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【読書日記】Joyful 感性を磨く本 |喜びをコントロールするスイッチ|

今すぐGoogleで「斜め」と検索してください。


この結果を見て喜んでいただけた方

きっとこの記事が役に立つでしょう😃


こんにちは。


あなたのキャリアを失敗させない

コンサルタントのタルイです。


週一でnote更新しています。


今回もいい本を見つけましたよ!


『joyful』


ファミレスでもホームセンターの

ことでもありません。


この本は、一言でいうと

喜びを科学』した本です。


ものの「見た目」

感情に大きな影響を与えることを解説してます。


今、世界全体がコロナ禍で閉塞感に満ちあふれ

幸せを見つけにくいのが現状です。


幸せではなく喜びについて考える


この発想が大きな支持を集めて

世界20ヵ国で刊行でベストセラーになりました。


『喜び』の感じることのメリット

●不安やストレスが和らぎます

●生産性や記憶力が高まります。

●人との絆が深まります。


つまり『喜び』とは

その場の気分を高めることではなく

心身の健康を保つ意味でも必要なのです。


本書を読むことで

この喜びのスイッチをわりとカンタン

手に入れることができます。


なぜかというと

目の前にあるモノに備わっている

光・色・形などの特性が

喜びの扉だからです。



本書にまとめられた

喜びの扉とは

▼こちらです。

●第1の扉エネルギー:鮮やかな色と光
●第2の扉豊かさ:みずみずしさ、数の多さ、多様さ
●第3の扉自由:自然、野生、広々とした空間
●第4の扉調和:均衡、シンメトリー、流れ
●第5の扉遊び:円、球、泡のかたち
●第6の扉驚き:コントラスト、斬新
●第7の扉超越:上昇、軽やかさ
●第8の扉魔法:見えない力、幻想
●第9の扉祝い:同期性、きらめき、はじけるようなかたち
●第10の扉新生:開花、拡大、曲線

例えば

●光は「気分・集中力・生産性」に影響し、光を減らせば喜びも減る。


●明るいオフィスで働いた方が「集中力」が上がる。


●やる気が起きないときは雲を眺めることで脳がポジティブになる。


どうでしょうか?

わりとカンタンに喜びの美学

見つかりそうですね。



ちなみに、冒頭でご紹介した

Googleで「斜め」を検索するもその一つです。


「一回転」で検索すると

さらにスゴイことになります。





■著者のイングリッド・フェテル・リーはこんな人


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※画像はダイヤモンド オンラインより引用


イングリッド・フェテル・リー氏は

世界的デザインファームIDEOの

デザインディレクターとして

第一線で活躍されました。


IDEOとは

過去にデザイン・コンサルティング企業では唯一

『世界で最もイノベーティブな企業』

米Business Week誌2005年~2007年、

米Fast Company誌2009年

に選ばれた企業です。


その後

リー氏は大学院で

デザインの研究をされてました。


そこで喜びに関心を持つようになったそうです。


そして研究に8年を投じて

「喜びの美学」

明らかにされたのです。


また現在は喜びとデザインに関する

研究の第一人者として

IDEOのフェローを務めつつ


「喜びの美学」を各種メディアや

自身のブログで情報発信し

コンサルティングを行ってます。



本書のコンセプトである

「喜びは、ものに備わった光や色、かたちなどの特性によって、自在に引き起こすことができる」

については

▼こちらの動画でも
さわりだけ解説されてます。

この動画がなんと!

世界で1700万回以上視聴されています!


そして動画の最後に

スタンディングオベーションが起きてますが

まるでオーケストラを聴いた後のような

高揚感に包まれますよ。


この動画自体も『喜びの美学』でした。



さて

ここからは本書の要約を書きますが

私が特に感銘を受けた
2つの事例を解説します。



■感覚的刺激を詰め込んだ「寿命を延ばす家」


本書は日本の事例が
たくさん紹介されてます。


●日本のから喜びの美学「あわれ」について言及されていたり


●日本の森林浴がNK細胞を活性化させる効果があること


●最近の日本の研究で、可愛い赤ちゃんの写真を見た人は集中力と器用さが求められる作業で好成績を出したこと。


などなど、

私の知らない日本が
どんどん紹介されていきます。


その中でも、

「なんということでしょう!」

と私が驚いたのが

東京は三鷹市にある

こちらの集合住宅の事例


画像2


!!!!!!


私は現在三鷹市のお隣の区に住んでいるのに

このド派手な建造物を知りませんでした!


建築家の荒川修作さんと

詩人のマドリン・ギンズさんが

設計された「死なないための家」です。


▼こちらから画像をお借りしました。

お二人は

現代建築の退屈な安楽のせいで、人間の体が無感覚に陥り、それが死を早めている。

と考えました。


平らな床や白い壁は

感覚と筋肉を鈍らせ衰えさせてしまうのです。


そこで

『天命反転=死なないために』

という思想を提唱されました。


▼ご覧ください。

随所に匠のこだわりが施されています。

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目の前には色のブーケとも言うべきカラフルさ。

この建物は内外装合わせて全部で14色もあります!


そしてどの角度から見ても

つねに6色以上が目に入るように

設計されているそうです。


なぜならば

それが一番自然界の状態に近いからだそうです。


空の色、土の色、木々の色、花の色、蝶や虫の色...


考えてみると

確かに6色以上ありますね。


こんなに色があると目がチカチカしそうですが

人間の視覚は6色以上の色を同時にみる

一色一色とは認識せずに

ひとまとまりとして把握するので

うるさく感じないのだそうです。



また床は凸凹してざらざらとしたコンクリートで、

踏むと自然に土踏まずにフィットするように

できているそうです。


しかも凸凹は

大人用と子供用に大小があるのだとか


つまりこの部屋で暮らすと

身体がつねに鍛えられ

刺激に満ちた

環境で暮らすことで老化を防ぎ

死を食い止めることができるということです。



本書より引用します。

「豊かさ」とは物質的蓄積ではなく感覚的豊かさだということだ。サーカスやノミの市があんなに楽しいのは、豊かで歓喜に満ちた感覚的刺激が得られるからだ。


感覚的刺激...


この言葉で私はハッとさせられます。

そして私の部屋を見渡しました。


私の部屋は

『精神と時の部屋』

コンセプトとしたので


壁も床もデスクも家具も真っ白なんです!

画像4

色味と言えば

家電のシルバーと黒色…

つまり3色しかありません。


私が長生きするための目標

豊かで歓喜に満ちた

感覚的刺激が得るために

あと3色の小物

探すことになりました。



ここに体験で泊まってみたいのですが…

1人一泊22,000円です💦


gotoトラベル使えないかな...



■突然ですが、あなたは妖精を見たことがありますか?


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