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空飛ぶ鮮魚。バンコクの魚屋さんにいってきました

こんにちは、飲食店向け鮮魚仕入ECサイト「魚ポチ(うおぽち)」を運営しています、くさかべです。

今回は、海外編ということで、日本の魚が海外でどのように、いくらで販売されているのか、レポートします。

魚ポチは、国内だけでなく、海外のお客様にも水産品を販売しています。
(原則、国内飲食店向けのEコマースのため、個別にご相談ください)

魚ポチのお得意先でもある「トンロー日本市場」に行ってきました。現地の様子を写真とともにどうぞ!(プライベート旅行です)


日本生鮮卸売市場『トンロー日本市場』とは

今回は、タイのバンコクにある日本生鮮卸売市場『トンロー日本市場』に行ってきました。

トンロー日本市場は、魚ポチのお得意先でもある「JALUX」さんが、合弁企業「J VALUE CO., LTD.」として、バンコクのスクンビット・トンローエリアで日本の生鮮品販売を運営しています。

まるで、日本にいるような気分です

トンロー駅の周辺

トンローエリアは、バンコクの流行発信地であり、外国人駐在員とタイの富裕層が多く暮らす街と言われています。特徴的なのは、日本食レストランが密集しており、至る所に、日本(風)の居酒屋、お寿司屋さんが営業していました。

一風堂や大戸屋があります
トンロー駅周辺の日本食レストランです

店内は卸売市場スタイル

店内に入ってみると、まさかの卸売市場スタイルで陳列でした…!(素敵)

左側にいる、鮮魚販売スタッフのサーンさんです。(流暢な日本語でインタビューにお答えいただき、記事にすることもご快諾いただきました)

お魚を見てみましょう。
日本でも身近に手に入れられないレアな鮮魚が、東京から約4,600km離れたバンコクで陳列されているというのはなんとも不思議な感覚です..!

左から、ハマフエフキ、エゾメバル…とレアな魚が並びます。
右の箱は、石鯛、カワハギ、シマアジ、イサキが並びます。
左から、神奈川のキンメダイ、長崎のサバ、ミズタコ(※こちらはウオポチ経由ではございません)

インターネットで情報を繋ぐだけなら簡単ですが、全国の産地から直接仕入れて、お届けすることは難易度が上がります。魚ポチの醍醐味ですが、お客様が喜んでくれる顔が直接見える・ビジネスの手触り感あることは楽しい瞬間ですね..!

パックや切り身商品もありました。小川の生雲丹に生ホタルイカもありますね!(興奮)

気になるお値段

さて、気になるお値段はどうでしょう。(バンコクだと安いのかな…)

すべて時価となります。※1THB ≒ 3.9円(2023年5月時点)で換算しました。

めちゃめちゃ高級品でした・・!(手が届きません..)

「なかなか良いお値段ですが、ほんとうに売れてるんですか…」
とおそるおそる聞いてみると、
「はい、売れますよ。トンロー周辺は高級レストラン、裕福で余裕ある方が多いので。朝から昼にかけてよく足を運んで買ってくれています。タイでは日本食はすごい人気なんですよ!」とにっこり。

タイの日本食レストランは年々増加

調べてみると、タイの日本食レストランは5,000店舗を突破し、年々増加しているようです。
スーパーマーケットの惣菜をみても日本食が多かったり、タイの市民に、日本食が溶け込んでいるのを感じました。これから楽しみな海外マーケットですね!

今回訪問をしてみて、東南アジアでの日本食のニーズ増加への期待が膨らみましたし、日本の食材は高くても売れるというのは自信につながる情報でした。
魚ポチは、生鮮食材のプラットフォームとして、世界の皆さんに利用されるサービスに成長していきたいですね。

フーディソンでは新たな仲間を募集しています

「日本の食の魅力を、世界にも届けたい」という方いらっしゃいましたら、カジュアルにお話しさせてください。当面は国内マーケットがターゲットですが、中長期で世界で使われるサービスにしていきたいです!
ご連絡お待ちしております!


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