yui 飛ぶ恐竜のおしゃべり

ファンシーサイエンティストな夫と2人暮らし。 内観ヲタク/抵抗しない生き方/本気になら…

yui 飛ぶ恐竜のおしゃべり

ファンシーサイエンティストな夫と2人暮らし。 内観ヲタク/抵抗しない生き方/本気にならない精神世界の話/日常/夫婦のこと/ものの見方や在り方 飛ぶ恐竜とは私が小さい頃にそう呼んで恋焦がれていた「プテラノドン」のことです。

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メキシコ旅行記 ep.0 それでいいんだよ

私の人生の幸せは、いつも守られ、流され、運ばれるようにやってきた。 「海外生活をしてみたい」という夢も夫と結婚することで叶ったし、憧れの「働かなくても生きていける」も夫が上海へ行くのについて行って叶ったし、ずっと昔のことだってそう「暮らすように滞在できたインド」も現地の友達がほとんどの私の世話をし守ってくれたおかげで叶った(いつもいろんな人が私にご飯を恵んでくれた)。 今回の「念願のメキシコ旅」だって自分で汗水垂らして稼いだお金じゃない。夫が稼いだお金だ。 また夫が私の

    • 七夕のせいです

      なんかすごく泣きそうになっている。 なぜか、夫に出会ったばかりの夏を思い出す。 スマホを見ていると日々いろんな情報が頭の中に入ってくる。いつしかそれに踊らされている自分に気づき、私は少しスマホから距離をおいた。 そうしてみて気づく。私はいかに日常を、すぐそばにいる人のことを、離れても想ってくれている人のことを、ちゃんとは見ていなかったのか。 私は今、スマホとの程よい距離感を探っている。そして少しずつ、いつかのように目の前の人や日常を、スマホを通してない世界を、ちゃんと見

      • ずーーーーっと思っていること(スピリチュアルっていう言葉について)

        私は目に見えない世界の話が好きだ。 直感とか、死後の世界とか、この世界はどうなっている?とか宇宙とか。 そういうのをスピリチュアルが好きっていうのかもしれないけど 私は「スピリチュアル」や、それを略した「スピ」だとか「スピ系」とかっていう言葉が好きじゃない。 「スピリチュアル」って聞いた瞬間、スピリチュアルとそうでないものが、もしくはスピリチュアルが好きな人と、そういうのに興味がない人・嫌いな人とが、急に大きなハサミでザシュっと(?)分断されるような気がして。 本当はそん

        • 二人旅の醍醐味(と呼びたいもの)

          二人旅はいろいろある 二人で旅行をすれば必ずと言っていいほど 一度は何かが起きて揉める (今回は一度と言わず三度くらい起きたが) 旅の最後から二番目の日 感動のダイビングを経験した後、夫が体調を崩した そしてお互いに機嫌を悪くし喧嘩になった 私の視点だと 「夫は体調が悪くなるだけじゃなく、機嫌まで悪くなった」 夫の視点だと 「俺の体調が悪いのに、あろうことか相手が機嫌を損ねた」 お互いに 「あなたが先に機嫌が悪くなったから、私も機嫌が悪くなった」 と言う そんな、

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        メキシコ旅行記 ep.0 それでいいんだよ

          グッバイ、2023

          2023年は本当によく動いた年でした。 ゼロコロナ政策終了、満を持してのウイグル旅行、夫の出張おこぼれ北京旅、バタバタの帰国、バタバタの生活基盤作り、いろんな人との再会や新しい出会い、親子の沖縄旅、お洋服ブランド立ち上げお手伝いや3年ぶりの社会復帰…とにかく盛りだくさんの一年。 このように肉体的にも動いたんだけど、私にとってすごく「心が動いた」一年だった。 特に帰国してからは、上海で培ったあの平和な心を保つ術はなんだったのかと思うくらい、良くも悪くも心が動かされ、私は5

          私は万年成長期、フラフラのゆい!

          ↑妙にリズム感のいい言葉ですが意味はね…笑 万年ダイエッターなんて言葉があったりするけど、それでいうなら私は「万年成長期」だ。万年成長期でフラフラのゆいだ。(悪魔の実を食べたみたい)なんでそんなことを思ったのか、今日はそんなことを書いてみます。 こないだバイトの面接を受けるために履歴書を書いたんです。改めて自分の履歴書を書いてみてすごく大変だった…。だって私何回も転職しているから!!!笑 自分の履歴書を見て、なんか「ゆとり世代代表」って感じがしました。笑 なんなら履歴

          私は万年成長期、フラフラのゆい!

          自分を悲しませることができるのは自分だけ(悲しいかな)

          どうも、 食べ終わったお弁当片手に黄昏れる女です。 “あなた以外 誰もあなたを悲しませることはできない。 あなたを悲しませることができるのは あなただけ。” と、言われるとどう思いますか? 「えーーー!なによそれ😫」 「私が悲しいのは〇〇が〇〇だからだ!」 こんな感じでしょうか?(↑私です) では… “あなた以外 誰もあなたを喜ばせることはできない あなたを喜ばせることができるのは あなただけ。” と言われると、どうでしょう? 私は「うん、確かにそうかも…」と

          自分を悲しませることができるのは自分だけ(悲しいかな)

          荒波に揉まれても心までは支配されたくない

          2年8ヶ月程続いた上海生活が終わり、今年8月日本に帰国しました。 帰国の準備を始めてからのおよそ2ヶ月間…いろいろな問題に直面し、思考をめぐらし、感情を良くも悪くも動かされ、そんな文字通り「心が亡くなる」忙しい日々を過ごしながら、「私ってまだまだだなー」と思っていました。 私が約2年半の上海生活の中で身につけた「自分をご機嫌にする知恵」、それらはこの次から次へとやることが降りかかってくる荒波に揉まれるような日々では虚しくも役に立たなかった。 いや、きっと役に立てることも

          荒波に揉まれても心までは支配されたくない

          目には目を歯には歯を、優しさには優しさを。

          そんなことを最近思いました。 優しさは、相手からもらう方が多くなっちゃったとしても、それはそれでいいんだと私は思っています。必ずその相手に同じ分返さなくても。それはあなたとその人の関係性次第。 でもただ一つだけ、受け取る時の気持ちが優しい気持ちであることは大切なのだろうって思います。 それから、自分に向けられている優しさに、自分が気づいていないことを知ること。あなたがよそ見をしながら楽しく歩いている間に、あなたの見ていないところで、誰かが障害物をさっとどかしてくれてい

          目には目を歯には歯を、優しさには優しさを。

          「飛ぶ恐竜」は何なのかというと… 私が小さい頃大好きだった恐竜で、なんなら将来の夢だった恐竜なんです。笑 飛ぶ恐竜ってのはプテラノドンのことを言っています。好きになったきっかけはサンリオだったかな? (画像探したらあった!) 飛ぶ恐竜にまつわる話も今度書いてみたいなあ。

          「飛ぶ恐竜」は何なのかというと… 私が小さい頃大好きだった恐竜で、なんなら将来の夢だった恐竜なんです。笑 飛ぶ恐竜ってのはプテラノドンのことを言っています。好きになったきっかけはサンリオだったかな? (画像探したらあった!) 飛ぶ恐竜にまつわる話も今度書いてみたいなあ。

          ハイブリットガール(前進することと止まること)ガールかどうかはさておき

          自分が右に偏ると少し左に戻すような 自分が左に偏ると少し右に戻すような 自分のバランスが傾いているときには 真ん中に戻すような出来事って勝手に起きるから やっぱり私たちって 安心して生きてて大丈夫な生き物だし 安心して失敗しても大丈夫なんですよね やっちゃった…!!と思ったら ちゃんとごめんなさいして仕切り直す そんなチャンスにいつも溢れているから 本当にこの世の中ってありがたいです。 とにかく私の場合 一番身近な夫がいつも気づかせ役になってくれる(夫とのちょっとし

          ハイブリットガール(前進することと止まること)ガールかどうかはさておき

          生まれてから32年が経った私へ

          生まれてから32年が経ったね。 すごく幸せな32年だったね。 31歳のうちに行きたかった旅行に行けて 二人で食べるには大きすぎるホールのケーキを食べて 夫は愛に溢れた優しくて楽しい人で 夢にまで見た働かなくてもいい生活ができて 海外で暮らしたり、いいレストランで食事できるようになったりして… 全部全部、あなたがこれまでやってきたことの結果なんだけど その時誰に会うか、どこに行くのか、どんな言葉で接するのか 全部全部、瞬間瞬間のあなたの選択の結果なんだけど あなたに優しく

          生まれてから32年が経った私へ

          不完全な自分に丸をつける

          私は、不足感から物事を始めようとすると 待ったがかかるように感じます。 これをやってみたい、 何か惹きつけられる、 そう思うんだけど どこか気が進まない… そんな時無理してやらずに 少し放置しておくと ふと気がつくことがあります。 ああ、これは 不足感からきていたものだった、と。 今の自分は何か不足している これをしたら、これを手に入れれば この気持ちはなくなるかもしれない そうやって何かに期待して やってみたもの・手に入れたものは いっときは満足感を得られるも

          不完全な自分に丸をつける

          自分の森にやってくる人

          5年以上前かな。 それまでの人生で 三本指に入るくらい深く落ち込んだ時 自分がどうやって立ち直っていったかふと思い出した。 自分のことが嫌いで嫌いでしょうがなくて ああもうこんな自分なんて大嫌いだ! って思った時、 ふと家族や友達、 私が好きな人達のことが頭に浮かんだ。 こんなにも私は私のことを嫌いなのに 私が好きな人たちは、 私のことをいいやつだと言う。 私のことを好きだと言う。 自分のことをどんなに嫌いでも その人たちに、いいやつだと言ってもらえる私は そん

          自分の森にやってくる人

          自分の考えなんていくらでも曲げられる人でありたい

          昨夜夫とちょっと揉め事があり、 本当は色々言いたいこともあったけど 夫は翌日学会を控えているので この揉め事は今じゃない方がいい気がする と思って、さっと切り上げて終わりにした。 そして翌朝にはケロッといつも通りの朝がやってきた。 よくもまあ、こんなことが 自然とできるようになったもんだ。 (この頑固な私が!) 以前の私だったら 始まってしまったらもう 納得するまで話したくなるのに。 だけど結婚してからよく思う。 変な意地をずっと抱えて しょうもない喧嘩を 度々す

          自分の考えなんていくらでも曲げられる人でありたい

          帽子をめぐる冒険

          この夏、2回も帽子を買わされてしまった。 私は自他共に認める帽子がなかなか似合わない人で、身体の中でこの丸い顔が一番存在感があるせいかどうも帽子を被ると面白くなってしまう。 特に最近流行っているキャンバス生地のバケットハットなんて帽子を載せた雪だるまになってしまう。(特に黒は駄目だ) 隣にいた夫も、接客に来た店員さんも感情を押し殺した顔をする。 それでも、日差しが強い上海の夏。私はどうしても帽子が欲しくてお店で見かけるたびに被ってはみるもののいつも悲しい気持ちでそっと