見出し画像

【イベントレポート】幻のピーナツバターを届ける、杉山孝尚の農業哲学(2021.5.6)

本記事は、2021年5月6日に実施した、『「幻のピーナッツバター」を届ける杉山孝尚の農業哲学』というイベントの開催レポートです!

FOODBOXが運営する、食・農業のオンラインコミュニティ#FOODlabにて、静岡県浜松市で落花生を栽培し、ピーナッツバターの加工・販売を行う「杉山ナッツ」の杉山さんをゲストにお招きし、生産ストーリーについてお話しいただきました!

ゲストスピーカー:

  • 杉山ナッツ製造工場 代表/杉山 孝尚さん 

イベントのポイントが詰まった切り抜き動画も貼っておきますので、動画で見たい方はこちらをご覧ください!

12年間のアメリカ生活の中、新聞のとある記事で、故郷浜松が産地の遠州小落花が1904年のセントルイス万博で金賞を受賞したことを知ります。この記事をきっかけに、故郷を誇りに思う気持ちが膨らみ、故郷で何かできないかと考え始めて帰国後は農業をすることに。

小さな畑から始まり、栽培・収穫・焙煎・販売まで、全て独学で身につけていきました。

仕事で大切に思っている事

◆ 文化・歴史・環境 ◆
杉山さんにとって「遠州小落花」は特別な存在。その遠州小落花の生産には、必ず文化や歴史が存在します。セントルイス万博で金賞を受賞した当時は、1904年の話なので、もちろん化学肥料や農薬、農業機械はありません。当時の記録を遡ってみると、浜名湖の海藻や牡蠣殻を使っていたことを知ります。今の時代、お金を出して処分しているような海藻や牡蠣殻も、当時はすごく重宝されている大切は農業資材だったのです。そういうものを使って育てたのが「遠州小落花」であり、金賞を受賞することができたと思っているので、当時の文化・歴史・環境を再現するように、杉山ナッツでも海藻や牡蠣殻を使っています。

参加者の声(本日の学び)

今回のイベントにご参加いただいた方からは、次のようなコメントをいただきました!ご参加いただき、ありがとうございました。

なかなか日本で見られない行動力に感化されました。従業員が伸び伸びと働ける環境づくりや考え方も参考になりました。

毎年栽培方法を変えたり、お客さんに合わせて拘り部分を変えたり、
より美味しい品種を求めて探求したり等、飽くなき追及に感銘を受けました。

いかがでしたか?
#FOODlabに参加すると、これから開催されるイベントへの参加はもちろん、過去に開催されたイベントのアーカイブ動画をフルでご覧いただけます!
#FOODlabへの加入は、下記ページから行なっていただけます。
皆様のご参加、お待ちしております!

関連情報

このオンラインコミュニティは、朝日新聞系webメディア『ツギノジダイ』で紹介されました!

# FOODlab自体についてご紹介している記事がHPにありますので、気になる方はそちらもご覧ください!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?