「元気で明るい子に育ってほしい」という親の素朴かつ、一番難しい願いを叶えるために
私には小学生の一人娘がいます。
才色兼備な親思いの優しい子になってほしい、よりよい社会をつくるような立派な大人になってほしい、中学受験をしてそれなりの学校に行ってほしい、……などと多くを望んでいるわけでありません。ただただ、元気で明るく、朗らかに生きてほしい、と。
しかし、それこそが一番ハードルが高い「願い」なのかもしれません。
なぜなら、多くの日本の子どもの自己肯定感が低いからです。
それも小学校高学年からだんだん自己肯定感が下がっていき、高校生になるころには6割以上の子が