どんな時も真ん中にいたいと願うこと

 最近SNSでの人間関係ががらっと変わり、思うことがあったので、そのことについて少し書くことにします。

 オンラインでのつながりは希薄であるというイメージが一昔前ならあったのではないかと思いますが、今はSNSで趣味の合う仲間と繋がったり、励まされたり、温かな関係を築くことも多々ある時代だと思います。

 ここからは、命が危ういわけではないけどQOLが異常に低下してしまう、自律神経系の影響が強い病態の人たちを対象としたお話になりますので、緊急性が高く西洋医学の治療をすぐに行う必要がある方たちは含まれません。そちらを踏まえて読んでいただければと思います。

 私は寝たきりだったころから同じ境遇で同じような治療法を選択している人たちと繋がり、情報交換をしたり励まし合ったりしていました。そのコミュニティには特徴がありました。元気になって去っていく人、いつまでもいつまでも治らないと苦しみ自分の身体をポンコツであると呪う人、治療で思うような結果が出なかったら勧めたカウンセラーや医師を恨む人・・・さまざまな人がいました。

 私はある時から治療に対する依存をやめ、そのコミュニティだけではなく、健康に気を遣っていて普通に生活している人たちとも交流を持つようになりました。そこでの交流で、自分自身が病人であるとか、身体がポンコツで弱いであるとか、自分が勝手に思い込んでかけていた変な呪縛が解かれていくのを感じました。その人たちと普通の話をして笑ったり、普通に生きている人たちの感覚に触れて、私はなぜだか「真ん中」に戻ってきたという感覚になったのです。

 そこからの私は当たり前に大事とされることを地道に重ねました。食事内容(血糖値を爆上げしない、サプリで補助、脂質の種類 等)、薬に頼らない、早寝早起き、運動、お風呂、そして、動けるかもしれないというタイミングで社会と繋がるという試み。ここが具合が悪い、ダメ・・・そんな話ばかりする子たちの中で繰り返されるその場だけの励まし、でも、そこから変わろうとせず、前向きにならないという小さな暗い世界から飛び出したのだと思います。

 誰かのせいにしたいときもある。怒りを抑えられないこともある。そんな時期があっていいと思っています。でも、そこからが大事なんです。ずっとそこにいてはいけないのです。飽きるほど怒ったら、今度は愛する自分の為に何かをしようとすることが本当に大事です。どんな小さなことでもいいから、自分の為に行動する。その時、できないかもしれないなんて考えなくていい。ただ、やってみよう。トライアル&エラーで行きましょう!

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#発達障害

 

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