見出し画像

石ころの見わけ方①

もうすぐ夏休み始まりますね~💦
在宅ワーク、進まないだろうな、、、とちょっと憂鬱ですが、子供と一緒に夏休みを楽しめるのもあと数年。だから、その数年は心から楽しもうというのが私の考えなので、夏休みの自由研究、読書感想文、絵日記、全力でサポートしますよ!

まずは、自由研究第1弾。公園や河原で拾ってきた石が何の石なのか調べたいとの事なので、石ころの見分け方について事前にちょっとお勉強。石について真剣に考えたことがないので、小学生向けの簡単な書籍を読み進めてみるが、石ころ奥深しです。チンプンカンプンなので、順にまとめてみます。

まず、「鉱物」と「岩石」の違いです。
「鉱物」とは、「特定の化学組成を持った結晶」のこと。
「岩石」とは、様々な鉱物の集合体。

わかりやすく言うと、岩石である花崗岩の中には、石英や長石、黒雲母などが入っています。それらが鉱物です。花崗岩は、割っていくと石英や長石、黒雲母などの鉱物に分かれます。でも鉱物である石英や長石、黒雲母などは、どれだけ割っても石英と長石、黒雲母のまま。これが大きな違いです。

では、「鉱物」はどうやってできるのでしょうか?
花崗岩の場合でいえば、鉱物ができるのはマグマが冷えて固まるときです。その液体であるマグマが固体になるときに、マグマの中の元素から結晶、つまり鉱物ができていきます。

押さえておきたい鉱物は、7つ。
1. 石英(無色)
2. 長石(無色)
3. 黒雲母(有色)
4. 角閃石(有色)
5. 輝石(有色)
6. カンラン石(有色)
7. 磁鉄鉱(有色)

へ~、そうなのか!と大変勉強になります。
で、次から本題に入ります。

岩石は、でき方によって大きく3つにわけることができます。
①堆積岩
水や風によって石の粒や砂などが運ばれ海底に積もり、何万年という長い時間をかけて固まった岩石のこと。運ばれる途中で粒同士がぶつかり、角が丸くなっていることが多い。化石が入っていることがある。
上から押されることで海水も抜け、粒と粒のあいだが詰まってやがては固結していく。
川の流れによる浸食作用で山から削られた岩石が、砂などの細かいかけらとなって、そのまま川の流れと一緒に海まで運ばれてくる。よって、仮にその山が火山だとしたら、堆積していく砂はもともと火成岩だったということになる。
すべての山が火成岩だとは限らず、日本みたいに地殻変動が活発なところでは、一度海底に積もった堆積岩が、長い年月のあいだに隆起して、再び山になり、そのうちまた侵食されて、海に流れこんでと、同じ堆積岩が山と海のあいだをぐるぐる回っているということも考えられる。
②火成岩
熱で石がどろどろに溶けているマグマや溶岩が、冷えて固まった石。角ばった粒(鉱物の結晶)が含まれていることが多い。化石は入っていない。
③変成岩
火成岩やたい積岩などが変成してできた岩石。火成岩やたい積岩などの岩石が造山運動や火成作用などによる熱や圧力などの変成作用を受けて再結晶し、岩石の鉱物組成・組織・構造などが変化して生じた岩石。化石は入っていないことが多い。

石ころの見分け方② https://note.com/flowercafe_47/n/n85026e15ce4e
石ころの見分け方③ https://note.com/flowercafe_47/n/n26dc28a81412
石ころの見分け方④ https://note.com/flowercafe_47/n/n87a61d44ad8c


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?