日本の少子高齢化問題は『SF思考』で解決できる…が、この未来はどうなんだ⁉︎【読書日記】空想が実現する時代のビジネス地図
本書の結論から
近い将来、
これらのものは見なくなり
死語になるそうです。
どうも読書セラピストのタルイです。
突然ですが、
あなたはSFはお好きでしょうか?
SFとはサイエンスフィクションです。
もちろん「フィクション」なので
想像上のお話です。
ところがいまや
空想が現実になる時代なのです。
私たちの日常には
まだ浸透していないが
SF小説や映画などで描かれてきた
テクノロジーの多くが
現実のものになっているのです。
たとえば
1966年にアメリカで放映された
スタートレックシリーズ第一弾
「宇宙大作戦」では
「コミュニケーター」と呼ばれる
折りたたみ式の通信機が登場しますが
これは後に
携帯電話になってますよね。
そればかりか
「コミュニケーター」も
実現しちゃいました。
1989年に公開された映画
「バック・トゥ・ザ・フューチャーPART2」では
ドローンが犬を散歩している
シーンがあります。
いや流石に現代ではそこまでは…
と調べてみましたが
ほら、実現しちゃってます。
他にもビデオ通話やVRに
自動運転技術や3Dホログラムなど
もはやSFのFは
フィクション(虚構)ではありません。
ファクト(事実)なのです。
著者は元JAXAの工学博士で、
宇宙ビジネスコンサルタントでもある
齊田興哉さん
私が本書をおすすめする理由は
本書に書いてある
こちらの一文からです。
たしかに
最近では「SF思考」が
もてはやされています。
SF的発想で行う
新しい未来予測手法のことです。
未来に起こる出来事を考えてから
逆算して今を考えることを意味してます。
JALやANAは2025年の
大阪・関西万博で
「空飛ぶクルマ」を運行します。
初乗りで680円、
以降は10秒ごとに250円って
タクシーと同じですよw
日本のスーパーゼネコンは
すごいこと考えてます。
大林組は
宇宙エレベーターで
人や物資を宇宙に輸送します。
清水建設や鹿島建設も月面基地を
構想しています。
いずれも2050年には
実現していそうです。
本書では30件ほどの
テクノロジーが紹介されてます。
私は本書の中から現代の日本が抱える
「少子高齢化問題」
これを軸に
解決になりそうそうな
テクノロジーを
6つピックアップしてみました。
⚠️ただ今回は注意点を先に
今回は読み進めるにしたがって
倫理観が問われる内容に
なっていきます。
つまり段々とテーマが重くなります。
あらかじめご了承ください。
◆近未来では『AI政治家』が誕生する
少子高齢化の日本にとっては
今後の政治は少子化対策もふくめて
とても重要になってきます。
結婚、妊娠・出産、子供・子育てに
温かい社会をつくることが
急務です。
ところで日本のGDPは
2000年以降の20年強で
約4%しか増えていません。
世界でも最低水準の伸び率を
誇っています。
こちらのニュースを
ご覧ください。
「国」の『税収』は
過去最高の71兆円
しかも
3年連続で過去最高です。
それでいて
国民の実質賃金は減少です。
なのに国は
国民への増税を画策してます。
おかしくありませんか?
もうそろそろ結論を出しましょう。
どうやら政治を人間に
任せてたらダメみたいです。
実際にデンマークやノルウェーでは
AIの政治活用が開始してます。
私が政治家をAIにしたほうが
良いと思う理由はシンプルです。
AIには「利権」と「自己顕示欲」がないからです。
仮にAIを政治家にするのがダメでも
AIに政策をつくらせたり
判断してもらったりすることで
政策の透明性の確保や
的確な政治決定を実現できます。
いまの私には
投票したい政治家や
支持したい政党もありませんが
もしも日本に「AI党」が出来たら
真っ先に投票しますね。
ただ、
「電脳代議士AIちゃん」とか
「AIモン」とか
二次元キャラや
ゆるキャラにするのだけは
どうかやめてほしい。
そこだけは切に願います。
AIが政治家になる未来
あなたはどう思いますか?
◆近未来では家事育児はロボットとAIがやる
少子高齢化の日本にとって
共働き率の増加は避けられません。
いま日本の課題といえば
夫婦間の偏った家事分担と
男性の低い育休所得率です。
ダスキンが共働き世帯の
20~50代の男女を対象に
実施した調査によると
最も多かった
共働き世帯の家事分担比率は
「夫1割:妻9割」でした。
これはマズイ。。。
早急に話し合いましょう。
ただ、話し合っても
具体的な解決策がなければ
意味がありませんよね。
日本のあるベンチャーが
遠隔共同子育てロボットを
開発していました。
ご覧の通り
ロボットの顔の部分に
ディスプレイが搭載されており
家事や仕事が忙しい両親に代わって
遠隔地に住む祖父母や親戚などに
ディスプレイ越しに
子供の面倒を見てもらうのです。
これはすごくいいかもしれません!
ですが…
まだちょっと懸念することもあります。
なぜならばロボット育児には
まだ懸念点があるからです。
完全ロボットによる子育てを実施したら
どのように発達に影響がでるかは
正直まだ完全にわかっていないのです。
狼に育てられた少女が
狼と同じ特性に育ってしまうように
ロボットのように育ってしまう
かもしれない🤔
未来のロボットに期待することは
掃除、料理などをしてくれる
家事ロボット
子供を見守り
遊び相手になる子育てロボット
そして
家事、子育ての負担が軽減され
夫婦の関係性が好転し
子供の教育レベルも高くなる。
そんな理想的な未来です。
ロボットが家事・子育てする未来
あなたはどう思いますか?
◆人間の代わりに動物サイボーグが働く
ここから先は
¥ 100
この記事が参加している募集
記事がお役に立てたら100円サポート願います。 noteで頂いたサポートとAmazonアフィリエイトは児童養護施設を退所する子どもたちの就労支援団体ブリジッフォースマイルさんに毎月寄付させていただきます。https://www.b4s.jp/action/contribution