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ChatGPTが変えるアルバイトの在り方と経営支援:女性主体の飲食店運営

今回僕の店舗では初めてにして新しく働いてくれる仲間を募集しました。
一般的に雑務から始まる飲食店のアルバイトですが、当店ではそんなことを行わずに雑務を飛び越して経営に参画してもらうという手法を生成AIを通して実現させました。

まだまだな部分は多いですが、その一部始終を下記にまとめていきます。

なぜChatGPTを採用したのか

多くの業界で、ChatGPTを始めとする生成AIが急速に導入されています。

このトレンドは、未来においてAIを活用しないという選択肢がないことを示唆しています。

飲食業界でも、ChatGPTは主にレシピの開発やマーケティングに利用されていますが、私たちはそれを人材のスキル支援に活用することで新たな可能性を探りました。

現在、飲食業界、特に個人店レベルでは、生成AIを使用することが非常にハードルが高く感じられています。

その理由の一つは、AIがレシピ開発のような簡単な用途にしか応用できないという、オーナーの考えの柔軟性の無さにあります。

僕はそんな固定観念を打破し、主婦である女性(ここでは保育園等でフルタイム勤務が難しくせっかく素晴らしい能力があるのにそれを社会が活かせていない女性の方々)をChatGPTを活用して経営に参画させる新しいアプローチについて紹介します。

当店では、経験が浅い人材でもAIの力を借りて効果的に活躍できる環境を整備しました。特に、家庭と仕事を両立させたいと願う女性が、ChatGPTのサポートを受けながら経営に積極的に参加しています。

ChatGPTなどの生成AIが飲食業界で活躍する新たな時代

AIの役割の変化


多くのオーナーは、AIをレシピ開発などの簡単な用途にしか使えないと考えがちです。しかし、ChatGPTなどの生成AIは、経営全般にわたる幅広い分野で活用できるのです。例えば、顧客対応の自動化、在庫管理の最適化、マーケティング戦略の立案など、経営のあらゆる側面でAIがサポートすることが可能です。

主婦を経営に参画させる理由


私たちの飲食店では、家庭と仕事を両立させたい主婦の方を今回採用しました。
彼女たちは多様な視点と生活経験を持っており、それが経営に新しい風を吹き込むのです。
ChatGPTのサポートを受けることで、彼女たちが即戦力として活躍できる環境を整えています。

また当店は女性の利用比率がとても高いです。

男である僕にとって、やはりどれだけ思考を巡らせても、女性がどのように食事を楽しみ、どのようにその時間を思い出に変えているのかと言うプロセスはなかなか理解できないところがあります。

そんな時に自分が理解できないから、自分のやり方でやるのではなく、お客様となっている女性のニーズをしっかりと反映させるためには、実際に女性が女性に対してどのようにアプローチしていくのかを考えなければいけないと思っています。

しかしながら、多くの飲食店経営のオーナーの考え方は、アルバイトスタッフで雑務をこなしている女性に(これをどうしたらいいかなぁ)とちょこちょこと聞くのが一般的だと思います。

あくまでアルバイトは店舗の雑務や補助を目的とした雇用形態なので、アルバイトをしている女性の方からしてもなかなか身を乗り出して、その問題点に自分の理想つくこともできずに、結局雇用形態が邪魔してあやふやな内容となって終わっていると思います。

確かに、飲食店において、その働いているお店のやっていることや流れを掴むために、雑務から取り組む事は間違いではないと思っています。

ただ、現在は様々なリソースがある中で、(そのやってきた流れ)を踏襲しないと、経営に参加できるような能力が得られないわけではありません。

僕もそうですが、これから一緒に働いてくださる方におかれましては、経営に対してしっかりとした基礎のようなものはありません。

実際に失敗を繰り返して手ごたえをつかんでいくものですが、データ分析などにおける様々なサポートが生成AIにはできると思っています。

また、実際に生成AIと僕と手伝ってくれる女性の3人でデータ分析を行ったり、今後に対して思いを巡らせることで、誰かがスペシャリストである必要はなく、そのスペシャリスト的な考えやデータ分析を生成AIがしてくれるので、それを判断し、俯瞰して統合できるような能力さえあればいいと思っています。

ここで間違えないで欲しいのは、生成AIがあれば何でもできるわけではなく、生成AIを扱うことのできる能力値を高めていくことが大事だと思っています。

現在では洗濯機も自動になりました。

今更洗濯機を買う前に、洗濯板で洗濯を覚えようなっていう人はいないと思います。

大切なのは、どの洗濯機が自分の家庭に合うか、またその洗濯機の取り扱い説明書を見て、どの機能が自分たちの生活に合っているのかを判断する能力です。

生成AIは今後私たちの生活だけではなく、飲食店や他の経営面においても洗濯機のような役割を果たしてくれると思います。

それを上手に扱える能力と、に足を運んでくださるお客様の(多くの女性のお客様)ニーズをパズルのように当てはめれる存在が必要だと考えています。

人材確保の難点を解決


ChatGPTの導入により、人材確保が難しいという問題も解決されます。

能力値が低いと見なされがちな人でも、ChatGPTのサポートを受けることで、必要なスキルを習得し、効果的に働くことができます。

これにより、より広範な人材プールからスタッフを採用できるようになり、チームの多様性と創造性を高めることができます。

現在日本では人材不足が叫ばれています。

この(人材不足)と言う4文字だけ見ると、そもそもの労働力として全く人が足りていないと言う状況を想像しますが、僕は実際にはそうではないと思っています。

労働力として全く人が足りていないのであれば、応募してくる人は必ず採用しなければならないと言う構図になります。しかしながら、現実は面接をして不採用になる方もいらっしゃるのが今の日本です。

これは単純な問題では無いのかもしれませんが、オーナーから見たときに(この会社に対して相性が良くない)と言う判断をしたり、(業務に対して能力が見合っていない)と言う場合が存在します。

相性の問題はまた別のタイミングでお伝えしたいと思いますが、業務に対し、応募してくる方の能力が見合っていないと言う点は、前時代な考え方のような気がします。

確かに、料理人などの技術職に関しては、能力値が伴っていないと、まだまだ機械で代用できるポイントは少ないので、不採用になる可能性はあると思います。

しかし経営や経理等の頭を使う仕事に関しては、本人のスキルはもはや無視してもいい位にサポートのスキルが高まっています。

今までのオーナーは、これから雇用する人の技術も育てなければいけないし、思考も育てなければいけませんでした。

しかし、これからは技術が必要でないとは言いませんが、思考さえ教育することができれば、それをサポートする技術を活かしながら、過去の流れを一気にすっ飛ばした形でいろいろな人が活躍できるんだと思います。

これから先AIがさらに発達し、さらに身近な存在となると、多くの働く人の口から(私には、そんな能力がない)などといった能力不足を理由にする言い訳がなくなっていくのではないでしょうか。

まだまだ飲食店においては、生成AIを使うにしても活用しきれていないというのが実態だと思います。
それは今までの流れを壊すことのなく、踏襲する流れの中で、AIを活用しようともがくからです。

新しいテクノロジーが業界に入ってきています。
この流れは、これから先(新しい)を取り払って、当たり前に必ずなってきます。

確かに今は何が正しいのか全くわかりません。

しかしながら、自分が経験してきたアルバイト雇用と言う体験を踏襲することなく、壊しながら新しくAIとともに新たな働き方を提案してあげるのがベストだと思っています。

女性の力が経済を回す

僕は男として生きてきて、自分の店を開きご来店いただくお客様のほとんどが女性であることで気づくことができました。

女性は男性よりもお金を使うと言うことです。
男性は、僕も含めてはっきり言ってしまえば、食事なんて弁当で充分です。
しかし、女性は当店にご来店いただく方々を含め、摂取する。食事だけではなく、それを楽しむ空間であったり相手、包括した(時間)と言うものに対してお金を払います。

オーナーとしてやっていく中で、女性にとってどんな時間が最高の思い出を作れるかというのが大きな課題点となってきますが、重要なのは女性の方が思い出にお金を使うと言う点です。

男性が食事に対して、弁当程度のお金しか払わないのに対して、女性はその何倍もするお金を食事と言う思い出に払います。

日本経済のことを僕が口出すのがどうかと思いますが、女性にお金を渡す事は広い目で見ると、経済の流動性を高めます。

しかし、残念ながら、旧態以前の日本の働き方の根底として、まだまだ女性の社会での活躍は上昇していないのが現実だと思っています。

女性にお金を渡すと女性がたくさん楽しい思い出を作り、その思い出に巻き込まれた子供たちに幸せが広がり、その結果経済の流動性が上がる。

しかしながら、そんな女性たちの給料は低い。

男性もさして高くないのかもしれませんが、今回は女性にフォーカスしているので、その点は触れないでおきます。

この女性特有の素晴らしい価値観に対してのその資源となる給与の問題はとても大きな課題だと思っています。

僕の店では働いてくださる女性が自分の能力を発揮し、その成果に応じた給料を支払うシステムを採用しています。

具体的には、女性が挙げた売上の割合に基づいて給与を決定する仕組みを導入しています。これにより、努力が正当に評価され、働きがいのある職場環境を提供しています。

いつまでもアルバイトとして時給で働かせる時代は終わりなのかもしれません。とても小さな力ですが、たった1人から変えることができれば、少しずつその波は同心円状に広がっていくのではないかと期待してこれから活動していきたいと思います。

働きたい飲食店を目指して目標に進んでいます。