ゲンロンαの書評で「まなざしの革命」を取り上げられました
東浩紀さんが主催されるゲンロンαの書評で“拙著「まなざしの革命」を取り上げて頂いたようです。評者は文化人類学者の小川さやかさんで、アフリカなどのフィールドワークをされておられる方のようです。
面識はありませんがとても鋭い評論で、丁寧に拙著から内容を拾って頂いた後に、少し問題提起もされておられます。
ポイントは以下の4点と理解。
・日常生活の中でどのようにしてまなざしに革命を起こすのか
・人は何らかのまなざしにとらわれており、完全にニュートラルになることなどできないのではないか
・他者のまなざしをデザインする危うさがあるのではないか
・長いスパンでまなざしの革命を捉えるべきではないか
どれもまさに本書の紙幅では書けなかった部分。それは別の著書である「まなざしのデザイン」と、宗教学者の鎌田東二先生との対談本「ヒューマンスケールを超えて」でいずれの問題にも触れている。
いつか機会があれば直接ディスカッションなど出来れば互いの理解も深まりそうだなと思いながら、本書にエールを送ってもらえたことに心より感謝。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?