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日本の少子高齢化問題は『SF思考』で解決できる…が、この未来はどうなんだ⁉︎【読書日記】空想が実現する時代のビジネス地図

本書の結論から

交通事故、失明、家事、寿命、
スマートフォン、離婚、人手不足、
ビデオ通話、災害、人間ドック、
政治家、食糧難、渋滞、電車、

近い将来、
これらのものは見なくなり
死語になるそうです。


どうも読書セラピストのタルイです。


突然ですが、
あなたはSFはお好きでしょうか?


SFとはサイエンスフィクションです。
もちろん「フィクション」なので
想像上のお話です。


ところがいまや
空想が現実になる時代なのです。

私たちの日常には
まだ浸透していないが

SF小説や映画などで描かれてきた
テクノロジーの多くが
現実のものになっているのです。


たとえば

1966年にアメリカで放映された
スタートレックシリーズ第一弾
「宇宙大作戦」
では

「コミュニケーター」と呼ばれる
折りたたみ式の通信機が登場しますが


これは後に
携帯電話になってますよね。


そればかりか
「コミュニケーター」も
実現しちゃいました。



1989年に公開された映画
「バック・トゥ・ザ・フューチャーPART2」では

ドローンが犬を散歩している
シーンがあります。

いや流石に現代ではそこまでは…

と調べてみましたが

ほら、実現しちゃってます。

https://nazology.net/archives/54759


他にもビデオ通話やVRに
自動運転技術や3Dホログラムなど

もはやSFのFは

フィクション(虚構)ではありません。

ファクト(事実)なのです。



著者は元JAXAの工学博士で、
宇宙ビジネスコンサルタントでもある
齊田興哉さん

https://www.youtube.com/user/tsaichan31/about

東北大学大学院工学研究科量子エネルギー工学専攻博士課程修了、工学博士。
JAXA(宇宙航空研究開発機構)に就職。当時、日本最先端の技術と性能を持つ人工衛星の開発プロジェクトチームへ配属され、人工衛星の設計フェーズ、打ち上げ、運用までを2機経験した。その後、日本総合研究所へ入社。宇宙ビジネスのコンサルティングに従事し、政府事業や民間企業を支援したのち独立。
NHK、TBSテレビ『ひるおび』、ABEMAPrime、毎日放送『せやねん!』などのテレビ番組に宇宙ビジネスの専門家として出演。著書に『最新宇宙ビジネスの動向とカラクリがよ〜くわかる本』(秀和システム)『ビジネスモデルの未来予報図51』(CCCメディアハウス)『そろそろタイムマシンで未来へ行けますか?』(飛鳥新社)などがある。


私が本書をおすすめする理由は
本書に書いてある
こちらの一文からです。

2030年以降はSFについていけない人や
企業は時代から置いていかれる


たしかに
最近では「SF思考」
もてはやされています。

SF的発想で行う
新しい未来予測手法のことです。

未来に起こる出来事を考えてから
逆算して今を考えることを意味してます。



JALANAは2025年の
大阪・関西万博で
「空飛ぶクルマ」を運行します。

初乗りで680円、
以降は10秒ごとに250円って
タクシーと同じですよw



日本のスーパーゼネコンは
すごいこと考えてます。

大林組
宇宙エレベーター
人や物資を宇宙に輸送します。


清水建設鹿島建設月面基地
構想しています。


いずれも2050年には
実現していそうです。




本書では30件ほどの
テクノロジーが紹介されてます。


私は本書の中から現代の日本が抱える
少子高齢化問題」


これを軸に
解決になりそうそうな
テクノロジーを
6つピックアップしてみました。


⚠️ただ今回は注意点を先に

今回は読み進めるにしたがって
倫理観が問われる内容に
なっていきます。

つまり段々とテーマが重くなります。

あらかじめご了承ください。



◆近未来では『AI政治家』が誕生する

少子高齢化の日本にとっては

今後の政治は少子化対策もふくめて
とても重要になってきます。

結婚、妊娠・出産、子供・子育てに
温かい社会をつくることが
急務です。


ところで日本のGDP
2000年以降の20年強で
約4%しか増えていません。

世界でも最低水準の伸び率を
誇っています。


こちらのニュースを
ご覧ください。


「国」の『税収』は
過去最高の71兆円

しかも
3年連続で過去最高です。



それでいて
国民の実質賃金は減少です。

なのに国は
国民への増税を画策してます。


おかしくありませんか?


もうそろそろ結論を出しましょう。


どうやら政治を人間に
任せてたらダメみたいです。


実際にデンマークやノルウェーでは
AIの政治活用が開始してます。



私が政治家をAIにしたほうが
良いと思う理由はシンプルです。


AIには「利権」と「自己顕示欲」がないからです。


仮にAIを政治家にするのがダメでも

AIに政策をつくらせたり
判断してもらったりすることで

政策の透明性の確保や
的確な政治決定を実現できます。


いまの私には
投票したい政治家や
支持したい政党もありませんが

もしも日本に「AI党」が出来たら
真っ先に投票しますね。

ただ、
「電脳代議士AIちゃん」とか
「AIモン」とか

二次元キャラや
ゆるキャラにするのだけは
どうかやめてほしい。

そこだけは切に願います。


AIが政治家になる未来
あなたはどう思いますか?


◆近未来では家事育児はロボットとAIがやる

https://robotstart.info/2018/01/16/aeolus-robotics.html

少子高齢化の日本にとって
共働き率の増加は避けられません。

いま日本の課題といえば
夫婦間の偏った家事分担
男性の低い育休所得率です。

ダスキンが共働き世帯の
20~50代の男女を対象に
実施した調査によると

最も多かった
共働き世帯の家事分担比率は
「夫1割:妻9割」でした。

https://www.duskin.jp/merrymaids/column/detail/00009/


これはマズイ。。。
早急に話し合いましょう。


ただ、話し合っても
具体的な解決策がなければ
意味がありませんよね。


日本のあるベンチャーが
遠隔共同子育てロボットを
開発していました。

https://www.chicaro.co.jp/

ご覧の通り
ロボットの顔の部分に
ディスプレイが搭載されており

家事や仕事が忙しい両親に代わって
遠隔地に住む祖父母や親戚などに

ディスプレイ越しに
子供の面倒を見てもらうのです。


これはすごくいいかもしれません!


ですが…

まだちょっと懸念することもあります。

なぜならばロボット育児には
まだ懸念点があるからです。

完全ロボットによる子育てを実施したら

どのように発達に影響がでるかは
正直まだ完全にわかっていないのです。


狼に育てられた少女が
狼と同じ特性に育ってしまうように

ロボットのように育ってしまう
かもしれない🤔


未来のロボットに期待することは

掃除、料理などをしてくれる
家事ロボット

子供を見守り
遊び相手になる子育てロボット

そして
家事、子育ての負担が軽減され
夫婦の関係性が好転し
子供の教育レベルも高くなる。

そんな理想的な未来です。


ロボットが家事・子育てする未来
あなたはどう思いますか?


◆人間の代わりに動物サイボーグが働く

はたして動物愛護協会はどう動くのか?


少子高齢化の日本にとって
人手不足問題は深刻です。


総務省統計局のデータによれば、
2022年5月時点で

日本の生産年齢人口は
約7,420万人とされています。

日本の総人口は
約1億2,507万人なので

現在における日本の総人口に占める
生産年齢人口の割合は
およそ60%です。


そしてこのグラフの通り
今後は減少傾向です。

https://biz.teachme.jp/blog/working-population/


労働人口解決の一つとして
動物の能力を労働力として
利用する方法
があります。


昔から農耕馬は
人や荷物を運んでくれてたし

牛は水田を耕したり

アイガモに水田の雑草を
食べてもらったり

人類とずっと一緒にいた犬には
遊牧犬や盲導犬や
トリュフ犬だっています。

ですから、
特段目新しくなないのですが


ただ未来における
動物の労働力活用は
ちょっと違います。

動物をサイボーグ化してしまうのです。

こういうことか?


ニューヨーク州立大学で
「ロボラット」研究がされています。

ラットの脳をコントロールして
遠隔操作可能にすることで
地雷の発見したり

瓦礫の下の地震の被災者を
見つけられるようにする研究も進んでいるのです。


これは動物愛護というか
倫理的にどうなんだ?

と私は首をかしげましたが


『サイボーグ化する動物たち』
の著者である
エミリー・アンテスによれば

人類は昔から動物たちの身体を作り変えてきた

とのこと。

たとえば犬は
人間の役に立つようにしたり

単なる好みから品種改良が進められ

今では地球上で
もっとも身体的多様性に富んでいます。


う〜〜〜ん。

動物の品種改良をしてきたから
サイボーグ化もアリなのか…

これは
動物保護の観点や倫理観から
十分な検討が必要ですよね。

あなたはどう考えますか?




◆未来はスマートグラスで『読心術』ができる

少子高齢化の現在では
働く人の確保が最重要です。

とくに離職率の高い会社
存続の死活問題です。

そして離職率
職場のコミュニケーション
正の関係性にあります。


たしかに
相手の感情や本心がわからず
コミュニケーションが
失敗してしまうこともしばしば。


そんな時におすすめなのが
こちらの商品。

マサチューセッツ工科大学の
メディアラボから独立した
Affectiva社が開発した

感情認識AIの
Affdex(アフデックス)

これを使えば
既存のウェブカメラを使い
リアルタイムに相手の顔の筋肉の
僅かな動きをキャッチ!

感情をデータ化・分析します。


さらに驚かないでくださいよ。

未来はもっとすごいです。


冒頭にお伝えしましたが
未来にはスマホは「死語」になります。


その替わりに
このようなスマートグラスが普及します。


このスマートグラスに
取り付けられている
小型カメラで相手の表情を読み取り

相手の本心を
クラウド上のAIが分析して
結果をレンズに表示する仕組みが
考えられます。


(やっぱり怒ってますよね…)


昨今の新人は「空気を読めない」
といわれて久しいですが


未来は感情すらも読めない社員
増えてしまうかもしれない。



他人の心理を読みテクノロジーは
表情だけではありません。

サイコダイブといいまして
人の精神(サイコ)へと
入り込む(ダイブする)

平たくいうと

人の脳へと入り込み
その人の記憶や考えていることを
盗み出すことができます😱


これは「fMRI脳情報デコーディング」
という技術です。

脳で感じた印象を
文字にすることが可能なのです。



安心してください。

未来ではサイコダイブのおかげで
浮気は撲滅します。

探偵の仕事がなくなる…


犯罪捜査にも大いに役立つでしょう。

サイコダイブにより
入手できる脳内情報が

物的証拠や状況証拠以上の
証拠となって
犯人逮捕に繫がります。



冤罪もなくなる未来

警視庁の科学捜査研究所の
科学捜査のやり方や

組織のあり方まで
変えてしまうかもしれない。


近未来では刑事物ドラマが
無くなっちゃうかもしれません

科捜研の仕事がなくなってしまう😅


しかしこのテクノロジーは
どうなんでしょうか?

先述したように有用性は高いですが
負の影響も大きいです。

人の心の中がすべて読み解かれて
心も身体もすべて丸裸にされたような
形になってしまう。

脳情報へのアクセスを防御したり、
脳情報を暗号化したりと

そのようなセキュリティ技術も
開発される必要があるでしょう。



伝統芸能である能の大家
世阿弥の「風姿花伝」の言葉に

「秘すれば花なり秘せずは花なるべからず」

があります。

隠すということの中にこそ感動がある
という意味ですが

現代は隠そうとすればするほど
バレた時の反動は大きいのです。


女優:広末涼子さんと
フレンチシェフ:鳥羽周作さんとの
W不倫のように

秘すればバレるなり
バレたら炎上なるべからずです。

未来はもっとやばいかもしれません。


スマートグラスで
読唇術されちゃう未来
あなたはどう思いますか?


◆【離婚ゼロ社会】運命の人はDNAでマッチングする

小子高齢化の日本にとって
少子化晩婚化生涯未婚は課題です。


⚫️少子化

https://sukusuku.tokyo-np.co.jp/birth/67287/

2022年の出生数が初の80万人割れ

これは想定より10年早い
少子化ペースらしいです。

さすがに10年も想定と食い違うのは
大問題です。

ちょっと私も原因を調べてみました。


⚫️晩婚率

2021年のデータによると
男性は31歳で女性は29.5歳でした。

https://news.yahoo.co.jp/byline/fuwaraizo/20220928-00316623



⚫️生涯未婚率

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000008.000092878.html

2023年最新のデータです。

日本の「未婚」「独身」を
調査したところ

日本全体の生涯未婚率は
男性が28.25%
女性が17.85%
でした。


結婚希望率というデータによると

意外なことに
現大学生の結婚希望率は69.4%なのです。

昔の大学生より増えているのです。

でも28歳以降で結婚したいみたいです。


以上をまとめると

少子化、晩婚化は進んではいるが、
男女ともに
結婚したくないわけでは
ないみたいです。


SNSが広く浸透した現在においては

婚活もマッチングアプリを
利用して出会い
結婚に至るケースが多いそうです。

結婚に至るプロセスは
実に「効率的」かつ「効果的」
活動されてます。


その極め付けになりそうなのが
「DNA」によるマッチング。

結婚相談所のノッツェの
DNAマッチングは

「HLA遺伝子」をもとに、
遺伝子レベルで相性の良いお相手を
紹介してもらえる婚活サービス
です。

欧米では、
「HLA遺伝子」のタイプが
遠ければ遠いほど

男女間の相性が良い・惹かれ合う

という特徴があるという
論文が発表されています。


「蛙化現象」が社会現象になるように

現代では付き合ったら
すぐに理想から覚めてしまう

それだったらいっそのこと
恋愛」をすっ飛ばして
婚活」したほうが

実に「効率的」かつ
「効果的」なアクション
なのかもしれません。


しかしですよ。

今後このDNAサービスの精度が上がり

日本でも
多くの成功事例が出てしまったら…

結婚した後にも
DNA検査する人が
増えてしまわないだろうか?



仮に、親同士の相性が
マッチングしたとしても

親子間の相性は
マッチングするのだろうか?

どこまでいっても
相性の沼に嵌りそうですね🤔


DNAでマッチングする未来

果たして【離婚ゼロ社会】
到来するのでしょうか。

あなたはどう思いますか?


◆近未来ではデザイナーベイビーで理想の子が誕生する

もう、ちょっと理性が追いつかない…💦


小子高齢化の日本にとって
少子化は一番の課題です。

もちろんそうなんですが…

このテクノロジーは
どうなんでしょうか⁉︎


デザイナーベイビー
受精卵の段階で
遺伝子を操作するなどして

親が望む外見や知力・体力などを
備えさせた子どもの総称です。

よって、
精子バンク」などを利用した
受精卵の選別によって生まれた子ども

デザイナーベイビーの定義では
同じではないでしょうか?

もうアメリカでは
とんでもないことになってます。

日本でも詐欺事件が起こりました。



本書によると
デザイナーベイビーには
以下のメリットがあるそうです。

●子どもが親の期待に応えられるため、親の人生を有意義なものにできる

●親が持っている病気や障害などの遺伝の可能性を取り除くことができる

●子どもが身体的、能力的に優れているため、有利な人生を送れる可能性がある

●社会全体として能力の高い子どもが増えるため、犯罪が減り、治安が向上する


このように箇条書きになっていると
たしかに親にも子供にも
メリットは理解できます。

病気の遺伝を懸念する方が
遺伝子編集によって
病気の遺伝を回避できるのなら

子供を持つことへの不安も
解消されるやもしれません。


その一方で問題点もあります。

遺伝子操作の影響や
操作したことによる
将来世代への影響が

現段階では未知数であることです。


そもそも
子供の性質を“デザイン”することが
許されるのか?

という倫理的な問題もあります。


第三者からの精子提供に対して
現在の日本では
法整備の課題は難航してます。

生まれた子供の
「出自を知る権利」
先送りされているのです。


新しいテクノロジーが生まれると
正解のないことへの
不安に囚われてしまいますね。


デザイナーベイビーとは
つまるところ、
親のエゴの産物ではないか?


「デザイン」されて生まれた子は
自分自身の意思で
生きることはできるのか?


ではどこまでの
「デザイン」が正解なのか?

そもそも
「デザイン」に正解はあるのか?



デザイナーベイビーについて
あなたはどう思いますか?



◆〈タルイのまとめ〉あたらしい時代に必要な倫理観と「のび太」のように生きるスキル


いかがだったでしょうか?

私は「未来はそんなに悪くないよ」
と楽観的に考えがちですが

さすがにこの本の内容は
私の倫理観がバグりました。

もちろんテクノロジー自体に
善悪はないでしょう。

すごく切れ味のいい包丁が開発されれば

極上の料理をつくることもできますが
人を殺める道具にもできてしまいます。

要は、その使い方にあるのです。


最後に
私の感想を書いておきます。


⚫️のび太のように生きる

著者はSF技術リテラシーこそが
今後は必要となるスキル
明言されてました。

そのスキルとは何か?

日本一有名なSF作品
「ドラえもん」でいうと

のび太のように生きるスキルです。

のび太には
ドラえもんが4次元ポケットから
取り出す「ひみつ道具」
開発することはできません。

しかし利用することに関しては
天才的な才能があります。

つまりテクノロジーを
作り出す必要性などなく
積極的に使うことこそ
大切だというのです。

今でいうと

canvaを使いこなしなしてデザインや


ノーコードツール

webサイトを作ったり

ポケトークを使いこなして
海外の人と積極的に会話したり

stable diffusionを使いこなして
画像を生成したり

ChatGPTを使いこなして
文章を生成したりすることです。



江戸時代から学問の基礎とされた
「読み・書き・そろばん」

正直これからは
そんなに重要視されない
世の中になりそうです。


AIが代わりに
やってくれちゃいますからね。


文部科学省は、
「数理・データーサイエンス・AI」
に関して認定制度という制度を設けて、
大学や高等専門学校の教育プログラムを認定しています

これからはデータを数学的に分析し
人工知能を用いて

新しい知見や価値を創出する教育が
重要視されていくのですね。



⚫️あたらしい倫理観が必要な時代

倫理とは
人間として守るべきことの
考え方です。


西洋の倫理学は、
古代ギリシャのソクラテス
プラトンアリストテレスなどの
哲学者によって始まりました。


日本の倫理観は、
儒教仏教
思想的な基盤になりました。


当たり前なんですが

これらの守るべき教科書には

デザイナーベビーに対する是非は
書いてありません。


テクノロジーの進化に
倫理が追いついていないのです。



哲学者のカントの言葉に
「根本悪」があります。


人間は自分の利益や
快楽を求めることが好きで

それが時々
道徳に反してしまうことを
知っていても

やめられないという
性質を持っているということです。

それが人間の悪い部分であり
それを正すためには

「理性」や「道徳」や「宗教」

つまり「倫理」に
従わなければならない


と提唱したのです。



現在には
個人や社会の幸福につながる
新しい道徳的な規範が
必要なのではないでしょうか?


政治家がAIになり

ロボットが家事と育児を担当し

サイボーグ動物が人間の代わりに働き

スマートグラスで読唇術して

DNAでマッチングして

デザイナーベイビーが生まれる。


以上のテクノロジーが
実社会で活用が進んだ結果

私たちの社会に
どんなことが起こるのか?


おそらくそれは誰にもわかりません。


ただ、その都度、折に触れて
ケースバイケースで考えていき

可能な限りリスクを予測して
倫理的に歯止めをつくっていくことは

間違いなく必要です。


私はそう感じました。


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