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【考察コラム】1万時間の法則の真実とは⁉note初心者も20時間で上達できる。

この記事はnoteを始めたばかりの方で
これからがんばろうと意気込んでいる方には役に立つかもしれません。

私のnoteの書き方を解説しております。


先に謝っておきます。

役に立たなかったらごめんなさい。


どうも、キャリアコンサルタントのタルイです。


今回は誰もが一度は耳にしたことがあろう「1万時間の法則」についての私の考察を書いてみました。


1万時間の法則とは

アメリカのジャーナリストのマルコム・グッドウェル氏が著書「天才!成功する人々の法則」で紹介されたものです。


簡単にいうと、

人が何かの分野で一流になるには
1万時間の努力を要するということです。


さて結論は



1万時間がんばっても
天才にはなれません。


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おそらくそう感じていた方は
多いのではないでしょうか?


そもそも1万時間の法則の元ネタ

フロリダ州立大学の心理学者の
K.アンダース・エリクソン博士
1993年に発表した論文が元です。

この調査ではプロのスポーツ選手、
世界的な音楽家、チェスの名人など

超競争の激しい分野における

天才たち(成績の超優秀な人々)を
調査したものなのです。

そして調査において
エリクソン博士は1万時間の法則を
提唱したわけではありません。


それを2007年に
マルコム・グラッドウェル氏

「天才!成功する人々の法則」
という本を書いたのです。

つまり、
もともと才能のある方を調査した結果を
引用したものです。


凡人が天才になるには
1万時間を要する
とは言っていないのです。


なぜこのような誤解が拡がったのか?

このあと登場するジョシュ・カウフマン氏の言葉を借りれば、伝言ゲーム形式に

「超競争的な分野のトップになるために
1万時間かかる」→

「何かの達人になるために
1万時間かかる」→

「何かが得意になるためには
1万時間かかる」→

「何かを習得するのに1万時間かかる」

と変わっていったのです。

つまり
1万時間の法則の真実
伝言ゲーム方式の口伝された
誤解なのです。



■だれでもそこそこできるようになる20時間の法則

天才がその分野のトップレベルになるには1万時間必要なのはわかりました。

では私たちのような凡人に使える
再現性の高い法則はあるのか?


ありました。

この著者である
ジョシュ・カウフマン氏は、

YouTubeの動画の中で
前述の伝言ゲームのメカニズムも
解説しております。

何か新しいことを始めて
「まぁまぁ良いレベル」になるまでの
最短時間は20時間

と提唱されております。


このYouTube動画はかなり面白いです。

しかし、
いったん観はじめちゃうと
おそらく私のnoteには
戻ってこなくなる恐れがあります。

記事を最後まで読んでスキかコメントをされてから観ることを強くオススメします💦



20時間の法則の内容は4つです。

●スキルを小さく分解し、最も効果の出る部分を学習する
●間違いを自己修正するのに必要な情報を収集する
●誘惑を排除する
●最低でも20時間は学習する

ちなみに私は
「わが人生60点ぐらいが合格ライン」
が信条なので

そこそこ良いレベルまでを
効率よく習得する
この法則はハマりました。


その私がこれまでに20時間の法則を使い
そこそこ取得したスキルは

・陶芸(電動ロクロのみ習得)

・木工旋盤(木のお皿づくりのみ習得)

・YouTube動画編集(Final Cut Proのみ)

・ソムリエ資格の2次試験対策

・キャリアコンサルタント試験のロープレ対策 

etc...

そして最近では
このnoteの記事作成です。


■私がnoteで活動した最初の20時間は…

私がnoteを始めるにあたり

noteのスキルの要素の分解して

もっとも効果が高いと思われる
3つのスキルだけに絞り

20時間集中して取り組みました。

その3つとは

・記事のコンテンツ(中身)

・記事の構成テンプレート

・サムネイル(見出し画像)づくり


順に解説します。


□記事のコンテンツを3H戦略で考えてみた。

noteを始めてからの
最初の20時間で考えたことは

自分が書きたいものではなく
読者の方が興味(ニーズ)が
あるものの中で

自分に書けるものを模索することでした。

そのフレームワークのツールとして

YouTubeで学んだ
3H(HHH)戦略をもとにしました。


3Hとは

HERO系

HUB系

HELP系

の3つの頭文字です。

例えば、
note初心者に読者ターゲットと
したときには

「note始めて一ヶ月で●●‼」【HERO系】

「note毎日更新〇〇」【HUB系】

「noteの使い方、書き方、コツ」【HELP系】

このように記事のコンテンツを
作っていくということです。

そしてこの3Hに基づいた
お手本をnoteの諸先輩方の記事を
参考にして研究しました。

なお読者の方のニーズは#(ハッシュタグ)の検索ボリュームを参考にして調べてました。


□記事の構成(テンプレート)を考えてみた

私はライティングスキルが
もともと高くないので

ゼロから記事を自由自在に構成するのは
ほぼ無理です。

そこで最初の20時間を使って
noteの記事の型(テンプレート)を
固めることにしました。

参考にしたのはSDS法とPREP法という
書き方の型を下敷きにして
自分らしさをプラスしています。

私の記事の構成テンプレートはこれです。

・自己紹介(YouTuberとキャリアコンサルタントと飲食店コンサルタントを使い分け)

・想定している読者を伝える(この記事は〇〇な方に読んでいただきたい〜)

・話の結論(結論は〇〇です)

・その理由(その理由は●つあります)

・まとめ(最後にまとめです)

・CTA(スキかコメントのお願い)


私の過去記事を読んでいただけると

最初の頃の記事と最近の記事では

テンプレを使って書いてあるかの
違いがわかると思います。

20時間経過した今でも、
このテンプレ通りにほぼ書いてます。


今のところコレ以外の型は
持っていません。



□サムネイル(見出し画像)づくりを頑張ってみた。

一番気合い入れてやったのが
noteのサムネ(見出し画像)づくりです。


YouTubeではプロに外注していたので
今回は自分で作ることにしました。

サムネづくりには
仕事で使い慣れているパワポを
使ってつくりました。

プロっぽくイラレを使うのも 
アリだと思いますが、

イラレをそこそこ使いこなすためには

noteとは別に

20時間をイラレ習得に
時間をあてることになるので

今回はやらないと決断しました。


以下の3つが
だいたい20時間ぐらいの習得で
つくったサムネです。

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コツはnoteは記事のタイトルが読みづらいので、

・サムネにタイトルを入れること

・キャッチコピーも一つ入れる

・その他の情報は原則1つ

以上をマイルールにしてます。


自分で言うのも何ですが…

そこそこ60点はつけられる出来だと思ってます。



その他のコツとしましては

□できるだけ早い段階で失敗しとく

最初のよくわからない段階で何回か失敗しておくと

なぜだめだったのか、失敗の原因をすぐに分析できるので、

とりあえず失敗する前提に始めます。

失敗するのは嫌かもしれませんが大丈夫です。

最初から失敗することを目的にしてるのでメンタルはやられません。

私はこのサイクルを「一周回ってPDCA」と言ってます。


□やらないことを先に決める

あれもこれもと手を出しすぎると沼にハマります。

前述しましたがサムネをイラレでつくらないと決めたのもその一つ。

もちろんサムネ職人になるのでしたら
イラレの習得は必要かもしれませんが、

私のnoteではこれで十分です。

私の経験では、最初にやらないことを決めることが、

結果的に誘惑を断ち切る方法であり

20時間続ける秘訣ですね。


それから、これは参考になるかわかりませんが、

私は記事を書いてからサムネをつくるより

サムネを作ってから下書き保存で寝かせて記事を書くほうが

書きやすいです。

理由は先にタイトルとキャッチコピーを作ってからのほうが

伝えたいことが凝縮するので

文章をまとめやすいです。

いかがでしたか?noteを始めた方の参考になりましたでしょうか?

私のやり方には同論異論反論もあると思いますので

コメントでお知らせいただけると嬉しいです。


■「石の上にも三年」は本当だと思う

さて60点が合格ラインの甘々な私ですが

そこそこのスキルで良しとすることと

一生涯かけて学んでいきたいこととは線引きしてます。


石の上にも三年という言葉があります。

冷たい石の上でも3年も座りつづけていれば暖まってくる。 がまん強く辛抱すれば必ず成功することのたとえ。

経験則からいえばこれは本当だと考えてます。

自分が本当にやりたいことは結果がでなくても三年はやろうと決めています。

私でいうとキャリアコンサルタントの仕事は来年で3年目。

飲食店のコンサルティングは10年目ですが

開業した最初の三年間は結果も出ず、苦しい日々が続きましたが

いまはそれで生活できています。


「石の上にも3年」を分解してみると

1万時間÷(365日×3年)で一日約9時間で到達することもできます。

一般的には週休二日で一日8時間労働と考えれば5年はかかりますが

私のように独り社長のフリーランスのような仕事形態では

仕事と休暇の線引も曖昧で

休日といっても何かしら勉強したり体験したりで

なんやかんや仕事のこと考えちゃいます。

1日9時間を3年続ければ1万時間

つまり1万時間やり続ければ職業として成立できるようになるということです。


1万時間の法則をまとめると

1万時間で天才になることはないが、

自分の好きなことは結果がでなくても1万時間頑張ってみるという法則

私はそう考えてます。


あっ!勘違いしてほしくないのは

ブラックな会社でも三年は辛抱が必要
だとは言ってませんよ!


ブラックな会社は三日で辞めてください。


最後まで読んでいただいて感謝です。

フォロワーのマサおじさんも「1万時間の法則」をテーマにコラボ記事を書いてます。

私も先程読んで「ウン、ウン」と納得できる説得力です。さすがマサさん。

よかったら読んでください。





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