新卒1年目をノンストレスで生き抜いたストレスコーピング術

私は23卒で就職し、今まさに花の1年目を終えようとしている元新社会人です。
元気です。すこぶる元気です。心身ともに元気です。

1年目は学生気分が抜けきらないまま社会の荒波に揉まれ、ストレスから精神を病んでしまう人も少なくないと思います。
かくいう私もメンタルを心配される事が多くありました。その度に私はこう答えています。

「全くストレスないです。悩みがないことが悩み、なんて悩みすらありません」

そんな私のストレスコーピング術をtipsとして共有します。

前提

そもそも私は何かに悩むほど頭が良くないこと、そして激烈ホワイト企業に就職していることを前提とさせてください。
単に私が阿呆だから弊社のブラックさに気づいていない可能性も否めませんが。

先日上司に「たくさん仕事頼んでしまってすみません。無理そうなら相談してください」と言われ、その時初めて「私、そんなに仕事頼まれてたんだ」と気づくほどニブいです。
でもそんなこと言ってくれる上司がいる時点でどれほどホワイトかわかるでしょう。

本編

汎用性高く、誰でも使える最強の方法は「メタを強める」です。
メタを強くすると悩みやストレスから距離を取ることができます。ストレス源から精神的な距離を取るということです。
さすれば自然と悩みは気にならなくなります。

「コント、社会人」とつぶやき出社することでストレスから身を守る方が散見されますが、これも原理は同じです。

趣味に勤しむことで悩みを解消する方も同じメカニズムです。
しかしこれだと無趣味な人は使えないし、趣味はあっても時間がない人も使えません。

メタを強くすることは時間も費用もいりません。自分の考え方一つで実現可能です。

メタを強くする具体的な方法を教えろって言うんでしょう?
わかりました。しかしその前にもう少し深堀りさせてください。

メタが強いとはどういうことかというと、自分や取り巻く環境を俯瞰で見ているということです。俯瞰で見ているということは、感情が入り込む隙がないということです。感情が入り込む隙を無くすためには、事象を事象として捉えるということです。

焚き火が燃えているさまを見て「焚き火が燃えているなあ」と思うように、仕事が忙しいときには「仕事が忙しいなあ」と思うのです。
仕事が忙しいことにいちいち感情を紐づけてはなりません。
如何に事象と感情の回路を断つのかが肝となってきます。
焚き火と多忙は本質的には同じです。

そんなこと言っても実践するのが難しいんですよね。
そのお悩みも解決しましょう。

自分の中で一つスイッチを作るのです。
ザ・ファブルの佐藤明が額を指でトントン叩くように、事象と感情の結合を外すスイッチを自分で設定します。
私の場合は「まあいっか」と口に出します。すると本当に「まあいっか」と思えます。

メタを強めるスイッチ、メタスイッチをご活用ください。

注意点

メタが強いと当事者意識は弱くなる傾向があります。そして、当事者意識が弱いと課題を自分事として考えられず根本解決に至らないです。
悩みやストレスは心の痛みであり、無視し続ければ悪化するケースもあります。メタを強くするのは対処療法であって根本療法ではありません。

用法用量を守ってご使用ください。

おまけ

おまけとして根本療法の一つを紹介します。

私達が人生で抱く悩みの全ては人間関係に起因することがショーペンハウアーによって提唱されています。私はこれに対して大賛成で、どんな悩みも素因数分解していけば人間関係の掛け合わせになります。

とすれば解決方法はただ一つ。人間関係を断絶することです。
断絶する方法はご自分でお選びください。

ショーペンハウアーのように社交を絶ち、愛犬のアートマンとの散歩姿を新聞に報道されるのも悪くありません。

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