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ペンちゃんの星空🐧🌟①

「今日は見れるかなぁ・・・。」
星空を眺めながらペンちゃんはつぶやきました。

「流れ星っていう星があって、お願いすると願いが叶うんだって。」
そんな話を聞いて以来、
見晴らしのいい丘に毎晩やってきては、
流れ星を探しているのでした。

「今日もあの子、来てるね。」
毎晩探しにやってくるので、
お星さま達はペンちゃんのことをすっかり覚えて、
いつの頃からか見守るようになっていました。

そうとも知らずに、ペンちゃんは今日も流れ星を探しています。

「どうすれば見つけられるのかなぁ。」
そうつぶやいた時、
大きく光る一つの星が、ペンちゃんに声をかけました。

「どうしてそんなに流れ星を見たいの?」
「えっ!お星さま、僕とお話してくれるの?!」
驚きと喜びで羽をパタパタさせて飛び跳ねるペンちゃん。

そして、ずっと知りたかったことを尋ねてみたのです。
「流れ星にお願いごとをすると叶うって本当?」
その言葉を聞いて、お星さまは少し考えてから
「それは半分本当で、半分は違うのかもしれないね。」
と答えました。
              《つづく》

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この絵は、音声配信で詩の朗読を聴いた時に、
その詩からイメージを広げて描いたものです。

すると、この絵を見た別の配信者さんが、
絵やペンちゃんのキャラクターからイメージして曲を作ってくれました。
その曲や歌詞からイメージして書き始めたのが、この物語です。

音声配信の世界で、
絵を通してコラボができるとは思いもしませんでした。

詩→絵→音楽→物語という、
バトンリレーのようなコラボレーション。
そして、
作り出された音楽や歌詞を、
歌や演奏や朗読でのコラボとして、
いろんな方がさらに広げてくれました🌈✨

このようなチャレンジができたのは、
これまでにnoteでのコラボ経験があったからです。

私が🐧の絵を描くことすらしていなかった時から、
いろんなクリエイターさんが🐧の絵を描いたり、
物語を作ったりして下さったおかげで、
「そんなことができるんだ✨」
と、いろいろ学ぶことができました。

もし音声配信だけで、noteをやっていなかったら、
今回のようなコラボは生まれていなかったと思います。
クリエイターとして、または読者として、
関わって下さったすべてのnoterさんに感謝の気持ちでいっぱいです🍀

ゆっくりペースになると思いますが、
これから物語の続きを書いていきます。

たとえ今どんな状況にいるとしても、
読んで下さる方が少しでも温かくて優しい気持ちになれるような、
そんなお話にできたらいいなぁと思っています。

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