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A.D.2018-05-02/A.D.2020-05-02


丁度2年前の今日のツイートだ。
傘に何かされたのだろうか。

丁度2年前の今日
お友達の役者である庄子くんが劇団しおむすびの無料ワークに参加した。
夜勤でなければ僕も参加したかった「インプロ」のワークショップだ。

お友達の庄子くん(2.9次元ver)

後日会った彼は目を輝かせながら

「めっちゃよかった!!」

と前のめりに語ってきた。


実はワークショップよりも一週間ほど前
僕達は彼に彼女ができない事を肴に夜更まで飲んでいた。

合コンも街コンも怖いし
紹介も無理だし
行き詰まった我々は

彼の新たな出会いを求めて庄子をWSに派遣する事にした。

そこでWS情報を漁り
「劇団しおむすび」というとっても優しそうな名前の劇団を発見した。

「インプロWS」
あーエチュードとか即興の部類か。
丁度興味あるし一石二鳥だ!

なんて思いながら彼を派遣するに至った。


そんな動機だった為
「いい出会いがあったんだなぁ」と喜んでいると

「違う!インプロ!めっっちゃよかった!」

彼のその真っ直ぐで、あり余る熱量が
確実に僕の人生を変える分岐点となった。

次の週の5/7初めて江古田の稽古場で

「ナッツ」

という豆みたいな名前のインプロ初心者が誕生した。


当日のツイートでは無かったが
2回目と見られるツイートを発見。
当時の彼はまだそんなにツイ廃ではなかったようだ。

あまり変わらない部分も見受けられる。

はじめてのインプロショーは9月1日だったんだな。めちゃめちゃ緊張して1シーンしか出れなかったなぁ。



僕がインプロを学びたかった理由

高校、大学での即興(エチュード)の稽古をやる度に、これは何の為に、どんな目的があるのかわからなかった。

こういうのがあるよ!
と誰かが持ってきて(先生だったか)
最初は楽しくやってたが
無茶苦茶な事に気がついて

どうやったら上手くできるか

何でやってるのか

なんて誰も答えられなかった。

大学で自分がサークルを取り仕切るようになり
初めのうちは何となしに楽しいからやってみていたが
自分でも説明できない事から

きちんと学ぶまで辞めよう

と稽古やWSから排除した。


そんなバックグラウンドから
庄子の熱意ある「オススメ」に僕も前のめりで飛びついた。


さて
「ナッツ」が誕生してから早2年程
不思議夏に至るまで
名前が安定しなかった
フライングヒューマノイドナッツ
フライングヒューマノイドロボポニーナッツ
フライングヒューマノイドロボポニーナッツ(友達は僧侶)
フライングヒューマノイドロボポニーナッツ(友達は僧侶)(主食はコロッケ)

思い出深いシーンから名前を拝借して凄いことになっていた。

そしてただただ楽しく
ふざけて遊んではしゃいでた頃から2年も経てば自分も周りも変わる。





今日はそんな事をふと感じた。




今日。5/2
僕はプラットフォームの配信に出演してて
よく一緒にいた周りの人達は僕の会った事のないインプロバイザーさん達とオンラインプロフェス
庄子は...きっとどうぶつの島に軟禁されてるだろう。

1年くらい前の自分に聞いたら
「え?しおむすびとしてオンラインプロの方に出てるんじゃないの?」
と思うだろう。

あ、書き方的に誤解があるかもなんですが、しおむすびはまだまだバッチリ現役です。


そして1年前の今日は

ここは今日に繋がってる人生の分岐点なのは間違い無いだろう。

観劇後、ふしあわせのチラシを見て

「絶対に出てやる」

と何故か強く思った。勿論何の根拠もない。だけど何故か強く思ったのだ。

まさか実現するなんてね。


自分なんて
と自分のことを基本的に好きではないけれど
今日に限らずどの地点から2年前を除いたとしても信じられない事をしている。



2年前の今日は夜勤で庄子に想いを馳せてだだけで

インプロやってるなんて
しおむすびやってるなんて
仕事辞めてるなんて
役者をメインでやってるなんて
自分の団体で劇をやってるなんて
プラフォでやってるなんて
多くの人に知ってもらえてるなんて思いもしなかった。

きっと自分って想像を超えてくれる


最近はナッツと名乗っていない
忍翔さんから頂いたインプロネームであるが
そもそもインプロバイザーと名乗るのも辞めている。

僕は役者だ。
僕にとってインプロは全てから
一つのツールとなった。
想像を超えてくれる自分で決めた不思議夏という名前はとっても気に入っている。

変化した事をどう思ってるか分からなかったから、こうして言葉にしてみた。
案外悪くないと思っているようだ。
よかったよかった。


さて
2年前はインプロ
1年前はプラフォの事に想いを馳せ
どちらも想像を超える形で今日を迎えた。

じゃあ今日の僕は何に想いを馳せているのだろうか。
冗談ではなく本気で頭に浮かんだ事をここに記録しておく。これは予言書になるやもしれぬ。





「最近シソが手放せない。何にでもかけてしまう。生でも焼いても。シソがないと食事する気にならない。」


1年後の僕はシソ農家に違いない。






ここまで読んでくれてありがとうございました。
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