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「本づくり」と「企画づくり」の舞台裏

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フォレスト出版の編集者が、どのように企画を立て、どのように本づくりをしているのかをリアルに語ります。
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#フォレスト出版チャンネル

【フォレスト出版チャンネル#191】出版の裏側|印象に残っている本づくりエピソード

このnoteは2021年8月6日配信のVoicyの音源「フォレスト出版チャンネル|知恵の木を植えるラジオ」の内容をもとに作成したものです。 20年以上やっていると、選べない!?渡部:フォレスト出版チャンネルのパーソナリティーの渡部洋平です。8月6日、夏休みでしょうか。そろそろお盆がやってきますが、今日は編集者のお二人に来ていただいて、お話を進めていきたいと思います。それでは、森上さん、寺崎さん、よろしくお願いします。 森上・寺崎:よろしくお願いします。 渡部:今日のテー

【フォレスト出版チャンネル#147】出版の裏側|出版業界の専門用語(前編)

このnoteは2021年6月8日配信のVoicyの音源「フォレスト出版チャンネル|知恵の木を植えるラジオ」の内容をもとに作成したものです。 謎の用語「ゲラ」から、慣習上残った「見返し」まで今井:フォレスト出版チャンネルのパーソナリティを務める今井佐和です。本日は編集者の森上さんと寺崎さんをお迎えしまして、「出版業界の専門用語」について、2日間にわたってお送りしていきたいと思います。出版業界の専門用語はたくさんありまして、お二人からリストをいただきましたので、私のほうからバン

【フォレスト出版チャンネル#144】出版の裏側|「企画」とはなにか(後編)

このnoteは2021年6月3日配信のVoicyの音源「フォレスト出版チャンネル|知恵の木を植えるラジオ」の内容をもとに作成したものです。 ▼前編はこちら 企画力に必要なもの④ センス――企画には「センス」が必要か?今井:フォレスト出版チャンネルのパーソナリティを務める今井佐和です。今回は昨日に引き続き「企画となんぞや」ということで、残りの3つのポイントをお話していきたいと思います。森上さん、寺崎さん、よろしくお願いします。 森上・寺崎:よろしくお願いします。 今

【フォレスト出版チャンネル#143】出版の裏側|「企画」とはなにか(前編)

このnoteは2021年6月2日配信のVoicyの音源「フォレスト出版チャンネル|知恵の木を植えるラジオ」の内容をもとに作成したものです。 そもそも「企画」ってなんだ? 今井:フォレスト出版チャンネルのパーソナリティーを務める今井佐和です。今回は「企画力」をテーマにお話をしていきたいと思います。そこで二人の編集者およびしました。フォレスト出版編集長の森上さんと、副編集長の寺崎さんです。よろしくお願いします。 森上・寺崎:よろしくお願いします。 今井:早速なんですけれども

【フォレスト出版チャンネル#137】出版の裏側|ビジネス書編集者はどのようにデザインを考えているか?(前編)

このnoteは2021年5月25日配信のVoicyの音源「フォレスト出版チャンネル|知恵の木を植えるラジオ」の内容をもとに作成したものです。 今のところ、トレンドは「シンプル」にあり今井:フォレスト出版のパーソナリティを務める今井佐和です。本日は「ビジネス書編集者はどのようにデザインを考えているのか」というテーマで、編集部の森上さん、寺崎さんとお送りしていきます。森上さん、寺崎さん、よろしくお願いします。 森上・寺崎:よろしくお願いします。 今井:早速なんですけども、売

書籍編集者が「これだけは譲れない」と思うポイント

フォレスト出版編集部の寺崎です。 さきほど、Voicyのハッシュタグ企画「これだけは譲れない」をテーマに収録をしました(明日8月2日に放送されます)。 Voicy「フォレスト出版チャンネル」は出版社の編集の立場からの発信というものを意識しており、正確には「書籍編集者としてこれだけは譲れない」というテーマになるかと思います。 せっかくなので(担当新刊がなくてnoteに書くネタがないので)、Voicyで話したことをここで改めてまとめてみたいと思います。 これだけは譲れない

【フォレスト出版チャンネル#110】出版の裏側|5万円の高額書籍の誕生秘話

このnoteは2021年4月16日配信のVoicyの音源「フォレスト出版チャンネル|知恵の木を植えるラジオ」の内容をもとに作成したものです。 渡部:フォレスト出版チャンネルパーソナリティの渡部洋平です。本日のテーマは「5万円の高額書籍の誕生秘話」をテーマにお届けしていきたいと思います。5万円の本と言うと一体なんなんだというところだと思いますが、今回はフォレスト出版・編集部の寺崎さんとお届けします。寺崎さんよろしくお願いします。 寺崎:よろしくお願いします。 「5万円の本

「〆切」こそが創造の源である。

こんにちは。 フォレスト出版編集部の寺崎です。 こちらの三次元ロックさんの記事がとても共感しつつ面白かったので、触発されて、自分も「〆切」をめぐる舞台裏をしたためようと思う。 三次元ロックさんは本づくりをオーケストラにたとえて、編集者を「指揮者」というメタファーで表現しているけど、僕はもうちょっと小さなユニットのイメージを持っている。 具体的なイメージはロックバンドだ。ボーカル、ギター、ベース、ドラム。基本的にはこの4パートさえ揃えばバンドは成立する(ギターを弾きながら

【フォレスト出版チャンネル#7】人気YouTuber「クリスの部屋」のクリスさんが登場!【中編】

このnoteは2020年11月24日配信のVoicyの音源「フォレスト出版チャンネル|知恵の木を植えるラジオ」の内容をもとに作成したものです。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 渡部:フォレスト出版チャンネルのパーソナリティー渡部洋平です。今日も昨日に引き続き、クリス・モンセンさんに来ていただいております。クリスさんよろしくお願いします。 クリス:よろしくお願いします。Thank you so much! I'm happy to be here! 完成ま

【フォレスト出版チャンネル#6】人気YouTuber「クリスの部屋」のクリスさんが登場!【前編】

このnoteは2020年11月23日配信のVoicyの音源「フォレスト出版チャンネル|知恵の木を植えるラジオ」の内容をもとに作成したものです。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 今日のゲストは人気Youtuberクリス・モンセンさん渡部:フォレスト出版チャンネルのパーソナリティ渡部洋平です。今回も素晴らしいスペシャルゲストにお越しいただきました。YouTubeの人気チャンネル「クリスの部屋」のクリス・モンセンさんです。チャンネル登録者数は37万人。再生回数25

「本の値段」を考える

フォレスト出版編集部の寺崎です。 みなさん、本って高いと思いますか? 安いと思いますか? ビジネス書の場合、四六判と呼ばれる判型(128×188mmもしくは130×188mm)が主流ですが、だいたい1200円から1800円ぐらいがボリュームゾーンでしょうか。 ところが最近はかなり分厚くて、値段も3000円以上のベストセラーが目立ってきました。 たとえば8万5000部を超えるベストセラーとなったこの本。 本文はなんと832ページ! ひと昔前だったら考えられない世界です

文字だけでは伝わらない著者の魅力を伝えるには。

編集者は自分が企画した書籍の著者さんのコンテンツをひとりでも多くの人に届けたい。そんな想いで日々仕事してます。 ゆえに、メルマガ、プレスリリース、献本、SNS、各種広告などを使ってPRしているわけですが、個人的には著者さん自らが出る動画をいちばん大プッシュでアピールしたい思いがあります。 なぜならば、そこまで一肌脱いでくださるわけなので。加えて、フォレスト出版は動画にもかなり力を入れてる。そのことも知ってほしい。 そこで今日はそんな動画群をご紹介したい。 メタ無意識が

【Voicy】知恵の木を植えるラジオ、はじめました。

こんにちは。 フォレスト出版編集部の森上です。 突然ですが、お知らせです。 弊社は、注目のボイスメディア「Voicy」にて、フォレスト出版の公式チャンネル【フォレスト出版チャンネル|知恵の木を植えるラジオ】を開設、本日、第1回目の放送を配信しました。 ▼フォレスト出版チャンネル|知恵の木を植えるラジオ 「フォレスト出版チャンネル|知恵の木を植えるラジオ」では、平日の朝に、社内の編集者やプロデューサー、出版関係者、著者本人が【旬のコンテンツ情報】はもとより、【本づくり・