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過去に戻りたくなること

たまに思う。もし今あの瞬間に戻れたら。



勉強するつもりでカフェに来たのにUSBを忘れてしまった今日みたいな

小さいことでも。

キャリアを変えるような大きなことでも。



不幸を感じている時はなおさら

もし過去に戻れたらもっと今幸せだったかな

と考えてしまう。



人はどうしてもないものねだりで、

あるものに感謝することを忘れがちだ。



今の仕事に不満だから、大学時代に戻って

別の仕事に就いたら幸せ、なんて単純な人生あるわけないのに。



結局は考え方次第。

まずは何に不幸を感じているのか考えること。

仕事?恋人との関係?お金?

次に無理矢理でもプラスに考えてみる。

向いていない仕事だったら、「それを知れてよかった。」

職場で仲良しの人がいるなら「その人に会えてよかった。」

転職を考えているなら、その時今やっていることは活きる瞬間が必ず来る。

全く関係のない仕事だとしてもだ。

「そんなはずない。」と思うのは今までの経験を生かして、その仕事ができているからだ。



そう考えていくと

なんだ、今の私も言うほど不幸じゃないな

と思い始める。

明石家さんまさんの「生きているだけでまるもうけ」という言葉。

今まで何かしら経験してがんばってきた自分を「不幸」の一言で片づけないでほしい。



過去を「戻ってやり直したいもの」ではなく、「今後の糧になるもの」として捉えてほしい。

死ぬ前に「過去に戻れるならどのタイミングに戻りたいか」と聞かれて

「同じ人生をもう一度」と答えられるように生きていこうと思う。

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