【論文も掲載】大学院を振り返る

どうも、やまもです。
この記事を書いている翌日が、大学院の卒業式です。

大学時代の先生から大学院の募集あるよ、と連絡があってから2週間くらいで試験があり、流れるままに受験したのが懐かしいです。3次募集くらいだったので受験者は私一人で、筆記試験の試験官は二人、面接の試験官は三人だったのを覚えています。私一人に五人の先生が稼働していたんですね。人件費もったいない…笑。

大学院が始まると、毎週のレポートばかりでかなり追い詰められました。大学院1年の最初の半年はレポートレポートで心身やられてました。コロナのおかげで時間ができて、レポートが間に合った…なんてことも実際はありました。しかも2回くらい。

大学院2年目は講義は少なかったですが、研究と論文の日々でした…と言っても論文は11月くらいからワーッとやった感じでした。もっと早く始めればよかった、という当たり前のことを何度も感じました。
ただ、後悔しても遅い。年末も年始もマックで論文書いてました。家では赤ちゃん抱っこしながら論文書いてました。それはそれで、今となっては良い思い出ですが…。精神的にはやられてなかったような気がします。自分でテーマを決めて研究した実践論文ですからね。自分のキャリア実績になると思うと、頑張れたところもあったかな。

論文の発表会は、9月に中間発表会と2月に本番の発表会がありました。
発表は好きなので、特に苦はありませんでしたが、スライドを用意しすぎて削られまくったこともありました笑。別の機会に削った分も含めて発表させてもらったので無駄にならず、指導教官には感謝です。
学会誌にも論文を投稿しようと予定しているので、今回の研究とはもう少しお付き合いがありそうです。本当は別の園でも同じ研究をして結果がどうなるか調べたいのですが、それはまだ予定はありません。


では、大学院生活を振り返ったところで本題です。

この記事は、私の実践論文を公開しようと思って書き始めました。研究テーマは「特別支援×保育者×園内研修」です。園内研修をして保育者の特別支援の知識や理解がどのくらい深まるか、というのが研究目的です。
ペアレント・トレーニングという保護者向けの研修プログラムがあるのですが、それを保育者に応用したのが今回作成した園内研修です。

専門性のある知識を学ぶ、というよりは基本的な理解や向き合い方を振り返る面の強い内容で「そんなこと分かってるよ」「でも現場はそうはいかないんだよ」と思われたんじゃないかと今でもヒヤヒヤしています。でも、そこの理解が弱いと特別支援はうまくいかない。これは現実であり、事実です。

というわけで、やまもゼミの方はこの下にある論文をぜひご覧ください。
論文なんて読んだことない、という方にお知らせです。全部読む必要はないので、ココを読むといいよというポイントも書いておきますね。


論文を読む際の一番のポイントは、なるべく短く読んで内容を理解することです。一字一句読んでたら、寝ちゃいます。

論文はだいたい4章構成です。

第1章は、だいたい最後に研究の目的が書かれています。それ以外は飛ばしていいので、そこを読みます。

第2章は、研究の対象者や方法が書いています。読んでもいいし、後で読むのに飛ばしてもいいです。

第3章は、研究結果が書いてあります。ここを読むと良いです。グラフとか図があって分かりやすいです。

第4章は、結果に対する考察です。第4章の前半を読むと、研究や論文の全体像を掴みやすいです。

こんな感じです。
私は第2章をサーっと読んでから第3章をじっくり読んで、第4章の前半を読むことが多いです。
もっと時間を短縮させるのであれば、第4章の前半を読みます。それで終わりか、そこから第2章と第3章に戻ります。

論文の筆者としてはもちろん第1章から第4章まで丁寧に書いていますが、読み手にとって重要なのはそのあたりです。
では、私の論文でやってみましょう。


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