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Creative Chefs Box Vol.1「プラントベースの可能性とこれからの食」イベントレポ

こんにちは!SRA-J YOUTHメンバーの古瀬遥です。

今日は大分日が経ってしまいましたが、第一回Creative Chefs Boxのイベントレポートを書いていきたいと思います!

【ウェビナーの全容はこちらから⇩】

ONODERA GROUPエグゼクティブシェフである杉浦仁志シェフを中心に、SRA加盟レストランのシェフの間から持ち上がった今回の企画。普段はなかなか聞けないシェフたちのお話を伺えました!

前半部では、杉浦シェフがプラントベースの重要性に気づいたニューヨークでの経験や、現在日本国内にとどまらず、世界、地球、宇宙規模で行っている様々なプロジェクトをご紹介いただきました。

そして後半部のクロストークセッションでは、PIZZERIA GTALIA DA FIlLIPPOから代表の岩澤正和氏、FAROからエグゼクティブシェフの能田耕太郎氏とシェフパティシエの加藤峰子氏を交えて、「なぜ今プラントベースなのか?」という問いに対し、それぞれのシェフの視点や経験から、想いを語っていただきました。

まだまだ勉強中の私にとっては、とても開眼!な一時間。

「野菜って、なんとなく環境や健康にいいんだろうな…」

「けどシェフたちは肉も魚も卵も、調理するし、食べるよね…?」

「そもそも、プラントベースとヴィーガンて、何が違うの?」

そんな疑問がスパッと解決しました。

ということで、個人的にここは!というポイントをまとめてみました。

【1】プラントベースとは「野菜をもっと摂っていこうよ!」という姿勢

実際にプラントベースとは何なのか、ヴィーガンと何が違うのか、知らない人も多いのではないのでしょうか。後半のクロストークセッションで、杉浦シェフ、加藤シェフがとても重要なことをおっしゃっていました。

それは、プラントベースは、動物性を摂らない=ヴィーガンとは違い、環境や健康のために、より多くの植物性の食べ物を食べていこう!という姿勢から、野菜中心の食生活を選択する、ということです。だから、完全菜食じゃなくても良い、そのために誰にとっても始めやすい、食からの社会貢献なんです!

これを聞いて、それめっちゃ素敵な考え方!って思いました。

一人の百歩より、百人の一歩の方が、きっと大きな成果に繋がる、それができるのが、プラントベースかもしれません。

【2】プラントベースは様々な環境問題を解決し、より健康になるためのソリューションの一つである

野菜をたくさん食べることは健康に繋がる。これは多くの人が聞いたことあるかと思いますが、環境問題とどうつながるのか。

ざっくりいうと、

地球温暖化、砂漠化、水質汚染、土壌汚染、森林伐採、水産資源の枯渇…などの環境問題を引き起こす一因に過剰な動物性食品(肉、卵、牛乳、魚など)の消費にこたえるための、大規模で生産性を重視した畜産、漁業資源の乱獲や養殖が世界中で行われていることなんです。

だからこそ、肉食を減らし、積極的に野菜を食べることで、環境問題の解決にもつながるんですね😊

【3】「肉や魚は絶対に食べない!」ではなく、「どんな肉、魚であれば食べてよいか」を考えよう。

肉や魚の課題に気づくと、「じゃあもう肉食べられないじゃん!」って思ってしまいませんか?(私はしばらく、肉や卵を食べることに罪悪感を感じていました…💦)

けれどプラントベースは、決して肉、魚を食べるな、という姿勢ではない事は【1】で見てきたとおりです。では、どんな肉、魚であれば食べても良いのか。岩澤シェフは、できるだけ環境負荷が少ない方法で作られたお肉や、ジビエなどをお店で積極的に使うようにしているそうです。

一般消費者にはなかなか見つけづらい…ところではありますが、例えば平買いの卵や産地が分かるお肉を調べて買ったり、岩澤シェフのように、お肉の仕入れに配慮されているお店で食事をしたりすることで、「ベターミート」を選ぶことができます。

ということで以上、Creative Chefs Box Vol.1のイベントレポートでした!


【次回Creative Chefs Boxのお知らせ】

次回5/17(月)15時から開催されるCreative Chefs Boxのテーマは「食品ロス」について。シェフ目線で語られる「食品ロス」についての考え方・向き合い方について、ぜひ触れてみてください!


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