見出し画像

職員室の電話、だれがとる?

学校現場で働いていると、【だれの仕事】と決まっていない業務がたくさんあります。

気がついた誰かがやらなければならない仕事。
その一つが学校にかかってくる電話対応です。

今回は【職員室の電話をとるメリット】について書いていきます。

学校現場だけでなく、他の職場にも通じることがあるので、ぜひ読んでみてください♪

職員室の電話、だれがとる?

学校によっては教頭や事務が電話を受けると暗黙の了解のようになっているところもあります。

そうでなければ職員室の各所に電話が設置されているので、近くにいる職員が対応することになります。

しかし、多忙を極める学校現場で、この【電話を取る】という作業はなかなか億劫。

「できればしたくない…というか、やりたくてもそんな余裕がない!」という先生が多いのではないでしょうか。

その理由としては、

・今やっている作業を中断されるのが嫌だ
・仕事時間が削られる
・クレーム対応だった場合、負担が大きい
・他の誰かに内線を回さないといけない時やり方がわからない
・そもそも電話で話すのが苦手


など人によって様々ですが、1番はその都度仕事の手を止めなければならず、作業時間が削られてしまうことだと思います。

4月の座席移動で電話の側にはなりたくないなーなんて考えてしまったり、、、

私も電話が鳴ると「取らないと…」と思うのですが、余裕がない時に他の先生が取ってくださると

正直ほっとして「すいません、ありがとうございます!」と心の中で呟いています。

電話を取るのはマイナスだけじゃない

そんなつい億劫になってしまう電話ですが、実は取るといいこともたくさんあります。

特に、働きはじめたばかりの時、転勤して来たばかりの時、仕事量に余裕がある時は率先して電話を取ることをおススメします!

私が講師だった時に、電話の側の席で、比較的空き時間があったので率先して電話を受けるようにしていました。

その中で感じたメリットを4つ紹介します。

率先して電話を取るメリット4つ

たくさんの職員と関われる

職員室では学年ごとや専科で分けられているため、普段話をする人は限られてしまいます。

しかし、電話対応していると、電話をつないだり、伝言を伝えたりする必要があるため、普段はなかなか話さない先生と自然と話しをすることができます。

また、その先生がどんな仕事を受け持っているかが分かったり、受け持っている生徒の状況を知れたりもします。

講師で初めて赴任した際、2学期からの着任だったので同僚の顔と名前が一致しなかったり,誰がどの仕事をしているのか分からなかったりしていました。

しかし、電話対応をしたおかげで自然と頭に入ってきて、早くその学校に馴染むことができました。

気になる生徒の名前を覚えられる

朝にかかってくる電話は、保護者からの遅刻や欠席の連絡がほとんどです。
(今はネットで管理されているところが多いと思いますが…)

そのため、よく遅刻や欠席をする生徒の名前を覚えることができ、自分が授業に行った際、気にかけたり個別に声をかけやすくなったりします。

自分のことを覚えてもらえる

教育委員会からもよく電話がかかってきます。そのため、度々電話対応していると、普段関われることのない委員会の人にも自分の名前を覚えてもらうことができます。

私も講師の時に委員会の人に名前を覚えてもらっていたおかげで、次の勤務先についての相談などがスムーズにできました。

同僚にめちゃくちゃ感謝される

最初に述べたように、多忙を極める学校現場です。

電話を取るだけで、同僚の先生方にとても感謝されます!

特に、働き始めたばかりの頃は仕事に不慣れで、生徒指導の面だったり他の仕事の面で先輩の先生方にお世話になることばかりです。

普段負担をかけてしまっている分、電話に出ることで間接的にですが先輩の先生方の仕事量を減らすことができます。

最後に

学校現場では、これ誰がやるの?という仕事がたくさんあります。

しかも、そういう仕事に気がついてやっている人ほど、たくさんの仕事を任され多忙を極めています。

だからこそ、率先してすることで得られるメリットがたくさんあります!

気持ちに余裕がある時に是非試してみてください。

どなたかの参考になれば幸いです。

最後まで読んでくださりありがとうございました♪



人生をよりハッピーにしていくための『はぴねす通信』を発行しています。

興味を持ってくださった方は、他の記事も覗いていただけると嬉しいです♪

この記事が参加している募集

この経験に学べ

仕事のコツ

with 日本経済新聞

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?