第10話 愛犬の咳の原因。それ…空気の乾燥かも。


加湿器あるけど使ってない・・・

冬でも夏でも乾燥注意です。
暖房、冷房どちらも効き過ぎると乾燥しますよね。
特にお留守番の犬猫ちゃんには逃げ場がありません。
お口の中の乾燥から始まり喉の奥、そして気管までかカラカラに。
言い換えると気管がカサカサになった状態です。

呼吸するたび空気の出入りがある気管。そこは空気の通り道。本来潤っています。その潤いによってホコリなどが気管に入ってきても、大きな刺激になることなく呼吸することができます。

ところがカサカサになるとどうでしょう?呼吸するたびにホコリや空気の動きそのもので気管は大きな刺激を受けるため、咳が出やすくなるのです。
気が付くタイミングは寝起きなど少し活動性が上がった時が多いです。
呼吸回数が増えるタイミングですね。

高齢なコは特に潤いが低下しやすいですし、免疫力も落ちてきます。そんな時に発症する病気は万病のもと。

加湿は人だけでなく、動物にも必要です。
愛犬のお気に入りの場所に少し潤いを与えてやってください。
小さな加湿器でも十分です。

高齢犬には特に十分なケアが必要です

乾燥が原因だった場合、十分な加湿によって咳は1~2日で治まることが多いです。心当たりがもしあれば、潤いを与えてくださいね。
本日はここまでになります。


★ 犬の抗体検査とワクチン接種について、疑問・質問ある方は
コチラの動画をどうぞご視聴ください。


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