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「素直な感情」をどこかに捨てちゃった場合の解決策

佐藤です、


人間に『感情』があってよかった。

そして、
その感情に素直な僕でよかったと、
つくづく実感する。


どうやら阿弥陀如来さまのような
”真顔で悟りの境地に立った男”
ではないようだ。



「えっと・・・、大丈夫ですか?」


とメッセージが殺到しそうだが、
僕はいつもルンルンである。


でも奇妙な人だと冷たい目で
見られるのは避けたいから、
はやめに結論を言いましょう。


『感情』に大感謝しているワケ。

それはね、、




画家であり、ライターだから。


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幸いなことに、今の僕は

パンッと弾ける一瞬の感情を描くスキル
『感情ドローイング』と、

人の心を揺さぶる不変の文章スキル
『感情ライティング』を持ち合わせている。


この2つのスキルのおかげで
出会う事象のすべてに感動してしまう、
随分とやかましい男になっていた。


――――――――――――――――――

ヒグラシの鳴き声を聞く。

どこか切ない声は
生まれ故郷の公園を思い出す。


ヘトヘトな仕事帰り。

西の空に真っ赤な夕日が
沈むだけで安らぐ。



8月、だいぶ育ってきた稲穂たち。

そこに風がスーッと
吹き抜けるだけで心地よい。

――――――――――――――――――


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その瞬間に感じたものは
もれなく僕のネタ帳行き。

おかげさまで写真フォルダは
満タンで悲鳴を上げている。



ただ、

今日はおかしな脳内を
大公開しにきたわけではない。


少し真面目な話をしよう。



そもそも、絵画というものは
出来事や感情を伝えたくて描かれるものだ。


名画「ムンクの叫び」なんかはまさしく。
誰がどう見ても感情が爆発している・・・

よほどのパニックが襲っているのは、
われわれ鑑賞者にも簡単に理解できる。
(実際には「不安」がテーマらしい)


その瞬間を絵に残されている。


ただ、叫んでるのは画中の人物だが、
「ムンク」は作者エドヴァルド・ムンクのこと。

あくまで『叫び』という名称の絵画だ。

「ムンクっていう画家が
叫びっていう絵を描いたんだぜ!」

と覚えておけば、
鼻高ドヤァ!と自慢できるだろう。


そして今、こうして文章を書くのも、
なにか言葉に残したい気持ちが起爆剤。


世の小説家は、
頭にめぐる壮大な物語を
形にして届けたいのだ。(多分。)


雑誌でも、教本でも根源は同じ。

「話題のファッションは知りたい人も多いはず!」
「ギター初心者は絶対覚えておいて!」


こんなふうに、
ひらめきや伝えたいワクワクは、

「いいな」と感じたから
書物になっている。


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何らかの出来事に触れたとき、
疑問を持ったり、感動したりする。

そこでなぜ心に響いたのか?を調査して、
結論を出し、記事にするのがライターの仕事だ。



この記事は感情の記録のために
淡々とキーボードを叩いているが、

あわよくば…
たまたま通りかかった2~3人に


「へぇ~、いいね。」
と響いてくれれば嬉しい。


別に夏目漱石を目指しているわけではない。



心の声がダダ漏れだが、

書くことも『感情』が
働きかけているものだと
知っておいてほしい。



「いや、佐藤さん、

ムンクが叫んでるのを
どう学びにしろと・・・?」


なんて愕然とされそうなので、

この瞬間からできる
超簡単なアクションプランを
ご紹介しよう。


やってみてほしいことは
ただひとつ。


============
笑ってみてください。
============


叫びません。
笑ってください。

(ムンクごめんよ・・・)


ニヤッとするくらいで十分です。



いきますよ、、、


3、


2、、


1、、、


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いきなり笑う変人と
勘違いされないように、
愛犬の力を借りました。

この笑顔はずるい。


なんとなくご存知かもしれませんが、
笑顔の効果はいいことだらけ。

・免疫力向上
・ストレス緩和
・睡眠の質向上
・集中力アップ …
 
といったように、

言葉の通り、幸せ盛りだくさん。
「ハッピーセット」なわけです。


幼少期の子どもは良い例。


マクドナルドに来て、
おもちゃを眺める透き通った瞳。

欲しいものが手に入ったときの
一点の曇りもない笑顔。


それは現代社会のストレス
なんて知る由もない、
宝石のような眩しさではありませんか?


嬉しかったら笑って、
悲しかったら泣いて、

あの頃の感情に対する素直さを、
あなたは捨てずに持っていますか?


「そんなの使わないと思って、
高校の教科書と一緒に捨てちゃったよ!」


ということなら、
一度、鏡の前で笑ってみよう。

朝、洗顔のとき。
昼、手を洗うとき。
夜、歯磨きのとき。

自分の顔を見るチャンスは
いくらでもある。


苦しいこと、制限ばかリの
世の中は辛いよね・・・

だからといって、
このまま沈んでいたくはない。


それなら、
ほんの小さいことから戦ってみない?

どんよりした気分にさせる、
「あなたの心の中の悪いヤツ」と。


いつまでも暗い気持ちでいたら、
悪魔においしいエサを与えているだけ。


逆に、
少しでも前を向けるようになったら、
心に余裕が生まれた合図だ。


そんなときに公園を歩いてみると、
どこかで『素直な感情くん』と
遭遇するかも。



太陽の光がいつもより眩しく感じて、
肺に入る空気が気持ちよくて、
ベンチの足元にお花を見つけて。


笑っているだけで、
小さな幸せの詰め合わせが
あなたの心に届きます。


感動する出来事って、
探しに行くものではない。

穏やかな心を持った、
素敵な人への贈り物なんだ。




最後までお読みいただき
ありがとうございました。

またお話しますね。


サラブレッド画家兼セールスコピーライター
佐藤優紀



―――――――――――――――――――

追伸:

造園の仕事で1シーズンに
4か所もハチに刺される人もいれば、

同じ業務内容でもまったく刺されない
僕のような人もいる。


ハチを寄せ付けないからか、
いつも僕が駆除担当になって…


いっそのこと、

サラブレッド画家兼
セールスコピーライター兼
“ハチの巣駆除業者”

って名刺に入れておこうかな?


それにしても、
これも笑顔がもたらす
幸運のおかげかもね。


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