マガジンのカバー画像

フォレスト出版立ち読みの本棚

823
フォレスト出版の新刊・既刊・これから出る本の試し読みができるコーナー
運営しているクリエイター

2020年6月の記事一覧

【徹底比較】「男」の嫉妬、「女」の嫉妬は、何が違うのか?

こんにちは。 フォレスト出版編集部の森上です。 先日のnote記事では、「嫉妬」と「憧れ」の境界線について触れました。 今回は、嫉妬の男女の違いについて考えてみます。 皆さんは、「嫉妬」と聞いて男女では、どちらのほうが厄介だと思いますか? 産業カウンセラーで『嫉妬のお作法』の著者・川村佳子さんによると、男性に聞くと、 「女のほうが厄介でしょ」 「女の嫉妬は、ドロドロしてそう」 「そもそも嫉妬って漢字が女偏を使っているから、女の感情なんでしょ?」 などと言う人がいるよ

【先読み】ユダヤの家庭教育がスゴい。

フォレスト出版の寺崎です。 今日は7月に発売予定の新刊『ユダヤ 賢者の知恵』(石角完爾・著)から内容を一部先行してご紹介します。 ユダヤ人はエジプトで奴隷として囚われていた旧約聖書の時代から、現代のホロコーストに至るまで、長い苦難の歴史を持つ民族です。そんなユダヤ人が、どんなにひどい境遇に陥ろうとも、絶対に人から奪われることはないと考えている唯一のものがあります。 それはなにか? 答えは「頭のなか」。 「教育」こそが民族存亡を左右すると考えたユダヤ人財産や土地を奪わ

齋藤孝先生最新刊の「まえがき」全文公開

フォレスト出版の石黒です。 書店がほぼ通常営業になり、ようやく日常が戻りつつある6月下旬、私にとっては久しぶりの担当書籍である『図解 渋沢栄一と「論語と算盤」』が発売になりました。 著者は、言わずと知れたベストセラー作家・齋藤孝先生。 渋沢栄一の肖像が紙幣に刷られる日が来ることを密かに夢見ていたという齋藤先生でしたが、とうとう、2024年度から福沢諭吉からバトンを受け取る形で渋沢栄一が新1万円札の肖像になることが決定しました。 また、来年の大河ドラマの主人公も渋沢栄一に決

「嫉妬」と「憧れ」の境界線は、どこにある?

こんにちは。 フォレスト出版編集部の森上です。 皆さんは今までに、「嫉妬」したり、「嫉妬」されたりしたことはありますか? 私はあります。嫉妬したことも、嫉妬されたことも。 精神科医の第一人者・大野裕氏に師事し、現在、産業カウンセラーとして活躍、『嫉妬のお作法』の著者でもある川村佳子さんによると、「今まで1回も嫉妬したことがない」という人は、自己肯定感がとても高い人、心の機微に無自覚な人、はたまた、その感情に気づいていない人かもしれないといいます。 なぜなら、私たち人間

全ビジネスパーソンが知っておきたいKPIマネジメントのツボ

フォレスト出版の寺崎です。 今日は以前ご紹介した「年収が上がる実践ビジネススキル①」の第二弾です。今回のテーマは「KPI」。KPIマネジメントは経営者のためと思われがちですが、部署レベルでも、はたまた個人レベルでも応用できる考え方です。ひとりのビジネスパーソンが「経営者目線」で仕事することは、「年収をUPさせるスキル」として重要です。 そもそもKPIって何ですか? KPI=Key Performance Indicator 「ケーピーアイってよく聞くけど、なんのこと?」

脳科学者がやっている脳の老化防止策を聞いてみた。

こんにちは。 フォレスト出版編集部の森上です。 先日のnote記事で、スパイスが脳機能の活性化にいい影響を与えるという話を紹介しました。 スパイスを意識的に摂取することで脳を活性化する以外にも、普段の日常生活のちょっとした習慣で、脳の老化を防げる――。 そんなアドバイスをする日本における臨床脳波の第一人者がいます。『脳が若返る15の習慣』の著者・飛松省三さんです。 現代人は脳をサボらせている!?飛松さんは、脳の健康寿命の重要性について、著書で次のように語っています。

Black Lives Matterをはじめとしたニュースから何を感じるか(前編)

こんにちは、フォレスト出版編集部の杉浦です。 アメリカ合衆国ミネソタ州でジョージ・フロイド氏が警官により殺害されたことを契機に、アメリカ国内だけでなく、世界中からBlack Lives Matterを叫ぶ声があがっています。このような痛ましい事件が起きた時はいつも、嘆いたり、立ち上がったり、静観したり、傍観したりと、人の数だけ多様な反応があります。ニューヨーク在住30年あまりの香咲弥須子さんは、著書『マンハッタン・ミラクル!』のなかで、ある銃乱射事件が発生した時、ご自身に去

モデルは、なぜ「姿勢」を大切にするのか?

こんにちは。 フォレスト出版編集部の森上です。 子どもの頃、親やまわりの大人から「姿勢が悪いから、ビシッと背筋を伸ばしなさい」などと注意されたことはありませんか? 私の場合、幼いころ小児ぜんそくを持っていたこともあり、咳き込むクセで背中が丸くなってしまうことがあり、よく言われたのを覚えています。 「姿勢が悪いから背筋を伸ばしなさい」というその主な理由としては、「相手やまわりにだらしない印象を与えてしまう」というものがあるでしょう。 たしかに、いくらキレイな(ハンサムな

10万円の給付金をムダにしないマネーハック術

フォレスト出版の寺崎です。 みなさん、国民一律に配られる特別給付金10万円の使い道は決まったでしょうか? ひとり10万円なので、夫婦なら20万円、子どもひとりなら30万円、子どもふたりなら40万円なので、臨時収入の金額としては大きいですよね。 しばらく自粛で鬱々としてたから、ここはパーーーっと飲むぞー!でもいいと思いますが、もしお子さんがいるご家庭であれば、このお金は「そもそもなかったもの」として、「つもり貯金」することを個人的にはおすすめします。 「つもり貯金」は昔か

なぜ人は浮気をしてしまうのか?

こんにちは。 フォレスト出版編集部の森上です。 先日、“芸能界のグルメ王”として知られる人気芸人が週刊誌の不倫報道がきっかけで芸能活動を先行自粛するというニュースが世間を騒がせました。こうした著名人の浮気や不倫のニュースは、毎年恒例行事のように取り沙汰されています。そのたびに思うことがあります。 「なぜ人は浮気をしてしまうのか?」 これは、時代に関係なく、この世に男女が誕生してからずっと抱えている命題といえるのではないでしょうか。 この命題に対し、心理学や哲学、生物学

仕事の生産性を劇的に上げる方程式

フォレスト出版の寺崎です。 これから夏のボーナスのシーズンです。今年は外出自粛による経済的な影響でボーナスの金額が下がるんじゃないかと、戦々恐々としているビジネスパーソンも多いかもしれません。 一方では、このご時世、入社したものの新入社員研修ができないといった問題もあるようです。 そこで、私たちはビジネス書版元ですから、ビジネスパーソン向けの情報を日々お届けしなければならない(!)との使命のもと、過去に担当した書瀬からとっておきのビジネススキルを複数回にわたってご紹介し

なぜインド人には、認知症が少ないのか?

こんにちは。 フォレスト出版編集部の森上です。 三大生活習慣病といえば「高血圧」「糖尿病」「脂質異常」ですが、近年、恐ろしい仲間が加わりました。 それは「認知症」です。 「えーと、あの人の名前、何だっけ?」 「えーと、アレ、アレ」 そんな経験は誰にでもあるのではないでしょうか? そんなとき、「年をとったからしょうがない」と思いがちです。 40代半ばの私は、確実にその回数が増え、スルーしがちでした。本づくりをご一緒した脳神経を専門とする先生とお目にかかるまでは。 そ

「ピタリとハマる」ソーシャルディスタンスを超える瞬間。

 こんにちは、フォレスト出版編集部の杉浦です。前回ご紹介した『マンハッタン・ミラクル!』の記事にコメントをいただき、ありがとうございます。「スキ」もたくさんいただいて、この世界観を好んでくださる方が多いのだなとうれしく思いました。今回も『マンハッタン・ミラクル!』から、香咲弥須子(かさきやすこ)さんがニューヨークで経験した、さりげないけど印象的で、きらりと光るような瞬間についてつづられたお話をご紹介します。 * 「ピタリとハマる」     ニューヨークに住み始めてすぐ、ニ

何か言ってるようで、何も言ってねえ的な言葉

こんにちは。フォレスト出版の石黒です。 コロナ禍以降、安倍首相の記者会見がテレビで放送される機会が増えました。 私はNHKで見ているのですが、午後6時からスタートして、だいたい20分~30分くらい首相が演説を読み、続いて記者との質疑応答がはじまります。ところが6時40分頃になると、会見の途中で突然画面がNHKのスタジオに切り替わり、政治部記者の岩田明子さんの解説が始まるのです。そしてそんな流れが、いつの間にかお約束になりました。 かつて巨人軍の伝説的ストッパーで、「8時半の男