more freely【歌詞】
天(あま)駆ける陽光(ようこう)
空を見上げ、溢(こぼ)れる涙を飲む
過ぎた過去を数えないで、これから来る未来の幸せの数を数えよう
泣きそうでも私は負けない
これから来る苦渋(くじゅう)も痛みも受け入れ
迷い打ち消し、真っ直ぐ前を見ると己に誓おう
闘うべきは己の心
胸に宿した光を今こそ光り輝かせ!
希望も慟哭(どうこく)もどちらも天秤に掛けられない
それが自分だから
目覚めよ、自分
どんな壁も自分がつくった幻だと
それを消し去ることがどんな価値より尊いことを知るべき時が来た
今出来ること、それが何かを考えること
今出来ること、それがあることを知ること
無闇(むやみ)に考えて迷いの果てに見えるものではない
もう少し深呼吸をしよう
いずれ、その時が来たら見えてくる時もある
待つことも大事になるだろう
私たちは何かに怯(おび)えてる
見えぬものが怖いから
とてつもなく巨大な障壁(しょうへき)
先の見えない未来
倒れても這い上がるしかない現実
どうしようもない過去たち
まだ見ぬものにどう希望を持てばいいのか
生きるということとはそういうこと
だけでは片付けられない
天(あま)駆ける星々
寒い空に輝く満点の煌(きら)めき
過ぎた出来事に悔やんで、今を台無しにしてしまうのは悲しいこと
だから
泣いてしまおう、負けないために
これから来る希望も絶望も受け入れ
苦味に言葉を濁(にご)し、作り笑いで向き合うことに何の意味も無いことを知る
瓦礫(がれき)の舞台でも強く歌うように!
祈りも悲哀もどちらも天秤に掛けられない
それが自分だから
愛に目覚めよ
どんな自分なら満足いくんだというのか
どれもこれも不満で自分を認めようとしない時を消し去る時が来た
今出来ること、自分を愛して知ること
今出来ること、認められない自分を抱く
無闇矢鱈(むやみやたら)に自分を傷付け、罵詈雑言(ばりぞうごん)する
もう少し優しさの手を
いずれ、自分というものが見えてきた時に
大事にしたいと思うようになるだろう
私たちは今を生きている
それはそれは精一杯の力で
それは暖かい空気の中で
無邪気に、波乱万丈(はらんばんじょう)に
幾つもの波を越えて、涙して笑って
見えないものに希望は持てないかもしれない
けど
生きることに無駄など無いと信じたい
心からの願いが叶えばいいな
だから、己の声を聞く
眼を閉じて、澄(す)まし心の深淵(しんえん)に耳を傾(かたむ)ける
心音だけが聞こえる先に己の心が見えてくるはず
彼方に途方に暮れる時
無性(むしょう)に人が恋しくなるように
時々、孤独が蝕(むしば)み
人が煩(わずら)わしくなるように
もっと自由に心を開き、素直に受け入れられたら
人はこんなにも苦しまなくていいのかもしれない
more freely more freely(もっと自由に)
翼を広げられたら
more freely more freely(もっと自由に)
素直になれたなら
私たちは自由になれるかもしれない
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