ろくさん亭(銀座)/なけなし食探訪②


こんちは〜
今日も授業と実習が終わったので食べ歩きの記録を残して行こうと思いますん〜
今日は実習でキュウリの小口切りしたのですが下手すぎて自分に萎えましたね、ハイ。
自分が客で提供されたらブチギレで帰るレベルでした。


なにはともあれ今日紹介させていただくお店は
言わずと知れた銀座の名店「ろくさん亭」。
料理の鉄人でおなじみの道場六三郎氏が手がける日本料理店ですね。
奮発してディナー2名で訪問しました。

◾️内観、概要
店内は暗めの照明でカウンターは8席ほど、テーブル10席ほどの他に完全個室の席がある。店内のいたるところにある盆栽や胡蝶蘭、お皿などのひとつひとつが見事。テーブル席のライトは昨日紹介した「グリップ」と同じものを使用している。人気のライトなんですかね、調べたら一つ4万円ほどでした・・・
18時ごろに訪問したが19時にはほぼ満席状態で活気がありつつ、会話に集中できるような落ち着いた空間ができていた。

【オーダー内容】
13000円のおまかせコースで注文

お品書き


◾️前菜盛り合わせ
鯛の子煮こごり、海老麹漬け、コラーゲンポーク、チーズ黄金焼き、そら豆、バイ貝、のびるの7種の前菜。

コラーゲンポークとのびるの酢味噌がけが特別おいしいと感じた。4年ほど前に訪問した際にも海老の麹漬けや黄金焼きがあったと思うのであまり内容は変えずにやっているのだと思う。黄金焼きはこの店の名物となっており濃厚で程よいレア感のあるクリームチーズがお酒を進める一品となっている。

◾️お椀 蛤桜蒸し

お椀は蛤をピンク色に炊き上げたお米で巻いて蒸し上げたもの。桜の葉を巻いており非常に香り高く、目だけではなく鼻でも春を感じる一品。付け合わせは春子椎茸、木の芽、わらびの山菜。
◾️刺身


本マグロ、スミイカ、タイの3種の刺身盛り合わせ。青竹に氷を敷き詰めた器に盛られており竹を支える下の土台は大根で作られていた。竹の器が涼しげに感じられ良い。また紙を上に被せてあり客にとってもらうことで驚きや感動を誘う仕掛けも面白いと感じた。刺身はしっかりと角が立っており流石の一言。
◾️揚げ物 若鮎と山菜揚

稚鮎と山菜の天ぷら。素材の食感を楽しむことができるようにしているためか衣は薄く揚げられているように感じた。鮎のほのかな苦味とタラの芽のシャキシャキとした食感が楽しい。昆布塩につけていただく。

◾️煮物 鰆のやわらか煮

圧力鍋?を使用し鰆をホクホクに仕上げた一品。甘辛い餡がかかっており淡白な鰆に存在感を持たせており非常に美味しい。鰆と思えないほどの弾力と柔らかさがなんとも言えない具合に蒸されており、今回のコースで一番美味しいと感じた。
◾️強肴 海鮮いしる焼

刺身としても食べれる鮑、海老、蛸を高温に熱した石の上で焼いて食べる。若干石がすぐに冷めてしまったことが残念。鮑は生で食べるコリコリとした食感と焼いて食べる柔らかな食感のギャップを楽しむことができ面白いと感じた。強肴はこのほかにローストビーフ、フカヒレ茶碗蒸しもあり3種から選択することができる。

◾️食事 糠鯖茶漬

鯖のへしこのようなものを細かく切ってご飯に混ぜている。上には大量の刻んだ大葉と胡麻がかかっており、箸でよそった瞬間に良い香りが舞い上がる。たくあんのお新香も非常に美味しく噛むたびにカリカリと音が響くことが心地よい。食事はアサリの釜飯、麺類などから選択することができた。

◾️甘味 季節のフルーツゼリーと自家製苺大福

フルーツはひとつひとつが非常に甘いが互いにケンカしない。ゼリーの下には柚子のシャーベットがありさっぱりと一連の食事を終えることができる。苺大福は白あんを使用しており苺の甘さと白あんの甘さが邪魔をしあうことなく新しい美味しさを生み出している。


◾️金額、総評
2名で3万円ほど。
高級懐石料理店だが身構えることもなく、非常にリラックスして食事を楽しんでいる客が多いと感じた。オープンカウンターで料理人の顔が見えることもよかった。またスタッフの料理の説明が具体的でひとつひとつの料理の魅力がさらに高まり食欲を刺激する。料理、サービス共に大満足、感動しました。

以上になります。
ちょっと27歳にしては背伸びしずぎなお店ですがご容赦ください。
ごちそうさまでした。


わっち

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