外がいます。

ビリー・アイリッシュです。最初に掲げた条件②をいきなり外れるのですが、彼女は別格。あまり言葉が気になりません。こちらは最新曲『Oxytocin』。

もっとも有名な曲は『Bud Guy』でしょうか。こちらはジャスティン・ビーバーの節回しが超ナイスなバージョン。ジャスティン・ビーバーって、個人的にはただのアイドルだと思っていたのですが、この曲の歌いぶりで見直しました。

ビリー・アイリッシュの音世界はブンブン唸るベースが効いていて、これが不思議と集中力を底上げしてくれます。しびれる低音がゴールへと伴走してくれる感じ。

この曲もブンブンいってます。エネルギーが内側に悶々と向かってる感じが、原稿仕事に集中するエネルギーと同調します。

ミニマリズムの静謐さが部屋の空気を整える

音って、空気の振動が生み出すものなので、波動・空間を整える効果があるような気がしています。

そんな効果を期待したいのが「ミニマリズム」です。

究極に要素をそぎ落とした音楽がミニマル・ミュージックと呼ばれていて、それこそミニマリズムの究極にあるのがジョン・ケージの作品『4分33秒』。この作品はなんと演奏者がピアノの前に座って4分33秒間、無音の作品。つまり、空白の音楽です。

ミニマリズムは音楽だけでなく、建築とかいろんな世界にあるのですが、ミニマリズムの音楽は仕事とも相性がいい。空間をいい波動に変えてくれる気がします。

Anne Muller(アンヌ・ミューラー)

Thomas Barlettのこのアルバムもめちゃヘビロテです。

The Magic LanternのこのアルバムもGood。 

The Flashbulbのピアノだけの作品集。

エイフェックス・ツインの名曲。

このジャンル、ほかにもたくさんおすすめアーティストがいるのですが、こんへんで。

アートとして完成された世界に行きついたジャズ

少し前までは「ジャズ」というと、古臭い昔の音楽にしがみついた時代遅れなひとたちの音楽という偏見がありました。

ところがどっこい、現代のジャズって静かに進化してたんですね。というわけで、2020年はジャズばっかり聴いてました。

まずはサックス奏者のジョシュア・レッドマン

これはジャズ+ストリングスによるミニマリズムという感じです。

こちらはファンク・R&B調のトリオの演奏。

去年、その存在を知って、その「たぐいまれなメロディメーカーぶり」「フレーズ・キラーぶり」に激ハマりしたのがコルネット・トランペット奏者のロン・マイルズでした。仕事中に流すには超絶イイです。

ブラッド・メルドーも外せません。このあたりはジャズというより、クラシックぽいですね。

現代のクラシックで心と魂を洗う

ジャズと似た世界に「クラシック」があります。これまた、古臭い世界と思いきや、ところがどっこい、こちらも進化してます。

今、個人的に注目しているピアノ奏者がヴィキングル・オラフソンです。音がどことなくグレン・グールドに近い端正な感じ。で、ピアノの弾き方はグールドに似ためちゃくちゃストレートエッジなロックンロール。「アイスランドのグレン・グールド」と評されるこの人のピアノの音は仕事が捗る!

作曲家・ピアノ奏者のユリ・ケインによるグスタフ・マーラーのこの曲はステレオの音質チェックでよく使いますが、途中からじわじわ静かに興奮してくるので、仕事集中系ではないかもです。

さて、仕事が終わった!なにを聴こう

よっしゃ今日も働いたゾー!
一仕事を終えて、ビールとつまみを片手に何を聴くか。

至福の瞬間です。

そんなときはPJモートン!ヒュー!

お次は小沢健二とかですかね。帰宅した娘とダンス・ダンス・ダンス。

以上、めちゃくちゃ個人的趣味で失礼しました。

※気が向いたら、更新します。

最後にリモート仕事のお供におススメなスピーカーはハイレゾ対応のAirpulse A80です。Spotifyストリーム再生、USB直差し、デジタル出力でびっくりするほどイイ音が鳴ります。PCスピーカーとしてはお値段高めですが、「いまどきのアンプ内蔵アクティブスピーカーってここまで進化してんの? すげー!」となること間違いなし!


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